tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

フィナーレは「大ドンド焼き」、30mにも炎はのぼり。

2023年02月27日 | 当地の催事・行事など

夜の左義長風情もなかなか。

 

 

 

 

正月飾りや、一年のお札、其の他の縁起物は、

この「ドンドで焼き」

五穀豊穣と鎮火、家内安全など祈願しつつ、

天上へあがらせ、

今年の「勝山左義長の最後」になります。

 

午後8時に、ドンドの点火。

寒いのでやめようかと思っていたのでしたが、

3年ぶりの事、しっかり見ておこうと、再度出かけました。

場所は、勝山橋下の九頭竜川広場。

ウエルカムの恐竜も。

続々集まる人達

 

櫓前の仮社から集められた物が13か所、数mもの輪が作られています。

 

 

 

(驚いたのはこの時間、すでに各区域に張られていた色短冊も外され運ばれています)

神明神社で採火された「たいまつの種火」を役員の人達で運ばれ、

 

 

 

配置につき、

 

 

8時の花火を合図に点火。

 

 

 

 

 

 

 

 

一斉についた大火は、青竹の燃える大きなパンパンの音を加え、

ものすごい勢い、大きな風もありませんが火の勢いは、

グレンの如く恐ろしい様相迄、

 

 

 

 

 

 

30分で燃えつきた後、

 

 

 

 

 

 

すでに準備された「竹の先のお餅」を焼いて・・。
そんな人たちが燃えつきた周りに集まってました。

(こんな習慣10年前位から始まる)。

 

 

 

会場からの帰途、すでに終わったはずの櫓の上では、

惜しむのか、まだ足らないのか、狂った様な太鼓の響きが続いていました。

 

この祭り「春を呼ぶ祭り」ともいわれ、

 当地にも本当の春が来るのです。

 

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「勝山左義長2日目」、盛り上がり最高。

2023年02月27日 | 当地の催事・行事など

今日が本当の「勝山左義長まつり」かも。

夜半の7cmの降雪は、その熱気でいずこかへでした。

ちらちら雪の舞う寒い日でしたが、

2日間で8万人の人出で有ったとの発表。

 

 

 

寒さの中でも、櫓の雨よけシートなどは取り払われ、

全部見ていただこうとの配慮。

 

 

 

 

櫓の主役は「浮かれ太鼓のたたき手」です。

3人一組で地太鼓を打つ人、面白いのは後ろを向いて「太鼓の端に腰かけの人」

頭を見せるのでなく、オカメひょっとこの面をつけています、

倒れないためか・・・。

 

 

 

 

「櫓」は、高さが6m、幅約4mくらいが標準のようです。

今日の、太鼓手は、子供たち多いのですが、

やはり主役はその町の大人の人々。

 

 

 

 

 

 

 

12基あるうち、人口減少や練習できなく2基地区が今年は棄権、

櫓は出さなくとも、地面で太鼓をたたき、しめ縄を集める仮社が作られ、

にぎわぃを演じていました。

 

 

 

 

 

かなりのお酒で出来上がった人も

 

 

 

 

 

 

櫓の歴史は先に報告しましたが、現存の12基のうち、

明治29年(1896)の市内大火、11基が焼けてしまっています。

唯一残った櫓(残念ながら今年は出ていません・上袋田区)は、

当日、区民が組み立てから開始、終われば分解するもので

明治16年製の物が残っています。

(新しいものは専用の倉庫が出来、飾りのみ外して、保管しています)

 

「フィナーレの大ドンド」は次へ、続きます。

 

 

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