夜の左義長風情もなかなか。
正月飾りや、一年のお札、其の他の縁起物は、
この「ドンドで焼き」
五穀豊穣と鎮火、家内安全など祈願しつつ、
天上へあがらせ、
今年の「勝山左義長の最後」になります。
午後8時に、ドンドの点火。
寒いのでやめようかと思っていたのでしたが、
3年ぶりの事、しっかり見ておこうと、再度出かけました。
場所は、勝山橋下の九頭竜川広場。
ウエルカムの恐竜も。
続々集まる人達
櫓前の仮社から集められた物が13か所、数mもの輪が作られています。
(驚いたのはこの時間、すでに各区域に張られていた色短冊も外され運ばれています)
神明神社で採火された「たいまつの種火」を役員の人達で運ばれ、
配置につき、
8時の花火を合図に点火。
一斉についた大火は、青竹の燃える大きなパンパンの音を加え、
ものすごい勢い、大きな風もありませんが火の勢いは、
グレンの如く恐ろしい様相迄、
約30分で燃えつきた後、
すでに準備された「竹の先のお餅」を焼いて・・。
そんな人たちが燃えつきた周りに集まってました。
(こんな習慣10年前位から始まる)。
会場からの帰途、すでに終わったはずの櫓の上では、
惜しむのか、まだ足らないのか、狂った様な太鼓の響きが続いていました。
この祭り「春を呼ぶ祭り」ともいわれ、
当地にも本当の春が来るのです。