漱石先生ではないのですが、いやはや、人の世は、
面白すぎて、困ることばかり、起きてしまいます。
それでも、詩も、画も、生まれてこないのだから、
此処に至っても、悟れていない、ということです。
それにもまして、漱石先生の言う、
「人でなし」ばかりが、蔓延ってしまう世の中ですので、
最早、「人の世」ではなくなっているのかもしれませぬ。
もし、この世が「人でなしの国」でないならば、
終いには、私が、「人でなし」のような、気がします。
恐らく、それに違いは、ないのです。
青いお空に、これぞ正しく罰点です。