音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

リモート演奏会

2021-02-15 12:19:57 | 民族楽器
先週の土曜日は久しぶりに演奏会に出演しました。琵琶で「コロナに負けない琵琶の調べ」という曲を作り演奏しました。それから、3D尺八で合奏に参加しました。ソーシャルディスタンスを保ちながら、接触を減らしての演奏会でした。もちろん打ち上げもありませんでした。電車はそこそこ混んでいました。町の人混みもそこそこというところでしょうか。曲に寄せる思いとして、「非常時には歌舞音曲は不要不急のものとして自粛を求められます。今医学では、非常時の早期から心のケアをすることが常識になっています。非常時に芸術活動が必要とされる時代が来るのではないか」というようなことを書きました。つらい時にはお笑いを聞きたいという人も多いと思います。人のニーズは多様なので、画一的な対応を取る必要はないと思います。特に日本は周囲の雰囲気を読んで行動しないと非難されてしまいます。先日の森会長の発言にしても、その場でおかしいと言える人はいなかったようです。そのようなことをする人はそもそも委員に選ばれないのでしょう。会長の言うことに反論せず、議事を速やかに進行させる人ばかりなのでしょう。時間のかかる女性などはもってのほかということでしょう。そしてオリンピックには森会長のような人が相応しいのだと思います。今のオリンピックはそのようなものになってしまっているように思います。スポンサーや政治家のためのスポーツの祭典なのでしょう。経済的な面が優先され、その手段としてアスリートが使われているだけのことでしょう。と、思わず話が脱線してしまいましたが、芸術にしろスポーツにしろ、今までは当たり前のように思われていたものも、このような事態になって初めて、できることが有難いことなのだなと気が付きました。
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