「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【前日光】古峯神社から夕日岳、夕日新道下降

2009-10-11 21:14:01 | 道不明瞭
                  夕日新道から横根山方面展望

紅葉の時期の日光の混雑を避けて、夕日岳に向かいました。夕日岳頂上で一人に出会っただけという静かな山行となりました。紅葉は全体に冴えません。緑の葉がそのまま茶色に変わっているようです。夕日新道途中でようやく横根山方面を背景に奇麗な紅葉が見られました。しかし、天気のほうも予想したより悪く、雲の多い一日でした。

【日 程】2009年10月11日(日)日帰り
【山 域】前日光
【山 名】地蔵岳、夕日岳
【メンバ】単独
【天 候】晴れのち曇り
【コース】古峯神社(8:30)→地蔵岳(11:00)→夕日岳(11:30)→一の鳥居(15:50)

東武鉄道の新鹿沼駅で下車して鹿沼市営の「リーバス」を待つが、電車との接続は悪くて待ち時間が長い。しかし、バス料金は距離の割りにとても安い・・と思ったら昨日と本日は無料デーとのこと。鹿沼市のお祭りの日で、市内を走るコースが変更になるという理由もあるのだろうか?いずれにしても駅から山へ向かうには支障は無く、バス代も浮いた。終点で下車して車道を行き、三枚石新道入口を過ぎて右手に分岐する林道(ゲートあり)に入る。砂利道の林道をしばらく行くと沢沿いの山道になり、植林の中ジグザグの急登があっていったん傾斜が緩み、再び急登になってハガタテ平に着く。分岐を右に行き、傾斜が増してくると山腹を巻くように南に回り込んで尾根に出る。尾根をまっすぐ登って地蔵岳山頂へ。展望は無く、少し下ってなだらかな尾根道を行き、「三ツ目」の分岐を右に下る。登り返して夕日岳へ。頂上には単独の男性一人が休憩していた。

頂上からは男体山方面の展望が開けている。朝は青空に雲が浮かんでいる程度だったが、この時間帯になるとほとんど曇りとなり、男体山頂上も雲に隠れていた。夕日岳の頂上から東へ踏み跡が続き、「蕗平」方面を示す案内板がある。鞍部に下って小ピークに登り返すところは、少し岩っぽい。ピークから南へ折れるところに再び「蕗平」の案内板がある。そのすぐ先で上の写真の紅葉が見られた。尾根はまた東に曲がり、その後急な下りとなる。所々に赤テープの目印もあるが、このあたりはコース取りを少し迷った。下りきった所で立木に「胸突」と書かれた古びた板が付いていた。すぐ先の小ピークで女峰山方面の展望があったが、その後は展望もなく、ひたすら長い尾根の下りとなる。

905mの三角点前後では植林の中、道がかなり明瞭となり、もう楽勝かと油断したが再び不明瞭な所や急斜面がでてくる。677mの小ピークの鞍部で南へ方向転換すべきかと思ったが、踏み跡があるのでピークへ登り、そのまま踏み跡と目印もあるので尾根沿いに下る。東大芦川が近づいたところに古い記念植樹帯があり、河原に下る。堰堤のすぐ下で、向かいには別荘のような建物がある。川の水量はけっこうあって、比較的流れが穏やかな所を靴を脱いで渡渉したが、膝近くまでの水深があった。向かいの建物の裏の斜面を登ると空き缶がたくさん散乱していた。道路に出た時は「リーバス」が一の鳥居を通過するまで一時間足らずだったが、何とか間に合わせた。


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