東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

またも微風

2013年12月03日 19時28分57秒 | Weblog
一年クルーの柏木です
一昨日の練習について報告します
配艇は
4301 成田、海野→塩島さん、海野
4175 谷、西田さん/青木→谷、松山
4096 十川、青木/西田さん→十川、林
3894 小森、松山→小森、柏木
3497 間邪、柏木→間邪、成田
淡青 塩島さん、林→西田さん、青木 でした
風はインデッキから上オン程度でした
練習内容は午前午後とも同じで、走り合わせで海面まで行った後、サークリングと上下のラウンディングを行いました。
上下では各艇が周りの船に対して優位に立つ方策を考えながら走るようになり、些細に感じてしまっていることで追い抜かれていくというのが実感を持ってわかるようになってきました。
反省は第一に、タック時にロールが小さく、起こしに行ったときの加速感がなかったことです。ロールのタイミングもかける位置もあまり改善されていない感じがしています。
第二に上下を回っているときのジャイブでロールをかけ忘れたり、かけようとしてもうまくかからず、スピンが回らずにつぶれてしまったことです。
第三に着艇のためにハーバーへとランニングで走っているときに風を受け損ねて、スピンがつぶれて失速し走れなくなってしまったことです。船が風に対してどんな角度で走っているのかや、どこまでガイバックできるのかを読み損ねているためだと思っています。微風で走ることの難しさを感じています。ある程度の風があればスピンからパワーが抜けたのを感じてはらませなおすことができているのですが、微風になるとパワーが抜けたときにパワーを入れなおすことができず、そのままつぶれてしまっているためです。
原因はわかっているのに解決できていないのは、それを解決する方法がわかっていないためかもしれないと感じています。体を動かすばかりでなく、イメージをしながら頭で考えることも必要だと痛感しています。
東北大戦まで残す練習は今週末のみとなっています。レイラインへののせ方やマーク際の走り方などを重点的に意識して練習していきたいです。
それにしても最近風が弱いことが多く、トラピーズシステムを使っただけで風がそれなりにあるなと感じてしまっている自分がいます。毎年、東北大戦では結構風が強いと聞いていますから一層、強風への勘がなくなっているのではないかと不安になっていたりもします。

今回の練習には塩島さん、西田さんに来ていただきました。ありがとうございました。