6月10日一般紙の、選抜総選挙、報道を比較 秋元康がつけるasterisk(KC)
一般紙、扱いの大きい順に紹介する。
分量の単位はセンチメートル。長方形でない記事(東京新聞)は、面積に比較ができるように、同等の面積を縦横で表示した。
産経新聞
紙面:3面・全部で30面
分量:17x27
見出し:グループの“顔”オレが決める AKB48総選挙開票 熱狂の理由は
内容:何故ここまで盛り上がるのか、ファンの声、負の側面もあらわれている、稲増龍夫を取材、21位までの順位
特徴:カラー写真
引用:投票権のためのCD購入をあおるような手法に批判の声もあり、名曲が残るはずの歴代ランキングの価値さえ汚しかねない。
朝日新聞
紙面:37面・全部で40面
分量:17x11
見出し:AKB総選挙 前田さん1位奪還 投票権つきCD、売上145万枚
内容:前田コメント、大島コメント、総選挙の仕組み、21位までの順位
特徴:前田敦子さん、大島優子さんと、さん付け
東京新聞
紙面:16面・全部で32面
分量:11x7
見出し:前田敦子、返り咲く
内容:通信社の記事をそのまま載せた感じ。
特徴:前田敦子一人カラー顔写真
読売新聞
紙面:37面・全部で40面
分量:8x8
見出し:AKB総選挙 前田さん1位
内容:12位までの順位
特徴:写真白黒なるも当日の会場での撮影
毎日新聞
紙面:30面・全部で32面
分量:7x6
見出し:AKB選抜総選挙 前田敦子さん首位奪還
内容:1位前田敦子さん、2位大島優子さん
特徴:前田敦子のカラー顔写真プレス用
日経新聞は、報道なし。
昨年は、一般紙には、選挙結果が載らなかった記憶がある。
今年は、5紙が、報道。
日経新聞には芸能記者はいないのか。来年は経済記者が取材にくるような、イベントに成長するだろうか。
4紙が、結果の報道だけだったのに対して、産経新聞は、分析記事と奮発。基本的なトーンは、批判的であるが、稲増教授の発言で批判を打消しバランスをとっている。
産経の「名曲が残るはずの歴代ランキングの価値さえ汚しかねない」という批判には、基本的には合意する。
しかし、後世の音楽ファン、アイドルファンが、AKB48のミリオンセラーが、「100万人の人がCDを買って、封を切って、聴いたものではない。」事実を忘れるであろうか。
権利販売でないミリオンセラーがこれから続いていけば、ミリオンセラーが封を切っていないCDを含むようになったのは、AKB48以来として、記憶されていくだろう。
英語の世界では、注釈つきの記録を、アスタリスク付き (asterisk * ←このマーク) という。
ある記録が、他の時代と異なる条件で達成された時、同じ記録だけど、記録が成立した条件は異なります、という注記である。
私は、秋元康が、選抜総選挙を始めた、裏の意図は、ここにあるのではないかと邪推している。
アスタリスクをつけなくても、握手会参加権、投票権欲しさにCDを後世の人が忘れないように、選抜総選挙という大がかりなイベントにより、
AKB48のCDは数字としては売れたけど、曲が売れたわけではないので、それ以前のミリオンセラーを比べてはいけないのだと、
いう事実を日本国民の共通認識にして、忘れないように定着させるために。
KC
一般紙、扱いの大きい順に紹介する。
分量の単位はセンチメートル。長方形でない記事(東京新聞)は、面積に比較ができるように、同等の面積を縦横で表示した。
産経新聞
紙面:3面・全部で30面
分量:17x27
見出し:グループの“顔”オレが決める AKB48総選挙開票 熱狂の理由は
内容:何故ここまで盛り上がるのか、ファンの声、負の側面もあらわれている、稲増龍夫を取材、21位までの順位
特徴:カラー写真
引用:投票権のためのCD購入をあおるような手法に批判の声もあり、名曲が残るはずの歴代ランキングの価値さえ汚しかねない。
朝日新聞
紙面:37面・全部で40面
分量:17x11
見出し:AKB総選挙 前田さん1位奪還 投票権つきCD、売上145万枚
内容:前田コメント、大島コメント、総選挙の仕組み、21位までの順位
特徴:前田敦子さん、大島優子さんと、さん付け
東京新聞
紙面:16面・全部で32面
分量:11x7
見出し:前田敦子、返り咲く
内容:通信社の記事をそのまま載せた感じ。
特徴:前田敦子一人カラー顔写真
読売新聞
紙面:37面・全部で40面
分量:8x8
見出し:AKB総選挙 前田さん1位
内容:12位までの順位
特徴:写真白黒なるも当日の会場での撮影
毎日新聞
紙面:30面・全部で32面
分量:7x6
見出し:AKB選抜総選挙 前田敦子さん首位奪還
内容:1位前田敦子さん、2位大島優子さん
特徴:前田敦子のカラー顔写真プレス用
日経新聞は、報道なし。
昨年は、一般紙には、選挙結果が載らなかった記憶がある。
今年は、5紙が、報道。
日経新聞には芸能記者はいないのか。来年は経済記者が取材にくるような、イベントに成長するだろうか。
4紙が、結果の報道だけだったのに対して、産経新聞は、分析記事と奮発。基本的なトーンは、批判的であるが、稲増教授の発言で批判を打消しバランスをとっている。
産経の「名曲が残るはずの歴代ランキングの価値さえ汚しかねない」という批判には、基本的には合意する。
しかし、後世の音楽ファン、アイドルファンが、AKB48のミリオンセラーが、「100万人の人がCDを買って、封を切って、聴いたものではない。」事実を忘れるであろうか。
権利販売でないミリオンセラーがこれから続いていけば、ミリオンセラーが封を切っていないCDを含むようになったのは、AKB48以来として、記憶されていくだろう。
英語の世界では、注釈つきの記録を、アスタリスク付き (asterisk * ←このマーク) という。
ある記録が、他の時代と異なる条件で達成された時、同じ記録だけど、記録が成立した条件は異なります、という注記である。
私は、秋元康が、選抜総選挙を始めた、裏の意図は、ここにあるのではないかと邪推している。
アスタリスクをつけなくても、握手会参加権、投票権欲しさにCDを後世の人が忘れないように、選抜総選挙という大がかりなイベントにより、
AKB48のCDは数字としては売れたけど、曲が売れたわけではないので、それ以前のミリオンセラーを比べてはいけないのだと、
いう事実を日本国民の共通認識にして、忘れないように定着させるために。
KC