極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

社長 2

2005-09-04 08:00:43 | Weblog
「売れる曲を書け」と言われても、そう簡単に書けるわけではない。

社長は、はじめの頃は我々を「売れるバンド」するために「流行の最先端」を味わせようとしたのか、「流行に敏感な人たちがよく行く言われている店」などに連れて行くこともあった。私の目には「へんてこな店」としか映らなかった。また、そういう店に行っても「有名人」はいなかった。本当の「流行最先端」の「担い手」達は、テレビや雑誌でよく見かける人たちではないのかもしれないが、薄暗くまともな料理も出ない店のどこがいいのか、まったく理解できなかった。

むしろ、私は社長の高級車(メルセデスの上位車種、もちろん運転手付き)などに興味があった。社長は他にもフェラーリなども持っていた。

フェラーリの室内マットの価格と当時私が所有していた軽貨物車の価格と同額で、びっくりしたことをよく覚えている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする