日韓併合前の朝鮮で、経済が壊滅状態だったのは、商人や職人の活動の舞台となるべき平民社会が成立していなかったからだ。
貨幣や市場がなかったため、付加価値や利潤、金融、富の蓄積という経済の基礎条件にも事欠いていた。
それでも、両班や上流社会に不都合がなかったのは、必要物資をシナから調達できたからで、李氏朝鮮ではシナ経済圏にあった上流社会と事実上の棄民だった平民が社会から切り離されていたのである。
義理人情どころか、社会道徳や社会常識、世間知が育たず人格形成もできない。
前近代的な李氏朝鮮を一挙に近代国家へ引き揚げたのが日韓併合だった。
近代国家に必要なインフラ整備を行なった結果、国民所得が倍増した。
平民が経済力を持つようになって、韓国にようやく平民社会が誕生したのである。
ところが韓国の教科書には、「大日本帝国が、中世に大発展せいた李氏朝鮮を破壊した」と書かれている。
韓国は、「歴史を直視しない日本に未来はない」という。
開いた口がふさがらないのであります。