「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【北海道】礼文島・久種湖キャンプ場からスコトン岬

2016-06-28 23:18:16 | ハイキング

              スコトン岬から見る海驢島(トド島)

【日 程】2016年6月28日(火)礼文島内から日帰り
【山 域】北海道礼文島
【山 名】ゴロタ山(ゴロタ岬)
【メンバ】本人、妻
【天 候】晴れのち曇り
【参 考】山と高原地図1利尻・羅臼(昭文社)
【コース】久種湖キャンプ場(12:50)→ゴロタ海岸(13:50)→ゴロタ岬(15:10)→スコトン岬(16:50)

この日は利尻島から朝一番のフェリーで礼文島に渡りました。利尻岳は雲がかかったり頂上が見えたりと不安定でしたが、前日よりは展望が期待できそうでした。出港の時、前日利尻岳の登山口に送ってくれた方が、大漁旗と太鼓で見送ってくれました。
礼文島のフェリーターミナルからはバスで久種湖キャンプ場に向かいます。自由乗降区間なのでキャンプ場の前で降ろしてもらい、管理棟で手続きすると、まだ午前中でしたがバンガローに入れてくれました。
キャンプ場からスコトン岬へのコースは、バスの本数が少ないので先にバスでスコトン岬まで行ってから歩くほうが良いのですが、次のバスまで待ち時間が長いため、逆コースを行くことにしました。
まず、路線バスが通る道を歩いて浜中バス停に向かいます。歩き始めた時は天気が良くて、青い海の向こうに海驢島(トド島)が綺麗に見えていました。
浜中バス停から左の澄海岬方面に分岐する車道を行きます。日差しが強いのですが風が強いので暑くありません。
澄海岬方面に向かう観光バスが通る道で、途中にアツモリソウ群生地がありますが花の時期が過ぎており、閉鎖されていました。
初めは澄海岬まで行く予定でしたが、斜め右に分岐する道から親子連れが来るのを見て予定を変えて、この道に入りました。スコトン岬からの最終バスに間に合わないと困るので、澄海岬は翌日に訪れても良いと思いました。
この道は海の近くで右手に木製の階段が作られていて、さらにショートカットして海岸(ゴロタノ浜)に下りることができました。海岸沿いの道はカンゾウやハマエンドウなどが見られます。
やがてゴロタ岬への階段状の登りになると、ヨツバシオガマ、チシマフウロ、センダイハギなど花の種類も多くなり、上から見下ろすスコトン岬方面の地形が良くわかりますが、天気が怪しくなり、ゴロタ岬ではガスもかかってきました。
ここまでほとんど人には出会いませんでしたが、ゴロタ岬からはスコトン岬方面から往復するガイド付き団体に出会いました。
ゴロタ岬とそこからの下りはお花畑の中を行くようでした。車道に出て、アンテナの見えるピークに登ってみましたが、踏み跡程度の道でハイキングコースではなさそうです。ピークから不明瞭な踏み跡を辿ると、車道に出た所は銭屋五兵衛の碑が立っていました。
あとは車道を行き、鮑古丹の分岐を過ぎます。この鮑古丹からのルートを通った方が良かったとあとで思いました。
スコトン岬に着いた時はすっかり雲って風も強く、寒々しい北の果てという感じがしました。
最終バスまで一時間ほど待ち時間があったので、土産物屋に入っておつまみを買い、奥のカフェでコンブエキスが入っているというビールを美味しくいただきました。

 

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【北海道】利尻島・利尻山

2016-06-27 21:08:49 | ハイキング

                    長官山から山頂方面

【日 程】2016年6月27日(月)利尻島内から日帰り
【山 域】北海道利尻島
【山 名】利尻山
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇りのち晴れ
【参 考】山と高原地図1利尻・羅臼(昭文社)
【コース】鴛泊コース登山口(4:20)→利尻岳山小屋(8:30)→山頂(10:40-11:00)→鴛泊コース登山口(16:30)

前日に宿泊した利尻島ファミリーキャンプ場「ゆ~に」のバンガローは料金がやや高いのですが、布団やストーブ、電気ポットが備えてあり、すぐ近くに温泉もあるのでとても快適でした。
利尻島ファミリーキャンプ場から登山口までは歩くと一時間程度かかるのですが、同じキャンプ場で長期のテント泊をしている親切な方が車で登山口まで送ってくれ、4時少し過ぎには歩き出すことができました。妻は時間的に不安を持っていたので、たいへん助かりました。一般的な民宿で送ってくれる場合は登山口に5時ぐらいが普通のようです。
なお、予約したときにバンガローはこの日しか空いておらず、(もっと高いコテージは空いてましたが)連泊できないため、登山に不要な荷物はまとめて管理棟の外に置かせてもらいました。
登山口にはもう一つのキャンプ場「利尻北麓キャンプ場」があり、温泉のことを考えなければ相当早い出発ができて便利です。この日、早朝は天気が期待できそうでしたが、曇ってきました。
歩き始めてすぐに甘露泉水があり、左に姫沼への道を分けます。4合目から5合目にかけてマイズルソウの群落が花を咲かせています。これほどの群落は初めて見ました。
5合目を過ぎると視界が開けてきて、雲は多いながらも隣の礼文島が見えていました。樹林帯を歩いているときはあまり感じなかったのですが開けた所では風が強く、体感温度がぐっと下がります。
8合目の長官山で利尻山の頂上が見えてくるはずですが、残念ながらすでに雲に覆われていました。少し下った鞍部にある避難小屋の利尻岳山小屋を過ぎて、いよいよきつい登りになります。ここからはエゾノハクサンイチゲの群落が花を咲かせていました。
向かって右が崩れて切れ落ちたあたりでは特に風が強く、慎重に行きます。風が吹きすさぶ場所では厳しい姿の利尻山ですが、風の無い場所に出ると鳥のさえずりが聞こえて来て、うそみたいにのどかな雰囲気になります。
山頂は小さな祠があり、多くの人がいました。写真を撮ったりして、しばらく頂上にいましたが、残念ながら展望は全く無いままでした。
山頂からは登ってきたコースを下ると、9合目の手前で日が差して青い海が見えてきました。長官山で振り返ると山頂にはしつこそうな笠雲がべったり張り付いていました。
山頂で展望が無かったのは残念でしたが、青い海を見下ろせたのはせめてもの慰めでした。

 

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【高尾・陣馬】孫と二度目の高尾山

2016-06-11 22:41:11 | ハイキング

                 高尾山のエアポケット(神変山園地)

【日 程】2016年6月11日(土)日帰り
【山 域】高尾・陣馬
【メンバ】本人、妻、孫
【天 候】晴れ
【コース】高尾山口駅(10:30)→高尾山リフト下(11:00-30)→神変山園地(12:50-13:30)→高尾山リフト下(15:20)

梅雨の晴れ間に3歳になった孫と高尾山に行きましたが、高尾山の登山口前にある池でめだかやおたまじゃくしと遊んだり、細い木の枝を拾って山道の枯葉を掃除?したりと道草ばかりする孫に苦戦して、リフトを往復使っても途中の神変山園地までしかいけませんでした。
リフト上から2号路を左回りに歩いて浄心門に出て、1号路と4号路の中間の道を登って久しぶりに神変山園地を訪れました。子供が小さい頃は良く来たところですが、大混雑の高尾山にあって相変わらずエアポケットみたいに人がいない場所です。
ゆっくりお昼を食べてから来た道を下りました。
暑い日と覚悟していましたが、1号路以外は日蔭だったので涼しく歩けました。

 

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【奥日光】霧降高原から戊辰の道

2016-05-25 21:19:25 | ハイキング

                 霧降高原バス停下のヤマツツジ

【日 程】2016年5月25日(水)
【山 域】日光
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇り
【参 考】山と高原地図13日光(昭文社)
【コース】霧降高原バス停からキスゲ平まで散策(9:30-12:00)→戊辰の道分岐(12:40)→霧降の滝バス停(14:20)

霧降高原を訪れたのは2010年8月にリフトが撤去されたあと、2013年7月に行って以来になります。http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20130715
東武日光駅からバスで霧降高原に向かうと、霧降の滝入口バス停からつつじヶ丘バス停あたりのヤマツツジ群落はすっかり枯れてしまっています。
バスが霧降高原に向かってさらに登って行くと綺麗なヤマツツジも出てきて、藤の花がこれまで見たことがないくらいたくさん木から垂れ下がって咲いていました。
霧降高原はレストハウスと天空回廊という1,445段の階段が整備されています。下の方は階段を登らず緩やかな遊歩道を歩いて行きました。ヤマツツジとシロヤシオが多く咲いています。
階段最上部の小丸山展望台からさらに少し上に行ったキスゲ平まで行って戻りました。レストハウスで休憩してから、大山方面に向かいます。この下りでヤマツツジが見事に咲き誇っていました。(写真)
戊辰の道分岐で大山方面と分かれて下っていきます。沢を渡って舗装道に出ると、山道は向かいに続いてますが、ここからは舗装道を辿りました。この道では藤の花が見られ、ほんのり良い香りもしています。
バスや一般車が通る車道に出る直前に左に山道が見えたので、車道は避けて山道に入りました。これは新しくできた山道でこれまでの沢を渡って大山へ登る道は廃道になって付け替えられたものでした。これまでの道は増水時には渡るのに苦労する場合があったので、付け替えたのかも知れませんね。
霧降の滝からバスに乗って帰りました。

 

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【奥日光】明智平から半月山

2016-05-08 23:04:41 | ハイキング

               アカヤシオと中禅寺湖、男体山、白根山

【日 程】2016年5月8日(日)日帰り
【山 域】奥日光
【山 名】狸山、半月山
【メンバ】本人、妻
【天 候】快晴
【コース】明智平ロープウエイ上(9:50)→細尾峠分岐(11:00)→半月山(14:00)→イタリア大使館別荘記念公園(16:00)→中禅寺温泉バス停(16:40)
【参 考】山と高原地図13奥日光(昭文社)

3日前に一人で夕日岳から薬師岳にかけて見事なアカヤシオの群落を見てきたので、今度は妻と二人で明智平から半月山を歩くことにしました。花の密度は先日のコースほどではありませんが、この日は快晴で青空にアカヤシオが映え、中禅寺湖と男体山、白根山をバックにした景色が楽しめました。
東武日光駅からバスに乗り、いろは坂の登りでは車窓からあまり花は見られませんでしたが、明智平で下車して、ロープウエイで登ると展望台のすぐそこからアカヤシオが見られます。
展望台あたりでは少し盛りを過ぎていますが、登っていくとちょうど見ごろのアカヤシオが出てきます。5年前に送電線鉄塔下あたりで男体山、白根山を背景に綺麗に咲いていたアカヤシオは現在はなくなってしまいました。http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20110515
細尾峠と茶ノ木平の分岐を過ぎるとしばらく花はありませんが、車道に下る手前で中禅寺湖と男体山をバックに綺麗に咲いています。車道を横切り、狸山への登りでも見られますが、駐車場に下ってから半月山への長い登りには花は見られません。半月山の頂上付近のアカヤシオはまだほとんど蕾でした。
見下ろす第二駐車場の下あたりはピンクに染まっています。一般登山道ではありませんが、駐車場から赤倉山に続く稜線を行けばかなり楽しめそうです。  http://blog.goo.ne.jp/tanuki_senbei/d/20070514
半月峠に下る途中、また半月峠から湖畔へ下る途中でもアカヤシオが咲いています。湖畔でもアカヤシオが少し残っていますが、ミツバツツジの咲き始めが多いです。ミツバツツジは蕾がびっしりあり、これから楽しめそうです。
元イタリア大使館別荘記念公園では石楠花が綺麗に咲いていました。
以前は建物に入るのも無料でしたが今は大人200円が必要です。
なお、隣の元英国大使館別荘もこの秋の公開に向けて整備中です。
中禅寺温泉からバスに乗り、車窓から見る下りのいろは坂は山肌が花で赤と白に染まって綺麗でした。
白はシロヤシオに違いないでしょうが、赤は遠くからではよくわかりませんが、標高から考えるとたぶんミツバツツジでしょう。
いろは坂は登りと下りでルートが違うとはいえ、景色がこんなにも違っているのが不思議です。
最後まで快晴の一日でした。

 

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【奥多摩】塩船観音から霞丘陵

2016-05-01 23:56:52 | ハイキング

                      ツツジの塩船観音

【日 程】2016年5月1日(日)日帰り
【山 域】奥多摩
【山 名】七国峠(226m三角点)
【メンバ】本人、妻、次女
【天 候】晴れ
【コース】塩船観音(8:30-10:00)→はなの広場(10:00-10:40)→立正佼成会の建物でトイレ休憩→笹仁田峠(12:00)→七国峠(12:15)→岩蔵温泉バス停(13:30)
【参 考】分県登山ガイド東京都の山

塩船観音から霞丘陵を歩くのは19年ぶりになります。19年前は妻と二人で東青梅駅から塩船観音まで歩いたのですが、今回は3人なので東青梅駅から塩船観音までタクシーを使いました。
塩船観音の入山料は一人300円、今年はツツジの開花が早いようで、早咲きのツツジは枯れてしまって、赤い色は少なく、紫のツツジが中心でした。一番高い所に大きな観音像が平成22年に建立されたこと以外は19年前とあまり変わらない印象です。たっぷり時間を使ってゆっくり見物した後、観音像の裏からハイキングコースに入ります。
ハイキングコースに入ると19年前の記憶にはない「はなの広場」への分岐があり、立ち寄ってみました。「はなの広場」は塩船観音境内に隣接したエリアですが、日陰になっているためか、花は境内より遅めで咲いたばかりのみずみずしさがありました。
「はなの広場」の記憶もありませんが、ハイキングコース全体の雰囲気が19年前と違っていて記憶がまったく蘇って来ません。当時より道が広がって道標も多く、良く整備されたハイキングコースになったようです。
舗装道路に出て、グラウンドに突き当たり、左折して車止めのある立正佼成会の敷地に入って、お茶畑のあたりまでは記憶が残っています。ここにトイレの案内があったので、立正佼成会の建物の中のトイレを使わせていただき、図々しく日陰のベンチで少し休憩もしました。天気予報でも熱中症に注意とあったように、この季節にしては暑い日だったので良いリフレッシュになりました。
立正佼成会の敷地から出て、岩蔵街道に出た所が笹仁田峠と言われるようです。信号を渡って霞丘陵ハイキングコースの案内にしたがって山道に入ります。立正佼成会の各地方教会の植林活動と思われる看板が次々出てきて、当時もあったことが思い出されますが、当時より道が広がって良く整備されたと思われます。道の脇にはチゴユリの花がたくさん見られました。
広場に出た所には大勢のグループが休憩しており、マウンテンバイクの人たちも来ていました。その近くに分岐があり、226m三角点を往復しました。岩蔵温泉に向かうと、途中に富士山が見えるという看板がありましたが、この日は霞んでいて見えませんでした。
大して登ったつもりは無いのに岩蔵温泉へはけっこう下ります。岩蔵温泉では記憶が全く蘇りませんでした。
岩蔵温泉の宿は数軒あり、立ち寄り湯は700~1,000円でしたが、青梅方面へのバスの時間がちょうど良かったので入らずにバスに乗りました。
東青梅駅北口で下車すると青梅特快東京行きにぴったりのタイミングで乗れました。
なお、岩蔵温泉から飯能駅へのバスもあり、時刻があえば飯能駅に出ようと思っていました。

 

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【高尾・陣馬】高尾山から城山

2016-04-20 18:38:44 | ハイキング

                       城山の桃と桜

【日 程】2016年4月20日(水)日帰り
【山 域】高尾・陣馬
【山 名】高尾山、城山
【メンバ】本人、妻
【天 候】晴れ
【コース】登山口(8:20)→高尾山頂(10:00)→城山(11:20-12:30)→弁天橋(13:50)→相模湖駅(14:20)

朝早いせいか、めずらしく人出の少ない高尾山でした。
高尾病院横から2号路を行き、浄心門で1号路を横切り、4号路を行って吊橋を過ぎて「いろはの森分岐」に至ります。
ここで尾根を巻いて行く4号路を離れ尾根コースを行って1号路に出ました。高尾山には何度も来ていますが、いつも4号路はトイレ横から下っているのでこの部分は初めて歩きました。この道で、赤い木の実が樹木のくぼみに挿し込んであるのを幾つか見ましたが、リスか何かの仕業でしょうか?
高尾山頂付近は樹木の枝切りをやったみたいで、だいぶ見通しが良くなっていました。
この日の天気は良かったのですが、富士山は雲に隠れていました。
高尾山から城山に向かう道もどんどん整備が進み、歩きやすくなります。
一丁平あたりの桜やミツバツツジは盛りが過ぎていましたが、城山は少し標高が高いので桜もまだ残っています。桃の花やミツバツツジも綺麗でした。
平日でもお茶屋が営業中で、ビールとなめこ汁を注文して1時間以上もゆっくりしました。
相模湖への下りでは右手の斜面にイカリソウの群落が見られました。
気持ちの良い一日でした。

 

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【奥武蔵】波久礼駅~小林山~岩根神社~長瀞

2016-04-08 23:25:27 | ハイキング

                小林みかん山付近のカタクリの花

【日 程】2016年4月8日(金)日帰り
【山 域】奥武蔵
【山 名】金尾山、小林山(大平山)
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇り
【コース】波久礼駅(9:10)→金尾山(10:00)→小林山(12:40)→岩根神社(13:40-15:00)→荒川高砂橋(15:45)→長瀞駅(16:20)
【参 考】山と高原地図22奥武蔵・秩父(昭文社)

11年ぶりに岩根神社のミツバツツジを見に行きました。
2005年は野上駅→岩根神社→植平峠→金ヶ嶽→長瀞駅のコースでしたが、今回は波久礼駅からスタートし、金尾山に寄り道してから葉原峠を越えて岩根神社に下りました。
波久礼駅から寄居橋で荒川を渡り、まず北にある金尾山(229m)に寄りました。ここには山ツツジの群落があるのですが、山ツツジの開花にはまだ早過ぎました。でも、頂上付近にあるミツバツツジが良く咲いていました。
寄居橋まで戻って小林みかん山の道標に従って舗装道路を登って行きます。みかん園をいくつも過ぎて、一番上にある「みはらし園」から山道に入りました。
登って行くとカタクリの群落がありました。全体には盛りを過ぎていましたが、綺麗に咲いている株もありました。いったん車道に出て、葉原峠に登り着きます。
葉原峠を横断して山道があり、北に15分ほどの538.6m三等三角点がある小林山(大平山)に登りました。頂上は展望が無く、字が消えかかった小さな山名板が掛かっているだけです。
葉原峠に戻って車道を下り、岩根神社のツツジ園に入ります。入場料は800円でした。11年前は500円で少し高いと思っていましたが、さらに値上がりしました。しかしツツジ園のミツバツツジはどれも大株で見事です。
初めは上ばかり見てましたが、足元に目をやると、カタクリやアズマイチゲ、イチリンソウかニリンソウなど山野草も咲いていました。また、池には水芭蕉も咲いています。岩根神社はツツジ園の外にあり入園券で出入りして一時間以上ゆっくりしました。
ここの桜も綺麗だったし、途中の民家の桃の花や八重桜も綺麗で、野上駅から帰っても良いかなと思っていましたが、荒川を高砂橋で渡るとそこから始まる桜並木につられて、長瀞駅まで歩いてしまいました。

 

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【箱根周辺】南郷山、幕山

2016-03-16 23:31:07 | ハイキング

                     幕山の岩場と梅林

【日 程】2016年3月16日(水)日帰り
【山 域】箱根周辺
【山 名】南郷山、幕山
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇り
【コース】五郎神社(9:15)→南郷山(10:30)→小道地蔵堂寺屋敷跡(11:00)→自鑑水(11:40)→幕山(12:15)→大石平(13:50)→幕山公園
【参 考】分県登山ガイド13神奈川県の山
【切 符】青春18切符

湯河原駅から鍛冶屋行きバスに乗って終点で下車します。バス停前に五郎神社があるので、お参りしてから登り始めました。
道標に従って急な舗装道を登って行くと山道に変わります。ゴルフ場のすぐ脇を登って行く山道が思ったより長く続き、ゴルフボールが飛んで来ないかと心配になります。
いったん、舗装道路(白銀林道)に出て、少し歩いてまた登山道に入ります。頂上手前で海側の真鶴半島や初島の眺めが良いのですが、この日は曇っていたのが残念です。ここまで誰にも会わず、南郷山の頂上にも二人しか居ませんでした。
南郷山から幕山に向かうと左に白銀林道への分岐があります。まっすぐは小道地蔵堂寺屋敷跡となっています。幕山は左と思いましたが、せっかくなので屋敷跡に寄って行くことにしました。次には左に自鑑水との分岐があります。さらに進むと道は右にカーブして行き、右手の沢状を回り込み戻るように進んで舗装道に出ました。左に行くと屋敷跡で、広場に碑と純海上人像とベンチがあり、たまたま大勢の作業員が整備作業を行なっていました。ここの駐車場からも海の展望が開けています。
来た道を自鑑水の分岐まで引き返して直接、自鑑水に下りました。自鑑水から白銀林道に出ると向かいの幕山登山口が工事中で右に少し迂回します。大石平分岐を右に分けて、あっさり幕山頂上に着きました。広い幕山頂上は開けて展望が良く、大勢が休憩していました。ちょうど日が差してきて風も無くて暖かく、ゆっくり昼食休憩としました。
ここから直接、幕山公園に下ると早いのですが、来た道を大石平分岐まで戻って大石平経由で幕山公園に至り、散策路を梅を見ながら歩きました。梅はかなり散っていましたが、種類によっては綺麗に咲いていました。幕山公園からのバスは本数は少なく、梅林で時間調整しました。


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【鎌倉・横浜】北鎌倉から大平山経由、本郷台

2016-03-06 19:07:58 | ハイキング

                         大平山頂の標石

【日 程】2016年3月6日(日)日帰り
【山 域】鎌倉市・横浜市
【山 名】大平山(鎌倉アルプス)
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇り時々小雨
【参 考】http://yuhoyuyu.sakura.ne.jp/course/cn558/index.html
【コース】北鎌倉駅(10:20)→大平山(11:40)→今泉不動バス停(12:15)→公田地区住宅地(12:40)→本郷台駅前(15:30)

鎌倉アルプスを歩くのは7年ぶりぐらいになります。天気予報は芳しくなかったのですが、本郷台駅近くの「あーすぷらざ」で行なわれる講演会を聞きに行くついでに計画しました。
北鎌倉駅から歩き始め、名月院を過ぎると案内板が有りますが、古ぼけて殆ど読めなくなっており、初めてだと迷いそうです。急な坂道を登って行き、どんづまりから山道に入ります。
左の今泉台からの道や右の建長寺からの道が合流して来ます。山道に入ると案内板は新しく、わかりやすくなっています。日曜日ですが、天気が良くないので歩く人があまりいません。時々小雨が降って来ますが、すぐまた止んで日が差して来たりします。
鎌倉市最高峰の大平山に着くと展望が開けます。山頂の標石は回りが削れて浮き上がっているのが面白く思いました。(写真)
大平山の先で左手のゴルフ場から続く砂利道に出ます。この砂利道からゴルフ場の駐車場を通って舗装道路を下ります。下って行って称名寺、今泉不動への道を分け真っ直ぐ行くと今泉不動バス停が有りますが、その手前に右に階段状になった登り口があります。
山道はすぐに二手に別れますが、左の巻き道らしい方を取りました。時々「市境」という標識が目に付き、鎌倉市と横浜市の境を行く様です。山道は鎌倉女子大前バス停あたりまで続いているようですが、 公田地区の住宅地に出てから 本郷台駅前まで舗装道路を歩きました。

 

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【栃木県南】岩舟駅~馬不入山~大中寺(水谷豊に遭遇)

2016-02-11 23:30:26 | ハイキング

                      岩船山の麓はのどかな雰囲気

【日 程】2016年2月11日(建国記念の日)日帰り
【山 域】栃木県南部
【山 名】馬不入山、青入山
【メンバ】本人、妻
【天 候】快晴
【コース】岩舟駅(10:00)→馬不入山(12:10)→桜峠(12:45-13:15)→大中寺(15:00-15:30)→新大平下駅(16:15)

新大平下駅から太平山を目指す予定でしたが、電車に乗ってからふと気がついてスマホで調べたら栃木駅での両毛線への接続が良かったので岩舟駅から縦走して太平山を目指すことにしました。

岩舟駅からまず高勝寺に向かいました。石段を登って行くと上の方から若い女性の声が聞こえ人が大勢いる様子です。やがて大きなカメラを担いだ人が下って来たのでテレビ局の撮影かなと気がつき、聞いてみると「相棒」の撮影で、3月2日から2週連続の前後編で放映するとのことでした。水谷豊さんが現場にいて妻が遠慮して小声で話しかけると、水谷豊さんも小声で返してきたあと、「あ、これ普通の声で話してよかったんですよね」と回りに確かめるように言ったのが、ドラマでのおとぼけぶりとそっくりだったので思わず笑ってしまいました。妻を入れてカメラを構えると水谷豊さんもポーズを取ってくれました。ちょうど撮影が終わったタイミングだったようです。他に通る人もいなくて偶然会えたのは幸運だったと思います。(写真のアップは遠慮させていただきます)

高勝寺にお参りしたあと、岩船山の頂上は最近は立ち入り禁止になってしまったと思うのでそのまま馬不入山に向かいます。きつい登りをこなして馬不入山に着くとちょうどお昼どきなので大勢休んでいました。馬不入山から下った桜峠でお昼の休憩としました。上を見ると青空にパラグライダーがいくつも飛んでいました。

青入山を越え、晃石山の手前で右への巻き道を行って、晃石神社を通り晃石山頂上は省略しました。パラグライダーの基地を過ぎ、ぐみの木峠を過ぎて林道に出た所の道標に通行止めのお知らせが張ってありました。太平山神社から山頂に登り始める箇所が工事中のため林道を謙信平まで迂回するようにとのことでした。工事期間は2月2日から3月25日までです。

ぐみの木峠に戻って大中寺に下りました。以前に一度通った道ですが、今回は由緒ある大中寺の七不思議などを見学してゆっくりしました。大中寺からは正面に見える小山の右の道路を行きましたが、この道は車通りが少なくてのんびり歩けます。小山の左を行く道路は車の通行が多く、小山の中を行く山道はけっこうアップダウンがあるので、疲れた帰り道は右の道路が一番良いと思いました。

 

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【大菩薩周辺】小金沢山、大菩薩嶺

2015-12-12 23:15:38 | ハイキング

                  天狗棚山(右)と熊沢山(左)

【日 程】2015年12月12日(土)日帰り
【山 域】大菩薩周辺
【山 名】小金沢山、大菩薩嶺
【メンバ】単独
【天 候】曇り一時雪のち晴れ
【コース】小屋平バス停(9:00)→石丸峠(10:00)→小金沢山(11:00)→石丸峠(12:20)→大菩薩峠(13:00)→大菩薩嶺(13:50)→上日川峠(15:00)
【参 考】山と高原地図24大菩薩嶺(昭文社)
【切 符】青春18切符

甲斐大和駅から栄和交通バスで小屋平バス停で下車、石丸峠から小金沢山を往復したのち大菩薩嶺に登って唐松尾根を下りました。歩き出しは雪がちらついてきましたが、午後から晴れました。
大菩薩嶺に登ったのは32年ぶり3回目で、以前のアプローチは塩山駅から裂石へのバスでしたが、甲斐大和駅から上日川峠へのバスの便ができてから初めて利用しました。なお翌13日(日曜日)までで今年のバス運行は終了なので、冬の青春18切符が使えてこのバスに乗れるのはこの日と翌日のみでした。
バスは補助席も使ってほぼ満席でした。バスは自由乗降なので、バス停ではない場所でもあらかじめ運転手に伝えて下車する人がいました。ただし、この日のように補助席まで満席の時には、途中下車する場合は最後に乗るようにした方が良いと思いました。私は終点一つ手前の小屋平下車でしたが、小屋平では下車する人も多かったので迷惑かけずにすみました。
天気は予報と違って芳しくなく、歩き出しには雪が降って来る有り様でした。雪はすぐ止んで少し日が差すこともありましたが、午前中は曇っていました。石丸峠あたりは展望が良く歩きやすい道ですが、小金沢山への登りにかかると樹林帯に入り、足元は木の根や岩が多くて歩きにくく、目印は多いもののやや分かりにくくなります。小金沢山に着いても天気は回復せず、展望はありませんでしたが、石丸峠に戻る途中、樹林帯から出た時には青空が広がっており、行きとは全然違って伸びやかな雰囲気になりました。(写真)
熊沢山を越えて大菩薩峠を過ぎ、雷岩までは展望が良く富士山や南アルプスも見えます。陽だまりで気持ち良く、景色を見ながら休憩するのに適した所が多くて、この時期でも人が多いのは当然でしょう。雷岩から大菩薩嶺へは樹林帯に入って行きます。大菩薩嶺はあいかわらず樹林に囲まれて展望も無く、日も差して来ないので、この時期にはここで休憩する気にはなれません。雷岩まで戻って休憩し、唐松尾根を下って上日川峠から最終一つ前のバスに乗って帰路に就きました。

 

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【高尾・陣馬】高尾山もみじまつり

2015-11-28 21:26:51 | ハイキング

                      高尾山紅葉台あたり

【日 程】2015年11月28日(土)日帰り
【山 域】高尾・陣馬
【山 名】高尾山
【メンバ】本人、妻、次女
【天 候】晴れ
【コース】登山口(10:00)→山頂周辺(11:45-13:00)→登山口(15:40)

久しぶりに次女と妻と3人で高尾山に行きました。高尾山もみじまつりの最終盤で天気も良かったのですごい人出でした。京王線の高尾山口駅で下車すると駅改札の横から「京王高尾山温泉 / 極楽湯」への通路があり、線路の下を通って向こう側に建物があります。10月27日に営業をはじめたばかりで、もみじまつり中はシーズン料金で少し高くなっています。今回は入口まで見物しただけで戻りました。
駅から大混雑で、ケーブル乗り場も長い行列が出来ています。混雑を避けて病院横の道から2号路、3号路を経由して6号路と合流して頂上へ登りました。紅葉は終わりかけていましたが、3号路ではまだ緑のモミジもありました。
頂上では雪化粧の富士山が見られて、良かったのですが、凄まじい大混雑を何と例えたら良いでしょう。バーゲンセール?初詣の浅草寺?という感じでした。雑踏の山頂を後にして、紅葉台の少し先の富士山が見える日だまりでお昼ご飯にしました。次女がリニューアルされたビジターセンターは初めてと言うので帰りに寄りましたが、外は大混雑なのに中は意外と空いていました。
下りは吊り橋のある4号路コースを通りました。次女が足を痛めたので、リフトで下ろうと思いましたが、50分待ちとのことで整理券が出る有り様でした。
諦めて舗装された1号路を下りましたが、ここを歩いたのは久しぶりで、すっかり記憶を無くして簡単な道と思ってましたが、意外に長くて急で、足を痛めた次女には大変でした。途中に寄った金比羅台あたりの紅葉が綺麗でした。
駅に戻る途中、8月11日に開館した高尾599ミュージアムにも寄りました。隣りには以前からあったようですが、高尾森林ふれあい推進センターがあって、どんぐりを使ったクラフト体験もできるのでミュージアムとの相乗効果で人気が出そうです。温泉もできたし、高尾山は一大観光地としての地位を固めていきそうです。

 

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【日 光】龍王峡遊歩道

2015-10-31 23:26:02 | ハイキング

                       紅葉の龍王峡

【日 程】2015年10月31日(土)鬼怒川温泉に前泊
【山 域】日光
【メンバ】本人、妻
【天 候】曇り
【コース】龍王峡入口(12:00)→むささび橋(13:00)→龍王峡入口(14:00)

鬼怒川温泉に泊まった翌日、鬼怒川に架かる橋めぐりウオーキングをして鬼怒川公園駅まで歩きました。
鬼怒川温泉あたりも9月11日の水害による影響がまだ一部で残っていました。
その後、龍王峡駅に行こうとしましたが、東武鉄道は野岩鉄道に直通運転していないとのこと。水害の影響で電気施設がやられたためみたいです。
そこでバスで龍王峡入口に行きました。
龍王峡も鬼怒川の向こう岸は通行止め、むささび橋より先も通行止めになっており、むささび橋までの往復しかできませんでした。それでも紅葉の見ごろで観光客で賑わっていました。
むささび橋のたもとのお茶屋さんできのこ汁を頂いて、戻ってきました。

 

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【日 光】毘沙門山から霧降の滝展望台

2015-10-30 21:50:00 | ハイキング

                      霧降の滝展望台から

【日 程】2015年10月30日(金)鬼怒川温泉泊
【山 域】日光
【山 名】茶臼山、毘沙門山
【メンバ】本人、妻
【天 候】晴れ後曇り
【参 考】山と高原地図13日光(昭文社)
【コース】大谷向駅(8:30)→茶臼山→毘沙門山(10:30-50)→床滑→滝頭の滝(13:30-45)→霧降の滝展望台(15:00)

鬼怒川温泉に1泊で紅葉のハイキングを楽しみました。一日目は茶臼山から毘沙門山のコースと霧降川沿いのコースを繋ぎ、床滑、滝頭の滝、長峰ケ丘を経由して霧降の滝展望台に出る予定でした。
大谷向駅から大桑バイパスに出て登山口に向かいます。茶臼山の道路に面した側は崖のような急傾斜です。東側の登山口からもかなりの急登が続きますが、頂上あたりはなだらかで山頂は分かりませんでした。以前はあった山名板が無くなってしまったとのことでした。
テレビ中継施設のあるピークを過ぎると左に毘沙門山の尖ったピークが見えました。大きく下って登り返すと岩場があり、このあたりでリスを見ました。反射板のある頂上には小さな山名板が2つありました。
頂上から北西に下り、県道245号に出て北に向かい、霧降川を渡って左折して行きます。このあたりはのどかな田園風景が広がっており、「残したい栃木の棚田21認定地」と「とちぎのふるさと田園風景百選認定地」の標識があります。
再び霧降川を渡る直前で右に霧降川に沿う道に入りますが、ここはちょっと見ると道ではないように見えます。床滑という霧降川の川底が一枚岩になって綺麗な所を見て、滝頭の滝と言う変わった名前の滝を過ぎて、道標に従い長峰ケ丘を目指して左手に分岐するコンクリートで舗装された急な林道に入ります。
このあと道標が見当たらず、林道分岐が現れると勘で左を取りました。林道は大きく曲がって続き、行き止まりになりました。この林道の左側に登ってみると笹薮に隠れがちな山道がありました。辿って行くと道標があり、すでに長峰ケ丘は過ぎて霧降の滝に向かっている所でした。
道標は少なく、深い笹薮に道も隠れていますが適当に上を目指していくと、木の間越しに観光客が歩いているのが見え、霧降の滝展望台への道の途中に飛び出しました。ちょうど紅葉も良く、下流では少なく見えた水量も霧降の滝では十分多くて素晴らしかった。
バスで東武日光駅に出て、鬼怒川温泉に向かいました。

 

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