AKB48 チームBのファンより

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『君はメロディー』カップリング曲を聴く。(ときめき研究家)

2016-04-06 22:22:48 | ときめき研究家
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『Maxとき315号』(NGT48)。
既に絶賛する記事を書いたが、聴けば聴くほど好きになる。ミュージックビデオの新潟の街に積もった白い雪のように、まだ何色にも染まっていない初々しいグループ。その最初の1曲は、彼女達のストレートで素直な歌声が心地よい。恋人を故郷に連れて帰る歌と思いきや、ファンに新潟の劇場に来てほしいと誘う歌という解釈もできる(ピーナッツさん説)。いろんな聴き方ができる多面性のある歌詞もいい。イントロの最初のピアノは、私はホームに流れる発車時の音楽をイメージしたものと解釈した。

『しがみついた青春』(NMB48)。
全体の曲調はいかにもNMB48という感じで、『北川謙二』によく似ている。サビが「あれはしがみついた青春」「あれが北川謙二だ」というのも似ている。何より、山本彩が歌い出した途端に、その曲はNMB48の色を放ち出す。それが個性でもあり、ややマンネリ気味とも言える。
歌詞は、久しぶりにサッカー部の後輩の練習を見に来たら、当時のマネージャーも来ていたという内容だ。「大人っぽいワンピースを着た」と描かれている彼女のことを、彼が当時好きだったとか、今もまだ好きだとかそういうことは一切言っていない。でもたぶんそうなのだろうと推測させるのが上手い歌詞だ。
熱く燃えた自分達の青春時代の回想と、後輩たちへの思いを歌うが、歌詞の端々に彼自身がまだ青春を引きずっている気配が漂う。「しがみついた青春」というより「しがみついている青春」なのではないかと思った。
暑苦しい先輩の助言は迷惑なだけだということをわきまえた方がいい。

『LALALAメッセージ』(次世代選抜)。
『君はメロディー』がAKB48の最初の10年間をノスタルジックに締めくくる曲だとすれば、『LALALAメッセージ』は次の10年間のスタートとなるべき曲だと思う。だから「次世代選抜」が歌っている。
『君はメロディー』の歌詞にある「ノイズだらけのラジオから」を踏まえて、『LALALAメッセージ』のイントロはラジオから聴こえるような音質である。『君はメロディー』の歌詞にある「サビだけを憶えてる」を踏まえて、「LALALAだけ歌えばいい」という歌詞がある。
そもそも『LALALAメッセージ』は、「世界は1つ、歌えば仲良くなれる」というメッセージを歌っていて、それはこれまでにも『誰かのために』『僕にできること』『街角のパーティー』『誰かが投げたボール』『夢の鐘』などで歌い続けてきたテーマだ。10年の節目を超えても、これからも歌い続けるのだという決意を示したものとも言える。やや単調なメロディーではあるが、長く歌い続けるにはちょうどいいのかもしれない。

『混ざり合うもの』(乃木坂AKB)。
曲調、歌詞とも、いかにも乃木坂46っぽい曲だ。他人に迎合することを嫌い、混ざり合うことを拒んで来た「僕」が、図らずも出逢った「君」と混ざり合って行くという歌詞。『君の名は希望』と似たような世界観だ。
AKB48のメンバーが混在しているとは言え、完全に乃木坂カラーの曲になっている。

『Make noise』(HKT48)。
HKT48初の本格的なダンスナンバーという触れ込みだ。朝長美桜がちゃんと踊れているのか心配だ。
歌詞は、愛されることに慣れていなくて、泣いたり甘えたりすることができない少女の歌だ。中森明菜の『飾りじゃないのよ涙は』を彷彿とさせる。「お、しえてもらえなかった」と1音だけ区切る歌詞の乗せ方は、乱発しなければ印象的だ。

『Gonna Jump』(SKE48)。
冒頭の珠理奈の「行くぞ!」、メンバーの「オー!」というやり取りが、張り切って号令をかける上司と、渋々それに従う部下たちみたいな雰囲気が、どうしても感じられる。偏見に満ちた聴き方かもしれないが。
愛しているなら誰より高くジャンプして目立ってみせてという、「愛の無茶ぶり」シリーズだ。古くはシブがき隊の『NAI NAI 16』(授業中に手を挙げて俺を好きだと言え)とか、榊原郁恵の『わがまま金曜日』(10分以内に迎えに来て)とか、南野陽子の『トラブルメーカー』(一人旅したいというわがままを許すか、許さないか、どっちでも不満)とかに原型がある。AKBグループだと、夜中に呼び出す『100メートルコンビニ』や『パジャマドライブ』が該当。
曲調はいつものSKEという感じで、あまり印象に残らない。
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