東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

ドイツ人というよりかはブラジル人な一日

2015年02月26日 07時31分52秒 | Weblog

 

こんにちは。

 

お久し振りです。

一年スナイプクルーの上村です。今は、週五練習のうち土曜日曜の二日間を小網代で過ごし、残りの三日間を八景島で過ごすという合宿生活を送っています。

仰秀では、昨年秋の全日本以来、バウマンをしておりますが、今回は、マッチレースということもあって特にプレスタートでの役割が重いです。また、今回は、全日本のときと異なり、前3人が全員一年生で、しかも仰秀クルー歴のあまり長くない二人なので、自分の動作に集中することと同時に他のクルーの動作にも気を配る必要があります。一番前に乗っていると、なかなか後ろの様子気づけていないということが、最近よくわかるようになってきました。気をつけていきたいです。

また、仰秀チームでは今週から動作を動画におさめてあとでチェックするため携帯電話と自撮り棒?を使う新しい試みを始めています。今週の動画は、さっそくFBにアップしていると思いますので、そちらも是非ご覧になってください。

仰秀の活動は、現在、同乗してくださるOBの方々の多大な協力によって支えられております。これまでのご支援に御礼を申し上げるとともに、今後も何卒宜しくお願い致します。

ディンギーの24日、25日の練習も参加しました。24日は、月曜ということもあり本来オフの日ですが、特別に出艇を許可されたので練習ができました。朝から南風が非常に強く、気温も15度を越える、天気となりました。午前中一杯をかけて艇の整備をし風が落ち着くのを待ちました。そして、午後1時ころ赤旗が降りたので、出艇しました。スナイプ、470各2艇ずつ出し、マークは打てないのでタック・ジヤイブを中心に練習しました。ひさしぶりの強風だったので、色々ところにボロが出てしまいました。まず、470スナイプともに1艇ずつがトラブルを起こしてまともに走れなくなりました。まともに走れる方のスナイプも、私が乗っていた船なのですが、ジブカムが吹っ飛んだりしました。結局、強風でも耐えられるように整備はするものなのに、午前中にやった整備はまるでなっていなかったということが明らかになってしまいました。この日の配艇は

、470 中尾、柏木 間邪、師田  

スナイプ 菅原、上村 山本(松山)、江村 

でした。

 

翌25日は、北風の順風が吹いて朝から充実した練習ができました。午前中は、タック、ジャイブ練習をして海面に向かい、サークリング、上回航練習、下回航練習をしました。スナイプチームは、一年生スキッパーが二人出ましたが、下回航でマークを閉めるなど、クルーの目からみてまだまだできていないと感じられました。どうしたら、もっとうまく回れるのか考えて、クルーの方からジャイブのタイミングなどをアドバイスしたりと練習中にもっとスキッパーのことに気を配るべきだと感じました。

午後は、風がもう少し落ちました。スタート練習コース練習を主体に、成蹊大学と合同で練習しました。午後は、淡青から見ていましたが、スタートはまだまだ思うようにできていないということがはっきりと判りました。スタートを改善するには、ダブルタックの動作やクルーの逆ジブの張り方など、動作的な練習の必要性とともに、スタート何分前にはこの位置にいたら主導権を握れるとか下の船との間をどのようにするかなど、イメージができていないという問題とがあるように感じました。スタート練習をしていくなかで、この日も改善が見られるところもあったので有意義な練習にはなっていたと思います。成蹊大学さんありがとうございました。

 

あっ、タイトルですけど、ブラジル人は、スナイプ乗るときジブをカムらないでトリムするみたいですよ…つらかったです