またしても嵐の夜がやって来ておりました、
これからもまた雨風は強まるような予報でございます、
お出かけの日なのに困ってしまいます、
昨日はすれ違いの一日でございました、
こんなことは私思うに、
まあ世間ではよくある話ではあるのですが、
父曰く余りにも劇的というか悲劇的、
いやいや泣くにも泣けない、
悲喜劇的な出来事であったと言うのでございます、
そりゃそうかも知れませんが、
それは飽くまで本人だけの個人的な問題に過ぎないわけであります、
父の出来事を私が真に共有することは、
残念ながらかなり困難です、
父はなんで理解できないのかと私を叱ります、
でも解らないものは解らないのであります、
それがこの世の悲しいところでもございます。