東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

六大戦が行われました

2010年09月13日 18時10分19秒 | Weblog
小山です。
9月11日、12日に葉山で秋季六大学戦が行われました。
結果は次の通りです。

  大学名    470級得点 スナイプ級得点 合計
1位 早稲田大学 140点 149点 289点
2位 慶應義塾大学 141点 157点 298点
3位 法政大学   216点 132点 348点
4位 立教大学 241点 227点 468点
5位 明治大学   320点 217点 537点
6位 東京大学  340点 315点 655点

個人成績
470級(参加艇数23 うち5艇がオープン艇)
松木/武尾 9-19-17-12-15-12-19-11
東郷/小山 21-17-19-10-19-18-20-BFD
川口/金田 18-15-18-19-16-14-17-BFD

スナイプ級(参加艇数24 うち6艇がオープン艇)
伊東/石川 23-3-21-21-24-20-24
塩島/川村 20-24-23-23-22-21-20
田島/宇田川 19-21-16-13-13-13-16


470級に関しては、1日目5位でしたが順位を落とす結果となりました。チームレースにおいて文字をつけてしまったことが決定的でした。
レース後のMTGで各艇の課題を話し合った結果、
松木艇→クローズ
東郷艇→マーク回航、フリー
川口艇→微軽風、コース
となりました。
また各艇共通の課題としてスタートも挙げられました。


今回の六大学戦で感じたことは、上位艇とは圧倒的に実力の差があるということです。
コース、マーク際の戦術においても、またスピード(特に波のコンディションが悪いときや風の変化・フリーの角度変化におけるトリムの速さ)などにおいてかなりの壁を感じました。
このレベルの大会では、1上がよくても要所要所で抜かれていく結果となりました。


自艇の課題として特に自分が感じたのは、上述のようにマーク回航とフリーです。

マーク回航に関しては、艇が密集したときに上マークとサイドマークで大きく順位を落とす結果となりました。普段の回航練習では艇数が少ない中での練習となっており、他艇を意識した位置取りを練習中から考えられていなかったことがレースの局面で露呈する結果となりました。
今後は他大とのマーク練・五大戦への参加を通じて練習中から意識していきたいと思います。また、1艇で回航するときも回航後いかにすぐにベストスピードに乗れるか、上マークでどこまで落としきれるのか、サイドでどこまで上れるかなど、スキッパーと話し合って課題を明確にしながら練習していきたいと思います。


フリーに関しては、リーチングでのスキッパーのメイントリム、ランニングでの自分のスピントリムがまだまだ改善できると思っています。漫然と走り合わせるのではなく、毎回少しずつやり方を変えながらベストのトリム位置を見つけ出していきたいです。
あと、チョッピーな海面でランニング中に船がたたかれることが多く悩んでいます。
誰かアドバイスを下されば嬉しいです。


あとインカレまで1カ月を切りましたが、意識を高く持って練習に励んでいきたいと思います。



3年 小山慧