梅雨も明け、暑い日差しとともにやって来ました毎年恒例相鉄スタンプラリー。
本日は相鉄が定期的に発行している「駅からさんぽ」Vol.9 夏号に紹介されている鶴ケ峰ー上星川、爽やか水辺のせせらぎさんぽコースにチャレンジ!
スタートは鶴ケ峰駅。記念すべき2010年スタンプラリーもスタート。
鶴ケ峰駅の南口は再開発が行なわれ、数年前に比べると高層マンションが建ち、周辺も整備されきれいになっています。
以前にはなかった長い歩道橋が造られていて、だらだらとゆるやかな登り坂を歩かないでも行けるようになっていて、スタートとしては楽をさせてもらいました。
以前のイメージで最初から坂道をのぼるのはつらいなぁと思っていたので、道路計画した方々に感謝!
右側の歩道を歩きながら鶴ヶ峯小学校前の信号を渡って、急な下り坂の手前を左折。
角に立てられていた標柱を見ると第一ポイントの「嶋崎金子稲荷社のタブノキ」への案内が書かれており、側面には「コース1 帷子川沿いの公園と畠山重忠ゆかりの遺跡を訪ねて」と書かれていましたので、旭区の区役所のサイトで後日確認してみようかと思いながら、地図と標柱の指示に従って歩いて行きます。
40メートルほど歩いて右折、突き当たった所の階段を下り、新幹線のガードに突き当たり左折。そこから100メートルほど歩いた左の民家の間の道(右画像)を入って行くと「嶋崎周子稲荷社」
判りにくいので見落とさないようにと書かれていますが、確かに入口には案内表示もありませんし、そのまま進むとどなたかの家に入り込んでしまいそうで、普通の人は気付かないでしょうね。
未舗装の爪先上がりの道を進んで行くとその先に小さな鳥居が見えて来て、間違いなかったと一安心。
鳥居の左手前に大きな幹のタブノキがありました。横浜市指定天然記念物だそうです。
幹なのか、根がせせり上がっているのか、何本もの木が合わさっているように見えます。推定の樹齢は約300年。立派なものです。
ただ、先程の標柱に書かれた畠山重忠ゆかりの遺跡にどう関係しているのでしょうか?畠山重忠といえば、鎌倉幕府の初期に活躍した武将ですので、年代が全く合いませんねぇ。
そのような疑問は置いといて、来た道を戻り、ひたすら地図に記された道を歩いて行きます。
日差しはほぼ、真上から照っていますので、木陰もなくアスファルトからの照り返しで吹く風も熱く、今日は散歩日和とは言えなく、頭の中はどの時点でコースを回る事を諦めて撤収しようかと思いながら、歩いて行きました。
汗だくの中、やっと公園がありました。小さな公園ですが、木陰はあります。西川島町公園です。ただ、あまり心地好い風が吹いておらず、少しだけ歩くペースを落として次へ。
再び、アスファルトの照り返しで暖められた熱風の吹く道をとぼとぼと・・・。
今度こそ、体を休める事ができると思い、田原橋公園へ到着。この公園は河川の改修工事で埋立てた帷子川の跡地に作られた公園で小川が流れ、所々に母屋があり、水のせせらぎを楽しむ事ができます。
西谷側の出入口にある母屋には灰皿が用意されており、本日初めて一服をしつつ、休憩!
川も近い事ですので、吹く風も少し涼しくなっていました。汗を拭きつつ休憩し、次なる目的地へ出発。
学校橋を渡り、しばらくは帷子川に沿って歩きます。
途中、田圃を貸し出しているのでしょうか、ほどがや元気村と書かれた看板が立っており、スケジュールが書かれたボードもありました。
農業の体験学習?私としてはメダカやドジョウ用に土とプランクトンたっぷりの水を頂きたいところですが・・・。
橋の手前を右折して、爪先上がりの坂道へ。信号のある三叉路の左手に公園があります。この公園は移転した横浜市立川島小学校の跡地を利用してできたもので、保育園と運動場があり公園の奥にあるのは、この地域の鎮守である杉山神社。
公園の脇道を通って、神社の境内を抜けて参道の階段を下りて、陣が下渓谷公園へ。
渓谷という場所から少しは涼しい、爽やかな風が吹いているのではないかなぁと期待していたんですが、見事に期待はずれ!
窪地で風がどこか別の場所へ行っているようです。木々の密集した場所では、風が遮られるのか日差しが防がれているだけ暑さが和らいだだけで、ジッと見つけたベンチで休んでいても涼しくはなりません。出口付近にはトイレもあるので、水道で腕でも冷そうと休憩もソコソコに出口へ。
水道の蛇口をひねり出て来る水は最初はお湯!じょじょに冷たくなって来ますが、日差しの強さを現しているかのようです。
暑さで歩き続ける気はなくなり、横浜水道記念館のあるこの西谷浄水場で休憩したら、残りの公園を回らずに帰ろうと心に決めてやって来ました。
正面の噴水ではこの季節、水遊び場として解放されているらしく、近所の人達でしょうか、子供を遊ばせていました。
その姿を見ながら、飛び込んで全身、冷したいと思いました・・・。いい年した大人が出来る事ではないので断念!
この敷地内では灰皿が用意されているので、先ずは一服!
藤棚になった母屋が敷地内の外れにあるので、そこで休憩。この場所は景色も良く、保土ヶ谷公園の山やみなとみらい地区、新横浜方面まで見渡せます。
日影で山肌を上って来る爽やかな風を受けながらしばし、休憩。タオルで汗を拭き、シャツを着替えてサッパリとして本格的に休憩。カラスの鳴き声はちょっとうるさいですが、クールダウンにはもってこいの場所です。今回の散歩コースではここがベスト!ルートも上星川駅からの浄水場と今回行かなかった公園ルートで上星川駅に戻る巡回コースで良かったのではないかと反省!
休憩して人心地ついた後は水道坂をゆっくり下って相鉄上星川駅へ。
駅の改札を抜けた場所にあるスタンプを忘れずに押して本日は終了。
これからの季節は日差しがキツいので、散歩もコースを考えないと脱水症状や熱中症、熱射病の危険性があるので気をつけないといけませんねぇ。