AKB48 チームBのファンより

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NMB48『友達』は、山田菜々の卒業ソングか?(ときめき研究家)

2014-11-23 20:00:00 | ときめき研究家
NMB48のシングル『らしくない』のカップリング曲で、全てのタイプに収録されているのが、山田菜々と山本彩のデュエット曲である『友達』だ。

出だしが山田のソロだ。山田の声は、アニメ声というか、幼く甘えるような声だ。次に山本のソロ。山本の声は、いつものようなドスが利いた格好良い声だ。全く違う2人の声が、自転車の右のペダルと左のペダルを交互に踏んで行くように、歌詞の世界を描写して行く。
女同士の友情を描いた歌詞で、スローな曲調に合わせ、強引な譜割りなどもなく、しっとりと聞かせる。「2人はどこか似たところがあるのでお互いのことがよくわかる。これからも共に歩んでいこう。」というような内容を、1曲を通して歌っている。同じような意味のことを繰り返し歌っているので、若干くどい感じがするのが残念だ。

2人の現在の心情に寄り沿ったような歌詞なのだろう。
1期生としてNMB48に入り、3番手の評価ながら全国的な注目を浴びることは少なかった山田は、しかしNMB48のコアなファンからは愛されていたように思う。そしてリーダーである山本も、山田のことを信頼していたのだろう。私はそこまでのバックボーンを知らないが、NMB48のコアなファンにとっては感涙ものの曲ではないか。
「卒業」とか「別れ」とかいう言葉は1つも出て来ないが、やはりこの曲が山田の卒業ソングなのだろう。

山田、山本に横山由依が加わった『太宰治を読んだか』も友情がテーマの名曲で、山田がNMB48に残した業績の1つである。
その意味でも、『友達』は山田の卒業ソングとしてふさわしい。
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