極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

傾いた大仏 と 大仏バンド

2022-08-14 14:44:51 | Weblog
大学時代に「はる」を始めた頃に作った「傾いた大仏」という曲がある。
このブログの本文でも歌詞とともにちょっと書いている。
大仏バンド
大仏バンド 2


バンドではボツとなった。理由は「バンドのカラーに合わない」か何かで、この曲は
コミカル調というかふざけている。当時の(というかその後もずっと)バンドは
「二枚目路線」だったので、不採用だった。

「はる」だから当然にして和風で、意識したのは仙波清彦の「はにわちゃん」である。

「大仏が傾いたら恐いな」と思って作った。
大仏は奈良でも鎌倉でも牛久でもいい。

この曲を演奏するだけの「大仏バンド」が結成されて、早稲田大ロッククライミングの発表会で
演奏した。バンドは「企画もの」だったので、すぐに解散してしまったが、私にとっては
「いい思い出」となっている。

今回、4トラックカセットテープを「アナログリマスタリング」した。
私の声が、とても若い。


以下 歌詞


傾いた大仏

空が裂けた赤い同胞が       
共に食らう山に木霊する      
陰る木々に代わる道標       
忘れかけた赤き魂         

町中まで聞こえる         
火の見櫓の鐘           
轟き嵐やら風も吹き抜ける     

竹薮焼けた粉吹いた        
いろはにほへと          

大仏傾いた            
おまけに頷いた          
大仏傾いた            
そのままうつむいた        

逃げる民に追いうちをかける
広く裂けた大地の峡谷
雲が落ちる炎が揺らめく
一人きりの大鹿が笑う

馬小屋で生まれた
時々の御人が
差し示す教えも 今は空しくて

竹薮焼けた粉吹いた
いろはにほへと

大仏傾いた
おまけに頷いた
大仏傾いた
そのままうつむいた




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