「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【ネパール】ランタン地域トレッキング(2)

2014-05-10 09:17:01 | 山小屋泊

                     キャンジン・ゴンパの朝(前夜に降雪)

【日 程】2014年4月11日(金)~5月5日(月)
【山 域】ランタン谷及びゴサインクンド
【山 名】キャンジン・リ
【メンバ】本人、妻
【コース】カトマンズ(4/11~4/13)→シャブルベシ(4/14)→リムチェ(4/15)→ランタン(4/16)→ゴダタベラ(4/17)→ランタン(4/18)→キャンジン・ゴンパ(4/19)→キャンジン・リ登頂周回(4/20)→ランシサ・カルカ往復(4/21)→リムチェ(4/22)→トゥロー・シャブル(4/23)→シン・ゴンパ(4/24)→ゴサインクンド(4/25)→ゴサインクンド周辺(4/26)→ゴプテ(4/27)→クトゥムサン(4/28)→チソパニ(4/29)→カトマンズ(4/30~5/3)

カトマンズからシャブルベシへはバスもありますが、ネット上の体験談を見るとなかなか大変そうで、ここは贅沢をして車をチャーターすることにしました。ネットで調べて、現地の「Nozomi Treks」という旅行会社に連絡して手配してもらいました。「Nozomi Treks」の米田朝子さんとメールのやりとりをする中で、ポーターとカトマンズの宿の手配もお願いすることにしました。その時は知らなかったのですが、シャブルベシへは直通バスと現地の人たちが利用するバスの2種類があります。シャブルベシで現地の人たちが利用するバスを見かけたのですが、バスの天井の上にまで人が乗って超満員でした。前述したようにシャブルベシへの道は大変悪く、危険なのですが、そんなバスがあの道を通って来たのかとちょっと信じられない思いでした。

また、トレッキング期間は17日と計画しましたが、早まったり長引いたりする可能性があり、トレッキング終了後のカトマンズの宿の手配など個人では難しいところでしたが、下山後のカトマンズへの車とホテルの手配は「Nozomi Treks」さんにお任せして、余計な心配をせずにトレッキングを楽しめました。たまたま、5月2日の夜に知り合いがホテルの予約無しに日本からカトマンズに来て、私たちを頼って来たのでホテル探しを手伝ったのですが、満室のホテルが多く大変でした。どんなホテルでも構わなければ泊まれないことは無いと思いますが、一定条件を満たすホテルとなると当日では難しいことがあります。

 

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【ネパール】ランタン地域トレッキング(1)

2014-05-09 14:13:37 | 山小屋泊

                     のびやかなランタン村

【日 程】2014年4月11日(金)~5月5日(月)
【山 域】ランタン谷及びゴサインクンド
【山 名】キャンジン・リ
【メンバ】本人、妻
【コース】カトマンズ(4/11~4/13)→シャブルベシ(4/14)→リムチェ(4/15)→ランタン(4/16)→ゴダタベラ(4/17)→ランタン(4/18)→キャンジン・ゴンパ(4/19)→キャンジン・リ登頂周回(4/20)→ランシサ・カルカ往復(4/21)→リムチェ(4/22)→トゥロー・シャブル(4/23)→シン・ゴンパ(4/24)→ゴサインクンド(4/25)→ゴサインクンド周辺(4/26)→ゴプテ(4/27)→クトゥムサン(4/28)→チソパニ(4/29)→カトマンズ(4/30~5/3)

アップが遅れましたが予定通り5月5日にネパールから帰国しました。トレッキング期間も予定通り17日間でした。ただし、ランタンで妻に高山病の症状が出たため、いったんゴダタベラに戻って再度ランタンに登りました。前回、2011年秋には標高5,360mのゴーキョ・ピークも経験しているので、標高3,500mのランタンでまさか高山病に罹るとは思っていなかったので油断があったと思います。再度ランタンに登ってからは予防薬のダイヤモックスを飲んだこともあって、キャンジン・ゴンパ滞在を一日早く切り上げただけで、ほぼ予定どおりの行程をこなしました。今回の最高標高はゴサインクンドからゴプテに向う途中のラウルビナヤク・パス(峠)の4,610mでした。

カトマンズへは成田からマレーシア航空でクアラルンプール経由でした。しかし、いきなり出発が2時間遅れになるというハプニングに会います。クアラルンプールでの乗り継ぎ待ち時間が長かったので心配はありませんでしたが、成田でお昼にかかってしまうので一人800円分の昼食券をもらいました。マレーシア航空は航空機行方不明事件があって気になっていましたが、どうやら迷宮入りでしょうか。

また、トレッキング中の18日にエベレストで雪崩があり、大勢のシェルパが亡くなるという痛ましい事故がありました。私たちのコースはカトマンズの北方で、エベレスト方面ははるか東方でなので影響はもちろん、うわさも聞きませんでした。トレッキングを終えて、カトマンズに戻ってきた時、良く利用する「ロータス」というレストランの日本人経営者の佐々木さんから話を聞いてびっくりしました。事故の影響で今年のエベレスト登山はすべて中止になりそうですね。

ただ、今回の事件は別として、ネパールという所は事故に対して日本ほど神経質ではありません。前回のトレッキングで利用したルクラという飛行場は世界で最も危険な空港の一つでしたが、今回、車で行ったシャブルベシまでの道もひどいものでした。狭く急で、でこぼこな道の片側が切れ落ちており、(もちろんガードレール無し)路肩を踏み外したら千メートルでも転がり落ちるのではないかと思う所が何ヶ所もありました。ルクラとどっちが危険かと聞かれたら何とも言えません。良く事故が無いですねと聞いたら、良くあるんですよとの答えが返ってきました。日本だったら通行禁止になること間違いありません。

トレッキング中もすぐ後ろを歩いている人が落石事故に会いました。足をやられて歩けなくなりましたが、幸い骨折は免れたようです。でも、大きな岩も落ちてきたので、運が悪ければ、頭に当たって死亡事故になっていたと思います。

帰りはカトマンズに近いスンダリジャルまで下ってきたので、危険な道はありませんでした。しかし、普通の道でも渋滞しているときは、映画にでも出てきそうな凄まじい運転をするタクシードライバーもいました。ネパールではトレッキングでもかなり事故の危険性は覚悟しないといけませんね。

 

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【ネパール】ランタン地域トレッキング(リンク)

2014-05-06 13:08:18 | お知らせ

【日 程】2014年4月11日(金)~5月5日(月)
【山 域】ランタン谷及びゴサインクンド
【山 名】キャンジン・リ
【メンバ】本人、妻
【コース】カトマンズ(4/11~4/13)→シャブルベシ(4/14)→リムチェ(4/15)→ランタン(4/16)→ゴダタベラ(4/17)→ランタン(4/18)→キャンジン・ゴンパ(4/19)→キャンジン・リ登頂周回(4/20)→ランシサ・カルカ往復(4/21)→リムチェ(4/22)→トゥロー・シャブル(4/23)→シン・ゴンパ(4/24)→ゴサインクンド(4/25)→ゴサインクンド周辺(4/26)→ゴプテ(4/27)→クトゥムサン(4/28)→チソパニ(4/29)→カトマンズ(4/30~5/3)

リンク
【ネパール】ランタン地域トレッキング(1)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(2)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(3)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(4)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(5)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(6)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(7)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(8)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(9)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(10)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(11)
【ネパール】ランタン地域トレッキング(12)最終

 

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