福井新聞勝山支社のホール。
私のハーモニカの師「多田治周氏の個展」、
5年ぶりらしい。
お世話になっている方でもあり、展示準備手伝い。
すばらしく特長のある絵を発見、パステル画でなく水彩画、
それも何十号と云うのでしょう1.2m×1.0mの大作。
パステル画展というのに・・・。
聞いてみますと、先生は大學は絵が専攻。
卒業製作の水彩画「冷凍車」、が・・。
当時、貧乏画学生(失礼)、
「どなたか絵を買ってください」と友人が誘い、
購入した方が現れた。
何処へ行ったのか分かっていなかったものらしい、
5年前の個展を見た人が、
福井市郊外の資産家「隣の家に、多田先生の絵がある」
との進言。間違いなく卒業製作の絵であったようです。
若いときの絵であり水彩画ですから、パステル画とは
力もありすばらしいものでした。
今回、その「持ち主の好意で里帰り」、実に55年ぶりのこと。
先生も殆ど忘れていたことの様でしたが、
こんなにエピソートの有る目玉水彩画が1点、
ぜひ、ご覧頂きたい。