韓国は弱みを見せると、どこまでもつけ込んでくる国柄で、菅直人が日韓併合を謝罪し、統治中日本に移動された文化財の返却を約束すると、こんどは朝鮮半島由来の文化財をすべて返還しろという話になった。
日韓基本条約で解決済みであろうと、たとえ国際法上通用しない話であろうと、大声を上げて要求し通れば“儲けもの“というのが韓国人の性根である。
相手を見ずに恩を着せたかった菅直人の軽率が、取り返しのつかない禍根を残したのである。
韓国にあるのは“恨“だけで“恩“という観念がない。
恩と恨は足してゼロになる対義語で、韓国人が恩を知っていれば恨のエスカレートにいくらかブレーキが掛かったはずである。
韓国人の心理作用には「よいことは天からの授かりもの」「悪いことはナム(他人)の邪悪な呪いのせい」という道教的ば観念がはたらいている。
よいことが天からの授かりものなら、恩という観念は生まれず、悪いことが他人の邪悪な呪いのせいなら、生まれるのは“恨“だけである。
韓国人は、「思ったことは真実」という奇妙な思考回路を持っている。