東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

初スキッパー、初レース

2014年07月20日 17時12分41秒 | Weblog
こんにちは

スナイプスキッパー2年の松山です。
今日は海の日なのに海には行かず、学連が今度から導入するマリンVHFの免許取得のため、学連の無線免許講習会に来ています!

遅くなりましたが、先週の七帝戦の感想を少し書きたいと思います。
実は七帝戦は僕にとって初スナイプ、初スキッパーでのレースだったので、…もし、遅かったらどうしようと
、少し緊張してのぞみました。

…その不安は的中してしまいました。(もしくはそんなことばかり考えていたから、そうなったのかもしれません。)
初日は十川さんと乗って、5レースが行われ、微風だった始め3レースは僕がスキッパー、やや強風だった残り2レースは十川さんがスキッパーで乗りました。
1レース目はまだ、ましな成績で8位でしたが、その後は10位などを連続でとってしまいました。
二日目は微風で1レースだけでしたが、成田さんにクルーをやっていただいて乗りました。このレースは1上こそ3位回航でしたが、その後、7位まで転落してしまいました。とはいえ、8位とは2レグ近い差がありました。

この差が、何故ついたのか、どうやれば、二日目のように走れるのか、それが今回の遠征での一番の課題だと思います。

まず、思いつくのは、艇速、コースの違いです。
特にコースに関しては一日目は明らかに失敗していました。また、艇速もスタート直後のクローズで上の船に被されるなど、遅さが目立ちました。

また、一日目は僕は舵を持ちつつもコース等を考えながら乗っていましたが、二日目は成田さんに他のことは全てお任せし、僕は舵にだけ集中しました。

もちろん、僕自身のコースを引く能力やセーリング能力不足も大きく関わっていると思いますが、霜山監督やLBの松田さんにお伺いしたところ、舵に集中できたか、が大きいと言われました。たしかに、一日目は上りすぎで止まってしまうことが多かったですし、他に考えることが多かったです。

とはいえ、現実には秋のインカレは一年生と乗ることになるため、クルーに成田さんのような能力を期待することは出来ません。そこで、いかにして自分が舵に集中してのれる環境を作るか、もしくは、いかに舵以外のことを考えてもぶれずに走れるか、という点がこれからの課題になりそうです。

とても不甲斐ない結果に終りましたがご支援いただいた皆様、ありがとうございました。

追伸
昨日の午後は夢の島マリーナへ↓こんなものを見に行って来ました!

toro34というカタマランです!
詳しいことは先月号のKAZIに載っています。
昨日は軽風過ぎて(かっとぶカタマランも軽風だと接水面積が大きくなってモノハルより遅いらしい)乗れませんでしたが、オーナーから色々とお話を聞けました。









新入部員自己紹介15 野田 瑛里華

2014年07月20日 16時32分06秒 | Weblog



自己紹介ブログも最後となりました。
聖心女子大学一年の野田 瑛里華です。
出身は長崎の海星高校で、元々男子校の高校だったので野球やサッカーなどのスポーツが強い高校でした。
私も甲子園に応援行きました!

小学3年から毎週ヨットスクールに通い、OP級を主にレース等に出たりしてました。小学6年から辞めるまではシーホッパーに乗ってましたが、中学でテニス部に入り、部活ばっかりだったので腕は試合に出ても下から数える方が早かったレベルです………
昔からいろんなことをやるのが好きで今もいろんな教室に通ってます( ^ ^ )好機心は誰にも負けません!

なぜ東大ヨットに?ということですが自分でもよくわかりません…
ですが、周りより一足早く大学が決まり、学校が海辺だったので、別の高校がヨットの練習しているのを見て、ヨットまたしたいな~と思い、ずっといろんな大学のを調べてたのですがインカレ等の仕組みが分からず、4月になってチラシを見て東大にヨット部あるんだ!他大学でも入れるんだ!気になる!という感じで即決で決めました。


今は学内の寮に住んでます。その為門限や、外泊の届け出が出せなくて参加できなかったり、長期休暇の際は寮自体が閉まるということで、なかなか参加できない日々がこれからも続きそうですが、よろしくお願いします。

私の母が、栄養系の仕事や料理教室をしているので、メニューのアドバイスもらいながらこれからがんばって行きたいです!

そして何より部員皆様がいい環境の中で練習が出来るように頑張って行こうと思います!



これで新入生全ての自己紹介が終わります。


それでは皆様これからもどうぞよろしくお願いします!



本日の練習報告&七大戦を終えて

2014年07月20日 01時09分44秒 | Weblog
二年の青木です。本日の練習報告です。

4175成田金田さん→森本さん宇佐美
4096間邪海野→間邪金田さん
3894谷森本さん→谷中尾

29604松山中尾→松山松田さん
29279十川宇佐美→園田(松本さん/上村)
28511午後のみ十川(上村/松本さん)

淡青青木松田さん上村→青木海野

今日は七大戦の反省もあって、動作の見直しを練習のテーマに、午前中はサークリングと上下をしました。午後も同様の練習を予定していましたが、雷雨により練習海面に着いたと同時に曳航で帰ることとなりました。終始下オン~インデッキで風は無く、午前中汚かった波も午後には無くなりました。

試験期間中ということで一年生の大半を欠く練習でしたが、LBの方々が4名来てくださりこれほどの艇数を出せました。また夜には霜山さんが来てくださり、部員とミーティングしました。ありがとうございました。

練習に関していえば、例えば動作をテーマにした練習でもただ漫然とサークリングするのでは無く、とにかく小さく回ることや一回一回加速を意識するなどそれぞれの艇で明確な目標を持って練習することが不可欠で、またそれを艇同士で共有出来れば練習の効率も上がるのではないかと思います。
スナイプにしろ470にしろ、乗っている一年生はまだ正解の動作がイメージ出来ていないような印象を受けたので、陸で上手い人の動画を見たり、近くを走る上手い人の動作を見て先輩に質問するなり、身の回りの活用出来るものをもっと積極的に利用して上手くなって欲しいです。

夜のミーティングでは霜山監督と今後の練習の方針について話し合いました。いかに自分達が(今日含めて)明確な目的意識もないまま漫然と練習していたか気付き、また今後の方向性を具体的に理解出来たという点でとても有意義なミーティングとなりました。僕達の代は、乗ったら乗った分だけ上手くなる時期はもう過ぎたのに、これからさらに効率良く上手くなるための工夫が足りておらずもどかしさを感じていましたが、今日具体的な目標と普段の練習での意識のあり方に対して答えが出たことで、全員が明日からの練習を楽しみにしていると思います。霜山監督、ありがとうございました。

さて、先日行われた琵琶湖での七大戦、僕は初日はスナイプの、二日目は470のクルーとして出場しました。スナイプクルーとしての経験は未熟だったのですが、細かい動作は別にして、ヨットとして基本は同じことだろうと考えていました。しかし思うように船は走らず、そのことに対して効果的なアドバイスが出来るわけでも無く、ヨットの基本さえもまだ理解出来ていなかったのかなと思います。二日目は谷と出たのですが、一上でコースを外し大幅におくれを取るも、谷のおかげでフリーで多少挽回するといったレース内容で、クルーとしては本職の方でも結果を出すことが出来ませんでした。2年後には前を走れるように、日々の練習に集中したいと思います。七大戦で応援に駆けつけてくださったLBの皆様、ありがとうございました。結果で報いることはできなかったのですが、今後につながる充実した遠征となりました。
七大戦に来てくれた一年生のみんなもありがとう。部に活気と笑いをもたらしてくれたり、マネージャーが作るご飯が美味しくて昼着が楽しみだったり、一年生がチームに与えてくれるポジティブな要素は多くあって、七大戦でもサポート助かりました。僕達が一年の頃試行錯誤したことを共有して、僕達より早く上手くてイケてるセーラーになれるよう頑張るので、是非一年生も同期を大切にしながら強かにこれからの日々を過ごして行ってください。