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1970年代から現在の韓国なんでも情報いろいろ目と足で集めました。

韓国では、すべてがソウルになびく

2020-06-02 02:17:33 | 韓国旅行

 
韓国では、すべてがソウルになびく


 
ソウルへの集中度では大学もそうで、まずみんなソウルの大学に行きたがる。


それも“SKY“といわれるソウル大、高麗大、延世大の御三家がブランドになっていて、これでないと出世できないと思われている。
ソウル以外の地方大学は社会的評価が低い。
これは韓国が昔から極度の中央集権国家で、地方に存在感がなかったことに由来する。
 
極端に言えば韓国には地方文化はないといっていいかもしれない。
人びとの目はみんなソウルを向いている。
上京することばかり考えているのだ。
逆に地方に移り住むときは、伝統的には“落郷“といい、尾羽打ち枯らした失意、左遷、島流しの気分だ。
今でも企業や公務員で地方勤務を命じられると「イヤだ」といって辞めてしまうのが結構いるという。
 
日本では新聞記者の第一歩は地方勤務だが、韓国にはそんな習慣はない。
中央は中央だけ、地方は地方だけの勤務で終わるようだ。
 
日本に留学する韓国人学生は圧倒的に東京志向のようだ。
日本も韓国と同じだと思っているからだ。
 
日本は韓国と違って国のかたちや文化構造が東西に二つに分かれていてすべて東京中心というわけではない。
巨人・阪神、大相撲の東方・西方、江戸落語に上方落語などからはじまり、日本文化には東西に二つの焦点がある。

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こんな風だから「サムスンこければ韓国もこける」といわれるまでになってしまった

2020-06-01 02:04:24 | 韓国旅行

 
韓国社会の集中化現象は多くの分野で確認できる。
 
そこにはそれを好むという韓国人特有の嗜好、思考、志向がある。
韓国人が最も好む大衆酒である焼酎における「チャミスル(真露)」のシェアーがそうだ。
以前は70~80%はあったが、今でも50%以上占めている。OECDの国の中で、一つの酒ブランドがこれほどの集中度で好まれている国があるだろうか。
 
韓国は商品の銘柄が少なく多様性に乏しいということがある。
これだけの経済力を持つ国になったのに選択の幅が実に狭い。


韓国自慢の電化製品は、どこへ行ってもサムスンLG製品なのだ。
自慢の自動車だって現代(起亜も吸収)だけでシェアーは7割を超える。
どこへ行っても、現代・HYUNDAIが目につく。
 
そもそも現代をはじめ多くの大企業がある中で、財閥サムスン・グループだけで韓国のGDPの20%以上を占めているというのも驚きだ。
従業員の待遇でもサムスンはダントツということもあって、学生はみんなサムスンに入社したがる。
入社希望者が殺到するためサムスンは全国的に「入社予備試験」までやっている。
だからサムスン入社のため“予備校“まで存在する。
 
司法試験など国家試験ならともかく、一企業の入社でこんなことは世界にはない。
集中度のお陰だ。
 
こんな風だから「サムスンこければ韓国もこける」といわれるまでになってしまった。

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