峯岸みなみさんの誤算

峯岸さんの断髪懺悔はAKB48ファン以外にも少なからぬショックを与えている様です。
自称、人権派弁護士からはAKB48の恋愛禁止が人権無視ではないかとのコメントまで出ている。
たかだかアイドルの火遊びに良い大人が騒ぐのはそこにお金の臭いがするからでこの件で裃着てコメントする様な連中はマスゴミのハイエナと思って間違い無い。
大体本人が自発的に断髪した事にケチをつける必要は無い。
勿論、だからその原因となった不始末が帳消しとは行かないであろうが。

マジすか学園に出演するに当たり茶髪を黒髪に染めろと言われて静かに泣き出したメンバーがいました。
年頃の少女に取って今回の断髪が大きな決断であった事は容易に想像出来ます。

AKB48の恋愛禁止はそれがしっかりとした方針であるとは思えませんが市場戦略としてはかなり良い線行ってます。
アイドルが恋愛しないと言うのは古い手とは言えますが定石だからこそ何度も使われる戦術であって方針としては正しい。
CD１枚で10秒弱の時間、握手と会話をする為に何枚もCDを買う側にすれば誰かのお古より新品であって欲しいと言うのは最低限の希望です。
それが塩対応であっても。
コストパフォーマンスを計算すれば同じ秋葉原で同じ金を掛ければ同じ年頃のお嬢さんが添い寝や膝枕してくれる店だってあるのです。

峯岸さんの断髪はその覚悟あっぱれ。
ファンとしては精神的にはリセットされる事でしょう。

でも一方で多くのファンにはあの決して美しく無い、坊主頭で苦悩する峯岸さんの姿が焼き付いてしまいました。
ファンは精神的に高みに達したアイドルと処女性を秤に掛ける以上にあの動画のイメージに左右されるのでは無いでしょうか。
そこに市場戦略から見た場合の峯岸さんに誤算が顕在化しない事を祈ります。

私は峯岸さんファンでは無いので今回の事は正直、全く感慨ありません。
本人もそのファンも大変そうだなと思うだけです。

テッド