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課長になってからのアイドリアン(ナッキー)

2015-07-28 21:00:57 | アイドル鑑賞論、趣味人、趣味論
課長になってからのアイドリアン(ナッキー)

課長になってからのアイドリアン・ナッキーは、上司からの無理難題のご要望は、合理的にできることは達成を目指して努力するけど、非合理的なことは無視。
「優秀な」会社なので、「優秀な」部長さんにはたくさん出会いました。が、面白い部長にはなかなか出会えず。「優秀な」部長の多くは、会社の利益より、自分の出世を優先させるので、会社の利益のみを基準に行動するサラリーマン・ナッキーは「そんなことやっても会社のためにならない」と勝手に判断して無視してしまう。業務命令違反はしないけど、部長の意向にそった「意味のない」企画を立案しないくらいの無視。

優秀で面白い例外がI部長。I部長からは、こんなことを言われました。
部長さん:ナッキー課長は合理的すぎるから、まわりが委縮しているのではないかね。
ナッキー:課長が合理的な方が課員は働きやすいと思いますが。

部長さん:ナッキー君のよいところを指摘してあげようか。
ナッキー:さて、何でしょう。

部長さん:君は、上司にも、部下にも、同じ態度で接しているよね。さらに言うと、前部長にも、現部長の私にも。
ナッキー:言われてみますと。自分では意識していませんが。

部長さん:サラリーマンで、ナッキー君のように、自然体で会社生活を送っている人は珍しい。自分が部長になって分かったが、部下は部長に合わせて自分を変える。ナッキー君は、変えない。
ナッキー:変えた方がよろしいのでしょうか。

部長さん:それは自分で判断するというのが、君の流儀ではないのかね。
ナッキー:まあ、そうですが、部長の本心が分からないので聞いてみました。

部長さん:君は誰にでも本当に思っていることしか言わないから、信頼されている。それが君のよいところである。部長に合わせて自分を変える部下が本当はどう思っているのかが分からなくなる。
ナッキー:言われてみると。私は出世する気がありませんから、誰にも気兼ねしません。それが評価されているというのは意外です。

部長さん:君は無私の心で仕事をしているように見える。自分を守ろうとしない。
ナッキー:失敗したことを正直に言うからですか。仕事は上手くいかないことがあるのが当たり前。取り繕ったり、人のせいにしたら、プロとは言えません。

部長さん:もっと積極的な意味で、会社に貢献している。イエスマンばかりになると、私も判断を間違えるおそれがあるからね。
ナッキー:意識して、イエスマンを避けているわけではないのですが。

部長さん:冒頭の発言に戻るのだが、ナッキー君の利点が、弱点でもある。みんなが君のように、自由奔放な会社人生を送っているわけでない。そこを意識して仕事をしたらどうだろう。
ナッキー:心に留めておきます。 (あまりにずけずけと発言するナッキーに委縮しているのは、私の部下ではなく、I部長以外の上司であり、他の課長であると、ここで悟る。)


会社という組織は、社員の適性にあった人事をするもので、
出世だけはしたくなかったナッキーは、課長になったけど、次長にも、部長にもならず、専門職的な仕事を続けている。
アイドル鑑賞を続けるのは、(そして家族を養うには)お金は必要なので、首にならない手度に自由に発言する会社生活。

自由に発言するとは、自分のしたいようにという意味ではなく、問題がおこった時に、真に会社の利益を考えて発言・行動するという意味。
問題がおこった時に、真に会社の利益より、自分の将来の出世を基準に行動する人はいる。
出世する気がない(けど仕事はできる)サラリーマンが必要というI部長の言葉は、こういうことを意味していたのかと、思い出す場面にいくつか遭遇。

東芝にはアイドリアンがいなかった。真に会社の利益を考えて行動するアイドリアンが。

ナッキー
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