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映画『大人ドロップ』鑑賞記。橋本愛は美しい。(ときめき研究家)

2014-04-18 01:00:00 | ときめき研究家
気がつくと橋本愛の出演映画を3本も見ていた。
『桐島、部活やめるってよ』
『俺はまだ本気出してないだけ』
そして今回『大人ドロップ』を観た。朝ドラ『あまちゃん』でも、アキよりユイ視点で見ていた所もあり、もしかしたらファンになっていたのかもしれない。アイドルとして好きなタイプではないのだけど。

『大人ドロップ』はほろ苦い青春映画だ。高校最後の夏に、主人公の少年由(池松壮亮)とその親友始(前野朋哉)は、2人の同級生女子の杏と春(橋本愛と小林涼子)とダブルデートをすることになるが、ふとしたことで当日の朝ダメになってしまう。その後、杏は高校を辞めて引っ越してしまい、モヤモヤした気持ちを抱えた由と始は杏に会いに行く。といったストーリーだ。
自分自身の高校時代と重ね合わせると、共感できる部分もそうでない部分もあるが、自意識だけ強いくせに無力で何もできない、そんな青春のじたばたを見事にすくい上げて描いている映画だと思った。どこにでもあるような地方都市(郡部?)の景色とも相まって、非常にノスタルジックな気分になった。

橋本愛は、高校生の姿、高校を辞めて急に大人びた姿、そして最後に少しだけ出てくる数年後の本当に大人になった姿を見事に演じ分けていた。最初から最後まで変わらない、つまり大人になれない池松と対照的だ。女性の方が早く大人になるというのは、経験上正しい。

春役の小林涼子は、橋本愛とは対照的で、快活なアイドルタイプ。ショートヘアーで、頭の回転も速くて、由とは異性を感じさせないような気の置けない関係といった設定だ。彼女の経歴や過去の出演作などは知らないが、上手な女優だと思う。主演ではないが、キラキラと輝いていて、この映画には不可欠な存在だった。始役の前野朋哉も同様。
それから、回想シーンで小学生時代の橋本を演じる子役は、橋本にとてもよく似ていた。まるで本当に、橋本が小学生だった頃に撮影されていたかのようだった。

余韻が残るラストシーン。杏の問いに由は答えない。どう答えるのかは、観客に委ねられている。観客が自分自身の青春の記憶と照らして、そうであってほしい答えを決めればいいのだと思う。

全く関係がないのだが、「ドロップ」という言葉だけで、香川の地方アイドルきみともキャンディの『想いドロップ』を思い出した。映画のエンドロールには男性ボーカルのハードロックが流れていたが、『想いドロップ』でも良く似合いそうだなと思った。

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