浪漫亭随想録「SPレコードの60年」

主に20世紀前半に活躍した演奏家の名演等を掘り起こし、現代に伝える

シューマンがホルン協奏曲を書いたのをご存知?

2007年02月12日 | 忘れられた作品作曲家
世の中には知らなくてもよい曲と、知らずにいると「幸せがひとつ足りない」といふ曲がある。ここにホルンと大オーケストラの為の小協奏曲といふ珍しい作品のレコヲドがある。演奏してゐるのは現代の人で、SPレコヲドとは無縁だが、最近、忘れられた作品を偲ぶこのコーナー(カテゴリ)も充実させたいと思ふやうになり、割り込ませてもらった。 . . . 本文を読む

パウル・パブスト「エフゲニ・オネーギンによるコンサートパラフレーズ」

2007年02月12日 | 忘れられた作品作曲家
パウル・パブストは1854年にケーニヒスブルグに生まれた洋琴弾きで、9歳でデビュー後、リストの弟子となった。1878年にはニコライ・ルビンシュタインに呼ばれ、24歳で露西亜の音楽院の教授となる。チャイコフスキーはこのとき和声学の教授として在任しており、交流があったはずである。 . . . 本文を読む