音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

無料コンサート

2024-01-16 10:06:39 | 民族楽器
先週末、近所であったクラシック音楽の無料コンサートに行ってきました。ものすごく練習をして、多くの競争に勝ち残って、音楽大学を出ても、有料のコンサートは中々できないようです。音楽で食べてゆける人はほんのわずかなのに、毎年多数の音大生が卒業します。コンサートのハードルが高すぎるような気がします。若手の落語家などはちょっとしたスペースがあれば落語会をしています。個人の家ででも開かれています。ピアノを持っている家はたくさんあると思うので、そのような場所でサロンコンサートが気軽に開かれることができればよいなと思います。例え1000円で料金を取って、有料のコンサートを気軽にできれば、演奏の機会が増えて実力もつくだろうし、多少なりともお金が入り、口コミででも応援してくれる人が増えるでしょう。ただ、1000円を払ってでも聞きたいという人がどれだけいるかということもあるかも知れません。落語ならば近くで生の話が聞けるという
のは魅力的か知れませんが、クラシック音楽というのは少し敷居が高いかも知れません。昔であれば、多くの女子はピアノを習っていました。でも、続ける人は余りいなかったと思います。音大にでも行く人は別として、ほとんどは途中でやめてしまったと思います。町で聞こえて来るピアノの音もバイエルなど練習曲ばかりで、ショパンやベートーベンなどの音楽が聞こえてくることはほとんどありませんでした。教養のためといって、親も聞かないクラシック音楽を習わせても長続きしませんでした。余り身近な音楽ではないようです。そういう意味では落語の方が身近な芸能と言えるのでしょう。それからすると琵琶などはもっと縁遠いものになってしまいますが、もっと身近なものになったらいいなと思っています。ところでクラシック音楽のコンサートのパンフレットは、卒業した学校、コンクール、師事した先生の名前などが羅列されていますが、単純に今の私の音・音楽を聴いて下さいということではいけないのでしょうか。
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