お金持ちが、文化にお金を使う世の中を構築するには(ナッキー)

お金持ちが、文化にお金を使う世の中を構築するには(ナッキー)

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相撲にしろ、アイドルにしろ、文化は、経済(お金)に依存している。
AKB48始まった時にも、スポンサーがいた。秋元康はプロデューサーであり、資金は投入していない。
AKB48プロジェクトに資金を提供した人は、これで大儲けができる、とは思わなかっただろうし、
AKB48が売れなくても、アイドルにお金を使って、楽しんだと思えばよい、くらいの感覚だったのではないか。
AKB48が売れて、売れる可能性が高かったSKE48に投資した人は、儲けるためだっただろう。

地下アイドル、地方アイドルが、そこそこよい楽曲、そこそこ立派な衣装で登場すると、スポンサーがいるに違いないと感じる。
アイドルに、お金持ちが資金を提供する間は、アイドル文化は継続するが、お金持ちがアイドルにお金を使わなくなると、文化としてのアイドルは衰退する。

アイドル大好き、アイドル文化の継承を望むアイドリアンとしては、もっと多くの金持ちが、アイドルにお金を使う世の中にならないかと思う。

例えば、相続税を重くする。
死んだら子孫が相続できる故、生きている間にお金を使わないお金持ちも、
死んだら税金で取られるくらいなら、生きている間に好きなことにお金を使おう、という思考回路になるのでは。

この意見を経済の専門家に話したら、「現状でさえ、他国に比べて、相続税が高いのに、これ以上高くしたら、富裕層は資産を国外に移転して、国が貧しくなる。」

私は経済のことがよく分からないので、資産が国外に移されると、何が問題なのかが理解できない。
日本人の保有する資産が国外にあっても、その方がその資産を日本で使えば、経済は発展するし、雇用も増えるから、問題ないのでは。

日本人の保有する資産が（国内にあっても、国外にあっても）外国で使われれば、日本経済と雇用には貢献しない。
外国人の保有する資産が、外国にあっても、日本で使われれば、日本経済と雇用には貢献する。

資産が保有される国が問題なのではなく、日本にお金を使うだけの「人を引きつける」文化があるかが問題なのでないか。

私は、文化では、アイドルと相撲しか分からないが、いずれもお金持ちが資金・資産を投入するだけの価値（面白さ）はあると思う。

アイドルにお金を使っているお金持ちだけでなく、もし相続税が重たくなったら、アイドルに金を使おうとする金持ち層の資金・資産をアイドル文化に投入させるという仮説はいかが。

アイドル一人に3800万円使う中国人は、選抜総選挙の順位を上げるためにお金を使う金持ち（おそらく3800万円使った人はいないのでは？）より、スケールが大きい。
さすが大国である。

ナッキー