音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

音楽療法

2016-07-04 09:57:36 | 民族楽器
先週末に、大学で音楽療法の講演をしました。1時間しかなかったので、実技編の時間が余り取れず、残念でした。終わってからもしばらくは、関心を持たれた方が集まり、楽器の解説などをしていました。やはり楽器の好きな人は多いように思いました。中々それに触れる場所がないように思います。また、楽器というと、西洋楽器ばかりを考えてしまいます。学校での教育がそうなっているので仕方ないのでしょうが。それでも最近は、邦楽なども授業に取り入れるようにはなってきているようです。でも、社会自体から姿を消しつつあるように思います。勿論、完全に消えてしまうことはないでしょうが、身近に接する機会は減っているように思います。琵琶など、どこで演奏してもほとんど初めて見た、聞いたという人ばかりです。今の社会は、グローバル化とか言われていますが、グローバルはいいのですが、ローカルの良さも残って欲しいと思います。多様性を失った文化というのは、底が浅いように思います。ところで、今回の講演会の最後に、今度の琵琶の演奏会の宣伝をしてきました。少しでも関心を持った人が来てくれるとうれしいのですが。今週末は、蒲郡で琵琶の集まりがあります。色々な流派の人が来るので楽しみです。泊りがけなので、夜遅くまで琵琶談義ができます。演奏は一人10分以内なので、毎日時間を計って練習しています。来年、平清盛関連の曲を頼まれているので、今資料を探してきては読んでいます。源平盛衰記も久しぶりに読み始めました。こういう時は、図書館は便利だなと思います。もっとも、市立図書館レベルでは、取りよせをしないと、自分のテーマの資料を十分には集められないようですが。
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