チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

落陽

2019年09月06日 | 犬の戯言


落ちる夕陽、

落陽を、身も心も、

受け過ぎですので、

せめて、目だけは逸らせています。





すってんてん、の爺さんと、

落陽は見たくない、

と思っていたのです。

おまけに、身を持ち崩した爺さんです。

そんな爺さんと、不本意ながら、

落陽を見ていたのでございます。

秋の夕暮れは、ものを思うため、にあります。

この国も、あの国も、そうですが、

この身も、この心も、

どこに、行ってしまうのでしょう。

秋、あきー。

もうひとつ、あきー。





あれもこれも、

あるもの掻き集めて、いろいろ入っています。

身も心も、ざわつく時期には、

こういうのが、ぴったりです。

*落陽は、吉田拓郎さんの、お歌の題名です。
 その中に、爺さんが出てくるのであります。
 尚、それでも、ここに書いている爺さんとは、
 哀哉、私の父のことでございます。
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