3年ぶりの「勝山左義長」、午後1時の「一番太鼓の地域」がスタート。
これを合図に一斉に始まる「浮き太鼓」。
お天気も良く「見る人・する人・売る人」など多くの人出、
勝山市が一年で最高の人口になる日でした。
昼は大人から、子供たちへと「太鼓たたき手」が変わります。
「勝山左義長」は、「櫓・歳徳神の仮社・行灯・空になびく短冊・干支の作り物」
などが一連の常備する仕掛け。
仮社
干支の作り物
「櫓の上」では、赤い長じゅばんを着たたたき手、篠笛・太鼓・三味線。
花街からかえって来た若い衆が、相方女性の肌襦袢を借りて櫓に上がり、
変な格好で踊り狂った?伝承とも。
「絵行灯」は当時から、世相批判等無礼講、
この中の川柳を読んで歩くのも楽しい。
また、「左義長」はドンド焼きを中心に全国にあるものですが、
櫓の上で、太鼓とおどりなどあるのは勝山左義長だけと聞いています。
夜の「勝山左義長」もまた風情。
見物客の数は減りましても、たたき手は慣れも交じり、勢いが増します。
そして2日目は、新雪7cmのプレゼント、
2月末の積雪も珍らしい。
3年ぶりの「勝山左義長」を白い雪で祝っているのでしょうか。
支障のある人もありそうですが、
雪の「勝山左義長」もまた風情、
幾年かに一度雪の左義長があります。