SKE48の研究生、藤本美月が活動辞退を発表、保育士を目指すという。
昨年末のNHK紅白歌合戦ではバック宙を披露し、一瞬だが全国の注目を浴びた。
バック宙自体見事だったが、その後、最後列の定位置に速やかに戻って行く姿に、無性に胸を打たれた。
件の紅白でのSKE48の『パレオはエメラルド』は本当に素晴らしかった。今でも時々、録画してあるものを再生してはウルウルしている。須田のバレエターン、藤本のバック宙、全員の一糸乱れぬスカーフパフォーマンスと、いくつも見せ場を作り、1曲で総力を出し尽くした感があった。
念願の紅白歌合戦への単独出場。そこでのベストパフォーマンス。1つの大きな達成感が、9名のメンバーの卒業のきっかけとなった面もあると思う。
藤本は、1タイミング遅れて、正規メンバーへの昇格発表直後の辞退となった。傍からは、折角昇格したのに惜しいとも思えるが、彼女なりの区切りとなったのだろう。
何より、あの紅白の時以上に注目を浴びる場面は、今後もきっとなかっただろう。
SKE48メンバーが幸福なのは、昨年、1人1曲のミュージックビデオ『この日のチャイムを忘れない』を作成したことだ。当時、全63作品の寸評を記事にした。
だから研究生であっても、この娘はあの曲で、あんな映像だったと思い出すことができる。
藤本は『片想いFinally』だった。私の寸評は、「人3、曲2.5、監督1.0、計6.5 声が凄まじく個性的」というものだった。イヤフォーンで音楽を聞きながら泣いている顔の映像は、演出意図不明、あまり魅力的ではなく、高得点ではなかった。
卒業メンバーでは、上野圭澄の『水のないプール』が、高得点。「人4、曲2.5、監督2.0、計8.5 衣装多く楽しめる、動物摸すのが多すぎ」という寸評だった。
青春の一時期を芸能活動に打ち込んで、潔く辞めていく彼女たちを拍手で見送りたい。
そして、彼女たちが残した「卒業制作」を、これからも繰り返し鑑賞して行こう。
昨年末のNHK紅白歌合戦ではバック宙を披露し、一瞬だが全国の注目を浴びた。
バック宙自体見事だったが、その後、最後列の定位置に速やかに戻って行く姿に、無性に胸を打たれた。
件の紅白でのSKE48の『パレオはエメラルド』は本当に素晴らしかった。今でも時々、録画してあるものを再生してはウルウルしている。須田のバレエターン、藤本のバック宙、全員の一糸乱れぬスカーフパフォーマンスと、いくつも見せ場を作り、1曲で総力を出し尽くした感があった。
念願の紅白歌合戦への単独出場。そこでのベストパフォーマンス。1つの大きな達成感が、9名のメンバーの卒業のきっかけとなった面もあると思う。
藤本は、1タイミング遅れて、正規メンバーへの昇格発表直後の辞退となった。傍からは、折角昇格したのに惜しいとも思えるが、彼女なりの区切りとなったのだろう。
何より、あの紅白の時以上に注目を浴びる場面は、今後もきっとなかっただろう。
SKE48メンバーが幸福なのは、昨年、1人1曲のミュージックビデオ『この日のチャイムを忘れない』を作成したことだ。当時、全63作品の寸評を記事にした。
だから研究生であっても、この娘はあの曲で、あんな映像だったと思い出すことができる。
藤本は『片想いFinally』だった。私の寸評は、「人3、曲2.5、監督1.0、計6.5 声が凄まじく個性的」というものだった。イヤフォーンで音楽を聞きながら泣いている顔の映像は、演出意図不明、あまり魅力的ではなく、高得点ではなかった。
卒業メンバーでは、上野圭澄の『水のないプール』が、高得点。「人4、曲2.5、監督2.0、計8.5 衣装多く楽しめる、動物摸すのが多すぎ」という寸評だった。
青春の一時期を芸能活動に打ち込んで、潔く辞めていく彼女たちを拍手で見送りたい。
そして、彼女たちが残した「卒業制作」を、これからも繰り返し鑑賞して行こう。