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酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

天国から地獄!センバツ劇場 逆転アーチの応酬

2023-03-25 | 日記
WBC熱に浮かされ、例年ほど密”に見ていなかったセンバツ甲子園は、すでに第7日に突入していた。
大会は折り返し。
プロ野球スカウトたちのチェック最終日でもある。
▼作新学院9-8英明
8強先陣争いの第3試合が凄かった。
スコアだけではない。
逆転3ランの直後に逆転2ラン。
稀に見るどんでん返しのアーチの応酬だった。
名門の作新学院(栃木)と四国王者の英明(香川)の3回戦。
たまたま、つけた中継がヤマ場の8回だった。

スコアは5-7で英明が作新にリードされていた。
2死一、二塁、英明の2年生3番・百々愛輝が 右翼ポール際に逆転3ランを運んだ。
8-7とひっくり返す劇的な公式戦初アーチだった。
残るは作新学院の最終回だけ。
殊勲のアーチを放り込んだライトの百々が、3番手でマウンドに上がった。
「もも」と読むとてっきり思った。
中継アナの声は、老人性難聴の兆しある我が耳には、どう聴いても「ドド」といっている。
その珍名君が、クリーンナップから始まる打線に立ち向かう。
しかし、ドラマは終わっていなかった。
先頭を打ちとった1死後、ドドは4番を四球で歩かせる。
動揺を隠せないまま投じたど真ん中のボールを作新の5番・武藤匠海がフルスイング。
白球が左翼席に突き刺さる逆転決勝2ラン。
大ヒーローから一瞬にして地獄のヒーローになってしまった。
サッカーでは一挙にひっくり返ることはない。
野球には一瞬にして逆転するドラマがある。
▼武藤匠海(作新学院5番)「狙い球を絞ろうと決めた。インコース寄りの甘めに来たら振り抜く。球がつぶれるようにバットに乗っかった。甲子園の歓声ってこんなに凄いんだと実感した。人生で一番気持ち良かった」 
▼百々愛輝(英明3番)「3ランに凄い声援が飛んでいて、嬉しかった。9回はまだ息が上がった状態だった。準備不足というのは言い訳になってしまう。もう少し落ち着いてマウンドに行ければよかった。簡単に勝てない。練習から緊張感を持ってやっていきたい」 




速報!休みなし大谷メジャー開幕試投5回途中1失点8三振

2023-03-25 | 日記
キャンプ地入りした大谷翔平が25日、WBC世界一MVPから中2日で実戦マウンド。
メジャー開幕戦(31日)の試運転で投げた。
アリゾナ州テンピでマイナー相手に5回途中81球。
1失点4安打8三振1四球だった。
立ち上がりは無失点の1安打。
2回、先頭打者にソロを被弾。

肩の状態はほぼ問題ないが、今季から始まるピッチクロックとピッチコム。
試合のスピードアップのためのもので、昨シーズンと勝手が違う。
その確認が最重要で、二刀流は封印、投手専念だった。
侍ジャパンからエンゼルスのユニホームに大谷が衣替え。
心身とも切り替えて中5日で臨むアスレチックスとの開幕戦。
残り4試合のオープン戦は打者に専念する。
10月のヒリヒリ感を味わうための助走がスタートした。
▼大谷翔平「WBCの時点で出力も出ていた。その時点でほぼ完了はしていたので、あとはピッチクロックとピッチコム。多少体の張り感は残っている。移動の連続で時差とか多少のだるさはある。リカバリーは寝ることですね。きょうは投げるというより安心材料としてちゃんと出来る確認をしたかった。何事も最初は慣れるのは大変。だけど、アジャストメントした人がやっぱりいい成績を残せると思う 」
※開幕戦はNHK総合(11時~)で生中継される。

春の装いスノータイヤ交換 満開桜はまだかいな?

2023-03-25 | 日記
近隣の桜ロードが五分咲き。
コロナ禍以来4年ぶりに桜まつりの提灯が揺れている。

生憎の曇り空。
空には厚い雲が垂れこむ。
我が家の八重桜の盆栽はすでに満開なのだが、外はまだのようだ。
す桃の芽も膨らみ、ヤマガラも朝食ついでに花見としゃれ込む。

WBC侍ジャパンの感動に酔いしれている間に季節は巡る。
スノータイヤに履き替えたのは、ついこの間。
そんな気がする。
なのに春の陽気がひたひた。
タイヤ交換に衣替えする時期が、もうやってきた。
お願いしている整備工場が、その桜並木の道路沿いにある。
満開ではないが、交換を待つ間に独り占めの花見が出来た。

仲よくお地蔵さんと語り合った。
「何時の間にやら、コロナ禍が終わったのかな?ならエエんやけど」
「マスクは自由でっせ、いうけど、終息宣言は出てまへんけどね」
「お役人は責任を取りとうない。下駄を預けるのんが、得意やから」
「どっちゃにしても、このまんま、また、のんびり季節の移り変わりを楽しめたらよろしいなあ」

小学校2年の孫はきのう終業式。
幼稚園の孫娘は、先ごろ卒園式が終わった。
あとはピカピカの1年生の入学式。
来月10日、というから、えらい遅い。
もう桜は散っている。
満開の下で、というわけにはいかないのが残念だ。
とりもあえず、春休みに入った。
土曜、日曜は花見見物の家族連れでにぎわうはずだ。



イチロー「栗山ジャパン世界一」に初言及 ダルビッシュ絶賛

2023-03-24 | 日記
沈黙していたイチローが初めてコメントを出した。
第1回(06年)第2回(09年)のWBC世界一をけん引した侍ジャパンのレジェンドだ。

「マイアミでの試合を何試合かテレビで観た。連日満員だったし、中南米の選手たちの気持ちの入り方を見れば、明らかだった」
第1回から17年を経て観客動員が130万人超えの盛況ぶりに驚く。
「現場にいなくても感じることが出来て、感慨深かった。大谷とトラウトの対決は、この大会でしか見られないもの。最近は誰対誰という勝負がなかなか見られない。最後にそれが観られたのは良かった。国を代表して戦う、この大会の醍醐味でもあると思う」
何より09年の優勝を締めくくったダルビッシュ。
侍戦士に献身的だった盟友を絶賛した。
「何より嬉しかったのは、ダルが招集日初日から参加したこと。次回も代表メンバーに入る状態にあって欲しいけれど、今回のダルの思いを後輩たちがつなげていってほしい」
報道陣からキャンプ地で聴かされたダルビッシュは感激。
「イチローさんに褒められることがないので、嬉しい。自信になります」
さすがにイチローは、弓子夫人の元カレと噂された栗山監督には触れなかった。

侍ジャパン栗山監督WBCぶっちゃけ裏話

2023-03-24 | 日記
世界一”侍ジャパン”が23日夕方、成田空港に凱旋帰国した。
1200人が熱烈歓迎。
早速、名タクトを奮った栗山英樹監督(61)がテレビ各局をハシゴ。
あらゆる角度からの直撃に応えた。

ダルビッシュー大谷の決勝の夢リレーの裏話など聴き入ってしまった。
勿体ないので、ここに備忘録として残しておく。
▼大谷翔平への想い
野球の神様に祝福された選手
「最後はチーム全体が『この人が投げてやられたらしょうがない』みたいな人が行くべきだと思った。翔平があそこで抑えきる。余り褒めたくはないけれど、凄かった。翔平は“あまのじゃく系”。決勝戦のことは一切何も言わず、ずっと待っていた。決勝戦の3日前に雰囲気を出してきた。体の戻りさえ良ければ行けるかも?監督、準備しておいてって、いう暗黙の空気感があった」
「決勝の最後の場面。いきなり四球、普通あの1点差で・・・。いつかどっかでやられる可能性がある。ゲッツーで2アウトになって、トラウト選手が入った瞬間に勝てるかもしれない、この物語って思った。完全に物語です。最後に大谷対トラウトで試合が決まるのは全世界の夢。『野球の神様が作ってくれた』って思った。初めて『勝てるかもしれない』って思った。大谷翔平の持っている大きさだったり、野球の神様に祝福されてる選手なのかって感じた」

▼決勝ラウンドの投手起用のなぜ?
「準々決勝で大谷選手とダルビッシュ選手の2人を使った。もったいないの意見は、もちろんあった。負けたら終わり。日本の誇る4枚の先発ピッチャーを2人.2人で行っちゃいたかった。どうしても勝ちたかった。佐々木と由伸。ふつうは準決勝と決勝なのかもしれない。第2先発は凄く難しい。いつ行くか分からない。由伸はリリーフの経験がある。試合キャリアもある。それで朗希先発にした。実は2人で8回という皮算用だった。あえて、ここで勝負するべきと思った。何かを取っておいて負けるほどバカなことはない。全部使い切るって、準々決勝から考えていた」

「決勝の継投?戸郷ー高橋宏・・・。先発の今永投手は実績もある。凄く状態が良かった。それでも物凄く緊張していて試合前の話も、今永はよく分かっていなかった。誰でも緊張はする。2番手以降は、だったらボールに勢いがあって、プラスアルファが生まれる若い人が行った方が可能性が高い。僕の逆説的な発想を含めて投手コーチと相談して、こういう順番になった。一番安定感があったのは伊藤大海だった」
決勝の朝に決まったダルビッシュ登板
「ダルビッシュー大谷のリレーは、ずっと考えていた。昨年秋の11月ぐらいから。出場するしない関係なしに、どういうパターンだったら行けるのか昨年8月の時点でダルビッシュと話していた。行けるとなったら一番厳しい8、9回に、勝っていたら行きたい、と。ダルビッシュは登板間隔が詰まっていて、基本的には大会中2度でやめようと話していた。イタリア戦(準々決勝)で最後の登板になるはずだった。ただ“いける!”となったら言ってくれ、と伝えた。ダルビッシュの登板は決勝戦の朝に決まった。当日、球場でコーチが来て“ダルがいけるって言っている、と。いけるというのは“行く!”ですから」

▼村神様との対話
未来の侍4番を打つ男にかけた
「あれだけのバッターが苦しんでいる。もっと早く打つきっかけを作ってあげたい。打順を変えた方がいいのかとか。強化試合の時に監督室に呼んで1度話した。開幕して電話で会話をした。渡米してからもメールをしていた。僕の心が今、どう思っているのかを伝えた。純粋ですから、こうするよ、と伝えたら『分かりました。勝ちましょう』とそんな感じだった。打順を4番から変更する中で、僕の思いを伝えるべきだと思って、色んな形で伝えてきた。最後の2試合は良かった。サヨナラの時も打席が回るのは分かっていた。コーチにはバントの用意をお願いしていた。でも、“勝つなら村上が打つんだ”と思い直し、本当に打つと思っていた。これだけ苦しんだら、絶対大事なところで打てると思った。吉田だったり、誠也、翔平だったり、日本の4番を打てる人が育ってきた。僕はやっぱりムネが日本の4番になると信じている。強い4番を確実に作っておきたい。生涯でこんなに苦しむことは、もうないかもしれない。あれだけのバッターに申し訳なかった。ステップを上げる意味で凄く意味があった。まだまだやるべき事がある方が人は前に進める」

▼源田の右手骨折と起用の決断
WBCへの魂に感動した
「韓国戦で二塁けん制で帰塁時に交錯して右手小指を痛めた。治療を受けてすぐに二塁に戻った。僕は見ていないが、トレーナーに『完全に指が横向いている』と言われた。痛み止め(ボルタレン)は水で飲むものだが、ラムネみたいに口に突っ込んでバーって戻った。その魂に感動した。次の日、外そうかと源ちゃんと話したが、WBCに全てをかけますと言った。プレーも確認出来たし、僕は源ちゃんにかけようとアメリカに同行させた」

▼ダルビッシュへの感謝と謝罪
自分の調整よりナインに情報伝授
「実は、調子は良くなかった。皆の練習に付き合い、皆のために決勝戦の前も米国のバッター情報を教えてくれていた。自分が投げるのに、そこまでチームに貢献してくれた。『本当に申し訳ない。自分の調整も出来なくて、本当に苦しかったよね。勘弁してくれ。ただ、本当に日本の野球のためになった』と最後、謝りました。そこまでやってくれた。ダルも勝ちたかったと思う。それなのに『勝つためにリラックスして、楽しくやろうよ』とナインに伝えてくれた。ずっと大会に携わってきた方が『こんな雰囲気のジャパンは初めて見た』と。僕は前が分からない。オンとオフのバランスが本当に良かったのはダルビッシュのお蔭です」

▼ヌートバー選出の理由
外野はメジャー2人の予定だった
「まずは日本のセンターラインの超一流選手たちが、年齢を重ねている。1つのテーマだった。そこでヌートバー選手とクアン選手の2人を入れたかった。1人って言いながら、実は2人入れたかった。クワンはインディアンスで打率が良い。ヌートバーと外野に入ったら凄い強いと思った。いきなり米国の2選手を入れることが良いのか悪いのか悩んだ。クワンの祖父母は日本国籍だったけど、父か母じゃないとダメだった。たまたまルール上NGだった。ヌートバーは、めっちゃいい奴。ただ、活躍するかどうかは分からない。思い切りの良さと全力プレーは切り込み隊長にぴったりだった。まずは1番、センターと思った。普通センターは両脇の外野に指示をする。日本人の方が良いって言われる。でも、ヌートバーなら出来ると思った。ペッパーミルパフォーマンス?あれまでは想像できなかった」
※画像はすべてTV中継(ABC系、MBS系)から

凄いぞWBC視聴率7戦オール40%超え 極上のSHO TIME満喫

2023-03-23 | 日記
WBC決勝、侍ジャパンと米国戦の視聴率が発表された。
平日の朝8時にもかかわらず42・4%をマーク。
当日夜の再放送でも22・2%。
【3月23日付・報知新聞】
平均的サラリーマンならプレーボールは出社直後の時間帯。
クライマックスの大谷VSトラウトの勝負、世界一の瞬間もランチ前。
それでも40%超えは驚異の高視聴率だった。
スマホでチェックしていた人も多数だったろう。
侍ジャパン7戦全てが40%を超えたことになる。
普段は野球に関心のなかった層も惹き込まれた。
この2週間の列島は極上のSHO TIMEを堪能。
メジャー組以外の26戦士が23日夕方、成田空港に凱旋帰国した。
【第1次ラウンド19時~】
▼09日・中国戦41・9%
先発=大谷翔平(関西35・8%)MBS系
▼10日・韓国戦44・4%
先発=ダルビッシュ有(関西37・6%)MBS系
  ▼11日・チェコ戦43・1%
先発=佐々木朗希(関西38・6%)ABC系
▼12日・豪州戦43・2%
先発=山本由伸(関西39・2%)ABC系
準々決勝19時~
▼16日・イタリア戦48・0%
先発=大谷翔平(関西43・8%)ABC系
準決勝08時~
▼21日・メキシコ戦42・5%
先発=佐々木朗希(関西36・3%)MBS系
決勝08時~
▼22日・米国戦42・4%
先発=今永昇太(関西35・0%)ABC系


朝乃山2敗 十両V争い一歩後退 小兵の翠富士2連敗

2023-03-23 | 日記
横綱、大関不在で混とんとする幕内の賜杯争い。
無敗でトップだった小兵171センチ翠富士は役力士と当たり出した。
きのう小結の若元春に敗れ10連勝でストップ。
12日目は関脇の若隆景に敗れ2連敗。
2敗をキープした大栄翔と並びトップを並走する翠富士は、役力士と当たるこれからの終盤はつらい。

相星3敗同士の霧馬山と豊昇龍のモンゴル関脇対決は、上手投げで霧馬山に軍配。
豊昇龍は4敗となり脱落した。
この結果、2敗(大栄翔、翠富士)と3敗(霧馬山、若元春、琴ノ若)に絞られてきた。
優勝の目安は3敗前後の低レベルな幕内のVレースより十両が面白い。
大鵬の孫に朝乃山が12日目の土俵で敗れ2敗目。
幕尻の王鵬に寄り切られ、十両連覇から一歩後退した。
マッチレースだった逸ノ城は1敗をキープ。
単独トップに立った。
3敗だった新十両の”怪物”落合は3連敗。
上位の壁に阻まれ8勝4敗となった。



複雑怪奇なヤフーウォレット解約手続き

2023-03-23 | 日記
いつの間にやら毎月508円が引き落とされている。
もう数年に及ぶらしい。
ヤフーウォレットとかいうらしい。
らしいというのは、家族のカードだからだ。
身に覚えなし。
わずかな額だから、軽くみていたようだ。
しかし、年間にすれば6000円。
2年なら12000円、3年なら、、、、看過できる額ではない。
で、ヤフー(株)に電話連絡しようとしても出来ない。

WEBでしか出来なくなっている。
IDやらパスワードがいる。
そんなもの記憶にない。
うろ覚えのメモなどをたどり、やたら打ち込むが通じない。
「パスワードが違います」
携帯のことだろう。
で、ドコモショップに行く。
ところが「うちとは関係ないです」と店員はけんもホロロ。
「パスワードを何回も打てば無効になりますよ」
そんな無情の返答だけはしてくれる。
ネット、アプリなんぞは「入るのは、た易い」が「解約は複雑怪奇」。
わざと難しくしているのだろう。
我が家だけ、こんなことで怒っているのだろうか?
年寄りにはお手上げだ。
電話の受付ぐらいするべき!とムカムカする。
責任者出てこい!
それほどネット社会に疎い方ではない。
けれど、、、、。
いや、考えるだけでストレスがたまる。
せっかく侍ジャパン世界一に感動したのに、わや(台なし)でっせ。
いよいよ、ネット、IT社会に取り残されそうだ。





世界一コメント総集編@魂の15球ユニコーン大谷MVP トラウトと名勝負

2023-03-23 | 日記
毎朝、痺れに痺れた。
準決勝(メキシコ戦)決勝(米国戦)と感動に酔いしれた。
トラウトと大谷の勝負はとりわけ手に汗を握った。
まるでハリウッド映画、新たな大谷伝説。
MLB公式サイトはWBC史上最高の場面に選出した。
これ以上の感動がこれからやって来るか、想像できない。
最高の冥途の土産を侍ジャパン、とりわけ大谷翔平に貰った。
「みんなと別れるのが寂しい」と侍たちがいった。
堪能させてもらった吾もWBCロスになる。

ともに世界一しか考えていないと言い続けた師弟。
日ハム時代からの栗山英樹監督(62)と大谷翔平(28)が夢を実現した。
米国スター軍団との接戦にダルビッシュ有(36)と大谷がリレーを志願した。
6回から大谷はベンチとブルペンを行ったり来たり。
ストッパーとして肩を作らねばならない。
打席も回ってくる。
実際、7回には快足を飛ばしてショート内野安打で塁上に立った。
被弾したダルビッシュからのバトンは最少差の1点。
それを大谷は野球少年のようにやってのけた。

試合前のロッカーで大谷はゲキを飛ばした。
「トラウト、ベッツ、リアルミューらがラインナップにいる。今日1日だけは憧れを捨てよう。憧れを持っている限り、超えることはできない」
誰も二刀流を真似出来ないと唸った米国代表デローサ監督。
「大谷のやっていることはリトルリーグで、みんなやって来たこと。それを最高の舞台でやってのける。彼は野球というスポーツのユニコーンだ。みんなトライするが、彼のレベルに届くのは無理だ」

栗山監督は裏事情をぶっちゃけた。
「僕はひと言も(大谷とダルビッシュが)投げないとは言ってない。報道ではいろいろ言われていた。実はこのスケジュールを最初に見た時に準々から、時差がある中、中4日でいけるか?を最初から凄く考えていた。でも、僕からは一切アプローチはしていない。彼らが勝ちたいと思った時にアプローチがあると思っていた。あるタイミングで2人が、いきます、と伝えてくれた」
終わってしまうのが寂しい
▼大谷翔平「本当に夢見ていた。間違いなく今まででベストの瞬間だ。トラウト選手を最後の打者に出来ないか、と思っていた。四球を出して・・。あの後ゲッツーを狙い、最高の形で迎えることが出来、最高の結果になって良かった。 正直、終わってしまうのがさみしい 。勝ったからといって(世界一の選手になる)目標が達成されたわけではない。一つの通過点にして、もっともっと頑張っていきたい。これからシーズンが始まる。そこに向かって日々努力したい。第1回大会から先輩たちが素晴らしいゲームをした。僕らが見て、ここでやりたい気持ちにさせてもらった。今回優勝して、そういう子たちが増えたら本当に素晴らしい」
最後はいいボールだった
▼マイク・トラウト「野球ファンが望んでいた対戦。この1カ月半で何度も質問をされてきた。他の終わり方があったと思うかい?大谷は凄いボールを持っている。最後はいい球を投げてきた」 
トラウト打てねば誰も打てないスライダー
▼ノーラン・アレナド「最後のスライダーはエグい。素晴らしい投球だった。マイク・トラウトが打てなければ、他の誰も打てない」
最後のスライダーがスローモション
▼中村悠平「打者トラウト、投手翔平。後ろはローンデポパークの景色。異様な雰囲気だなと思った。最後、要求したスライダーがスローモーションのようにミットに入った」 

今やりたいのは先発
▼ダルビッシュ有「大会NO・1のチームワークが強さだ。みんな明るく、支え合ってプレー出来た。日の丸は特別だと思う。国を背負って戦うので、期待して、野球を見てくれている。意識したのは野球は楽しく、明るくやるスポーツ。ポジティブなイメージを持ってほしい。みんなが体現してくれた。今やりたいこと?先発がしたい。段階を踏んで開幕に行くので、それが全く出来ていない。パドレスのキャンプ地で調整したい」 
トラウトVS大谷勝負は映画みたい
▼ポール・ゴールドシュミット「日本の投手陣は素晴らしい仕事をした。トラウトと大谷の勝負は映画の筋書きみたいだ、とジョークをいった。あの場面で打ってほしかったが・・。2人とも野球大使だ。尊敬している。地球上で最高の選手だ。日本の野球は全てが素晴らしい。基本に忠実な野球をするし、とても努力する。僕たちは日本野球をとても尊敬している」
漫画の世界トラウトVS大谷勝負
▼今永昇太「優勝は間違いないという気持ちで見ていた。最後、大谷・トラウトの対戦は、漫画みたいな世界もあるんだ、という気持ちで見ていた。メジャーで活躍するダルビッシュさんや大谷選手は色んなことに興味を持って、練習、準備を丁寧にやっていた。自分がやっているか、出来ているかを見直すと、甘すぎることが多い。凄くいい経験だった。開幕は特に不安はない。米国に通用した部分は正直ない。一巡したらどうなるかという話」 
世界一になれてハッピー
▼吉田正尚「1試合1試合、必死に戦った。出場はいろいろと悩んだ。栗山監督と話をして世界一を取りたいと思った。日の丸の重みはもちろん感じていた。このような結果になれてハッピー。監督を胴上げ出来て、ホッとしている」 
大谷はマンガみたい
▼岡本和真「本当に鳥肌が立った。目茶苦茶うれしかった。今までにない経験が出来た。大谷選手はマンガみたい」 

アメリカは強かった
▼村上宗隆「なかなか実感がわかない。スターぞろいでアメリカは強かった。立ち向かっていけたのでいい試合になった」 
感動したムネのサヨナラ打
▼山田哲人「勝つのってこんなに大変なんだと。ムネ(村上)の苦しんだ中でのサヨナラヒットはやってる僕らもすごく感動しました」

ハッピーで最高の大会
▼山本由伸「世界一で終われた。ハッピーで最高の大会だった。中嶋監督に怒られないよう、早めに切り替えたい」

今後につながるいい経験 
▼佐々木朗希「最高でした。将来、どんなことが待っているか分からないけれど、今後につながる、いい経験になった」

夢にょうな胴上げ生涯忘れない
▼ラーズ・ヌートバー「9歳の時から侍ジャパンに入りたかった。胴上げは夢のようで、生涯忘れない。ニッポンダイスキ!アリガトウ」

あっという間の1か月
▼源田壮亮「グラウンドに飛び出した時、歓声を頂き力になった。1カ月ちょっと。アッという間でした」
学んだ楽しむ野球 
▼山川穂高「最高のチームになれた。技術や考え方も聞けた。純粋に野球を楽しむスタイルを学んだ。自分のものにしたい」
嬉しかったトラウト三振
▼戸郷翔征「トラウトから三振を奪った時は、そのままベンチに帰りたいくらい嬉しかった」
足りないところが分かった
▼大勢「ハイレベルな選手と野球をさせてもらって、足りない部分も分かった。経験を生かして、もっとうまくなりたい」 
【大谷翔平WBC二刀流成績】
8-1中国(3・9=投手→3番DH)
4回(49球)無失点1安打5三振無四球
【打】4打数2安打2打点2四球1得点
四球、遊ゴロ、左中適時二塁打四球、右前安、中飛
13-4韓国(3・10=3番DH)
3打数2安打」1打点1三振2四球2得点
三振、敬遠四球右越二塁打右前適時打四球
10-2チェコ(3・11=3番DH)
3打数1安打1打点1四球1得点1盗塁
一ゴロ、三振、右越適時二塁打四球
7-1豪州(3・12=3番DH)
2打数1安打(本1)4打点2四球1三振1得点
右中1号3ラン敬遠四球、四球、三振
▼準々決勝9-3イタリア(3・16=3番投手DH)
4回2/3(71球)2失点4安打5三振1四2死球
【打】4打数1安打1四球1三振2得点
遊直、投内安、四球、遊ゴロ、三振
▼準決勝6-5メキシコ(3・21=3番DH)
4打数2安打1三振1四球1得点
三振、中直、中前安、四球、右中二塁打
▼決勝3-2米国(3・22=3番DH救援)
投=9回救援1回(15球)無失点1三振1四球
【打】3打数1安打1三振1四球
四球、三振、二ゴロ、遊内安
投手】3試合2勝1S9回2/3 2失点5安打11三振3四2死球
【打者】23打数10安打8打点10四球6三振9得点1盗塁
7試合 打率.435 本1 防御率1・86
※画像はすべてMBSとABCテレビ中継から。

WBC痺れた速報!大谷火消し世界一奪回!出た~村神様同点1号 岡本2号

2023-03-22 | 日記
まるで劇画のような栄光の瞬間だった。
火消し大谷翔平が、トラウトを三振に切って幕を下ろした。
最強アメリカの連覇を阻止して世界一を達成。
3大会14年ぶりに侍ジャパンが野球王国から奪回した。

中継ぎでマウンドに上がったダルビッシュ有が8回1点差に迫られた。
バトンを大谷に渡す夢リレー。
日ハム時代以来、リリーフに立ったことがない二刀流が9回に火消しで登場。
ところが、先頭を四球で出塁させ緊張が高まった。
球場はUSAコールで湧き上がる。
しかし、ベッツを二ゴロ併殺に打ち取り2死までこぎつける。
そこで迎えたのが現役最強打者。
エンゼルスで兄貴と慕うトラウト主将との対決が最高のクライマックスを迎えた。
大谷は160キロを連発。
フルカウントになったところで外角へ鋭く曲がるスライダーでトラウトのバットが空を切った。

その瞬間、大谷はマウンドで雄たけびを上げる。
グラブを投げ、帽子を吹っ飛ばし、喜びを表す世界のオオタニ。
投げて2勝1セーブ。
打って打率.435,1本塁打、8打点。
MVPは当然の大活躍だった。

序盤は絶好調ターナーに先発の今永昇太が2回、先制5号を浴びる。
侍ジャパンの緊張感が一気に高まる。
昨夜降臨した村神様が、ここで魅せた。
その裏、右中間へ待ちに待った同点のWBC初アーチをぶちこんだ。

尚も岡本右前安打、源田左前安打、中村四球などで1死満塁。
米国の先発ケリーを降板させた。
2番手はエンゼルスで大谷と同僚の中継ぎ左腕ループ。
ヌートバーが一ゴロの間に岡本勝ち越しの生還。
4回には岡本が左中間へ文句無しの2号弾。
侍打線がリードを2点に広げた。
8回からダルビッシュがマウンドに立つ。
しかし、1死後、元同僚で昨年の本塁打王シュワバーに右翼席に放り込まれ1点差。
大谷が願っていたヒリヒリしたゲームになる。
エンゼルスの”兄貴”トラウトが星条旗、大谷が日の丸を掲げ入場するアメリカらしい演出で始まったWBCは侍ジャパンにとって、最高の形で終わった。
台本があったような展開だ
▼マーク・デローサ米代表監督「まるで台本があるかのような展開だった。 今夜の勝者は野球ファンだ。ただ結果が逆になって欲しかった。驚くのは、大谷がどんな瞬間にもひるまないこと。していることはリトルリーグでしていたことだ。彼は野球というスポーツのユニコーンだ。みんなトライするが彼のレベルには届かないだろう。打線が2点に抑えられるとは思っていなかった。左腕(今永昇太)を先発させたこともそうだ。ダルビッシュが8回に投げることをパドレスが許したこともびっくり。サイドスローの投手(大勢)も手強かった」 
【WBC決勝ラウンド日程と結果】
準々決勝(15日19:00~東京)キューバ4ー3豪州
準々決勝(16日19:00~東京)日本9ー3イタリア
準々決勝(18日8:00~マイアミキシコ5-4プエルトリコ
準々決勝(19日8:00~マイアミ)米国9-7ベネズエラ
準決勝(20日8:00~マイアミ米国14-キューバ
準決勝(21日8:00~マイアミ)日本6ー5メキシコ
決 勝(22日8:00~マイアミ)日本3-2米国
【画像はすべてABC中継から】
※歓喜の関連コメントは次回へ

WBC決勝予想!世界一頼むぞ米国戦に今永昇太先発

2023-03-22 | 日記
泣いても笑ってもWBCラストゲーム。
平日なのでサラリーマンは中継を見られない朝8時のプレーボール。

世界一を決める米国との決勝戦先発は今永昇太(29)。
劇的勝利の直後、栗山英樹監督が明らかにした。
米国の先発は188センチ右腕メリル・ケリー(ダイヤモンドバックス)。

韓国リーグの出戻りでメジャー5年目の34歳は昨年13勝をマーク。
剛腕というより変化球の制球が持ち味。
第1次Rコロンビア戦で先発して3回2失点4安打1三振2四球。
ケリーから先制すれば中継ぎは大したことはない。
絶対守護神プレスリー(アストロズ)を出せない展開に持っていきたい。
米国打線はトラウト、ベッツ、ターナー、アレナドらオールスター級なので、失点は覚悟。
5、6点勝負か?
最後のマウンドに大谷翔平が仁王立ちする姿が目に浮かぶ。
▼今永昇太「喜ぶより、僕だけ一人、緊張していた。自分の100%が通用しない相手がいる。だから、苦手なコース、球種を確かめながら投げたい。初回から飛ばして行けるところまで行く」
【WBC決勝ラウンド日程と結果】
準々決勝(15日19:00~東京)キューバ4ー3豪州
準々決勝(16日19:00~東京)日本9ー3イタリア
準々決勝(18日8:00~マイアミキシコ5-4プエルトリコ
準々決勝(19日8:00~マイアミ)米国9-7ベネズエラ
準決勝(20日8:00~マイアミ米国14-キューバ
準決勝(21日8:00~マイアミ)日本6ー5メキシコ
決 勝(22日8:00~マイアミ)米国日本
【画像はすべてABC中継から】

村神様降臨に涙ポロリ栗山監督会見 感動コメント総まとめ 

2023-03-21 | 日記
突如、センバツ第2試合(長崎日大―龍谷大平安)の2回、マンモスが大歓声に包まれた。
0-0でまったくゲームとは関係のないシーン。
原因は侍ジャパンの動向をスマホで注視していたファン。
村神様の逆転サヨナラ打の瞬間だった。
球審も困惑していた。
野球の神様が、村神様に降臨した。
まるで、イチローがWBCで劇打したVTRか、と思える感動シーン。

それにしても、村上は持っている。
岡本和真の5回のレフト大飛球は柵を越えていた。
100Mの東京ドームなら間違いなくホームラン。
104Mのフェンスをアロザレーナのグラブは越えていた。
同じ回の2死満塁、近藤のレフトフライも東京ドームならフェンス直撃。
一挙に逆転していた。
吉田の起死回生の7回の同点3ラン。
すぐに勝ち越された日本のエース由伸。
ドラマの劇的シナリオは静かに進行していた。
野球にIF(もし)はない。
だが、侍ジャパンが逆転リードしていれば、土壇場の村神様のドラマチックな一打はなかった。
不振にあえいだ若き3冠王に野球の神様が、ご褒美を上げるお膳立てをした気がする。
それもこれも、気迫あふれる土壇場の初球を二塁打にしたSHO TIMEがあったからこそ。

代走の周東佑京のスピードあふれる走塁。
もっといえば1点差に迫った代打・山川の痛烈な左犠飛。
そうして迎えた9回無死一、二塁。
最も怖かったのはゲッツーでチャンスを潰すことだった。
不振にあえいだ村上のバントもあり、個人的にはそう思った。
事実、頭をよぎったと村上自身の会見で告白していた。
しかし、栗山采配はブレなかった。
快足の周東を四球出塁の吉田に代えて代走に送った。
村上のメンタル面を補強したのだ。
最大の殊勲者は栗山監督だったかもしれない。
腹をくくって打った
▼村上宗隆「3打席連続で三振して、凄い悔しかった。最後、修正して打てた。もう、翔平さんが塁に出てくれて、正尚さんが四球でつないでくれた。少しバントも頭をよぎった。城石コーチから『監督がムネに任せた。思い切っていけ』と伝えてくれた。腹をくくっていけた。打球は、スタンドに入るのではと思ったけど、パワーなかった。手前で失速した。周東さんの足が速く、サヨナラと思った。強化試合から栗山監督に中軸を打たせてもらっていた。なかなか結果が出ず、気を遣ってもらった。何とかしないとの気持ちだった。最後の攻撃、さすが大谷さん。初球を二塁打でチームに勢いを与えてくれた。僕が何度も三振をして、残塁が多かった。吉田選手だったり、いろんな選手が点を取ってくれた。ただ僕に回ってきただけ。周りの皆さんに感謝している」
僕は村上を信じてきた
▼栗山英樹監督「野球すげーなって思って貰ったら嬉しい。最後まで選手達が追いついてくれると信じていた。本当にすごくいいチーム。素晴らしいチームと思った。多分、村上本人はチームに迷惑かけてる感じしかないんじゃないかな。村上は世界がビックリする打者であると証明したいと思ってやってきた。まだまだあんなもんじゃない。最後、お前で勝つんだとずっと言ってきた。僕は信じている」 
言葉で表現できない嬉しさ
▼周東佑京「ホームに生還した瞬間は言葉で表せないほど嬉しかった。ムネが打って良かった。打った瞬間に越えると思った。はい。勝ったなと思った」
一生の思い出に残る試合
▼吉田正尚「追い込まれていたので食らいついた。体が開かないよう我慢しながら打った。一生、思い出に残る試合だった」
大谷の気迫でみんな燃えた
▼ラーズ・ヌートバー「何が起こったか分からなかった。クレイジーな試合で感情もクレイジーだ。みんな自信を持っている。いつヒットが出てもおかしくない。決して諦めないところはアンビリーバブル。大谷の9回の二塁打であんなに感情を爆発させるとは・・・。あれでみんな燃えたんだ」
初球長打の大谷が効いた
▼ダルビッシュ有「チームが盛り上がって、クラブハウスもいい雰囲気。凄く嬉しい。 3点を先に取られても終盤にも誰も暗くはなっていなかった。1点を取りに行くという雰囲気。最終回はこれで終わる雰囲気はなかった。初球を大谷君が打ってくれたのが、かなり大きかった。明日の準備?ここで言えることもない。試合展開にもよる」 
レベル高い打者に投げられていい経験
▼佐々木朗希「打者陣に助けられて最高です。先制点を与えないように投げた。3ランは配球とかは間違っていなかった。投げ切れずに満足いかなかった。打たれたが、レベル高い打者に投げられていい経験が出来た。最後は打ってくれると信じて見ていた。1巡目はいいアプローチ。2巡目は結構甘いところにいった。イニングは決まっていたので全力で入った。パフォーマンスはある程度発揮できたと思う」
雰囲気が全然違った
▼山本由伸「とにかく粘り強く投げようと思った。追加点を取られて悔しい。でも、勝ててよかった。いつもと全然違う雰囲気の中でプレー出来た。気持ちも高ぶり、集中して投げられた。チームの雰囲気、チームワーク最高。野球人生の中でも最高の経験です」 
▼ベンジー・ギル監督(メキシコ)「最後のイニングは日本に素晴らしいつながりをされた。脱帽するしかない。両チームとも誰も諦めなかった。我々も勝利に近いところまでいった。完敗したわけではない。日本が勝った。だが、今夜の試合は野球界の勝利なんだ


WBC侍速報!村神様サヨナラ逆転打 大谷が口火二塁打 吉田同点3ラン あす米と世界一決戦

2023-03-21 | 日記
最後の最後に村神様が降臨した。
最終回4-5の1点差の無死一、二塁。
ここまで3三振の3冠王がセンターフェンス直撃の逆転サヨナラ打を放った。

おぜん立てをしたのはやはり大谷翔平だった。
メキシコの守護神ガイエゴスの先頭打者として初球を右中間へ。
ヘルメットをブッ飛ばし二塁打。
ベンチに向かって両手を振り上げ鼓舞した。
吉田が四球を選び一、二塁の絶好機を村上に回す。
思わず09年WBC決勝のイチローを思い出した。
あの時も大不振だったイチローの快打。
一塁からホームに滑り込んだ代走の周東の快足も忘れてはいけない。
これであす275億円スター米軍と世界一決戦。
楽しみが一日延びた。
佐々木朗希、山本由伸らの豪華リレーで5失点の劣勢を村神様が、ひと振りで変えた。

2回にウリアスの強烈な打球にヒヤリとした。
朗希の差し出したグラブをかすめて左脇腹に直撃。
朗希はそのウリアスに4回、左中間に先制3ランを浴びた。

打線は先発左腕サンドバルを打ちあぐむ。
5回に満塁になり降板させたが無得点。
6回も満塁と攻めたが、またも無得点に終わった。
5回から山本由伸に継投。
村上は3連続三振と大ブレーキ。
勇気を与えたのは4番の吉田正尚。
7回に右翼ポール際に同点3ラン。

だが、その直後、由伸がつかまる。
連続二塁打を浴びて1点を勝ち越され降板。
3番手の湯浅京巳がしのげず2点目を献上。
粘る侍ジャパンは8回、山川の左犠飛で1点差に迫る。
テレビ観戦日和の花曇り。
まるで計算したかのような祝日。
侍ジャパンがメキシコとの準決勝戦に劇的勝利で世界一に王手をかけた。
あす朝は天下分け目のマイアミの戦い。
275億円スター軍団の米国が待っている。
必ずムネが打つと信じてた
▼大谷翔平「ムネは必ず打ってくれると信じていた。なんとか先頭に出たかった。必ず塁に出るつもりでいて、セカンドまで行けたのがよかった。本当にムネがきつかったと思う。最後の最後に本当にいいバッティングを見せてくれた。最高の形で明日を迎えられる。バッテリーも苦しい中、相手の打撃が凄かった。吉田さんもそうだけど、2人が塁に出れば点を取れると思っていた。最高の相手と最高の舞台。まずは楽しむ気持ちを持つ。必ず勝つんだという気持ちを持って臨みたい」 
※痺れる村神様のコメントは別項で!
【WBC決勝ラウンド日程と結果】
準々決勝(15日19:00~東京)キューバ4ー3豪州
準々決勝(16日19:00~東京)日本9ー3イタリア
準々決勝(18日8:00~マイアミキシコ5-4プエルトリコ
準々決勝(19日8:00~マイアミ)米国9-7ベネズエラ
準決勝(20日8:00~マイアミ米国14-キューバ
準決勝(21日8:00~マイアミ)日本6ー5メキシコ
決 勝(22日8:00~マイアミ)米国日本
【画像はすべてTBS中継から】

侍ジャパン今日朝8時からメキシコ戦 勝てば決勝はダルビッシュー大谷夢リレー?

2023-03-21 | 日記
弱いキューバを蹴散らした米国が決勝で待っている。
決勝戦は大谷翔平のリリーフ、ダルビッシュ有の投入も噂される。
それでも眼前の準決勝(今日21日8時~TBS系中継)だ。
メキシコに勝たねば意味はない。
先発は佐々木朗希、第2先発で山本由伸と発表された。

1次Rで米国、準々決勝でプエルトリコを破っているメキシコは難敵だ。
攻撃はハイレベルだが投手陣の弱い米国以上に手強い。
先発左腕サンドバルは右打者には打たれるが、左打者にはめっぽう強い。
左打者が揃う侍ジャパン上位打線(ヌートバー、近藤、大谷、吉田、村上)がいかに先制するか。
朗希ー由伸で2,3失点でしのいでくれれば、と思う。
打線はアロザレーナ、パレディスのレイズ組、テレス(ブルワーズ)、パドゥーゴ(Rソックス)らメジャーの主力が揃う。

NPBを代表する二人の怪腕がメジャー相手に、慣れない堅いマウンドで躍動できるかがカギともいえる。
世界一へ泣いても笑っても後2勝。
歴史的な2試合を楽しみたい。
決勝は登板の準備をしたい
▼大谷翔平「ちょっと(体が)重い。寝てスッキリしたい。メキシコは知っている選手たちもいる。やることはあまり変わらない。もう勝つだけ。ピッチャーは抑えてくれると信じている。バッターが楽にさせてあげるかが勝負。勝つことでファンが喜んでくれると思うので、そこだけだ。余り緊張するタイプでもない。当日になってワクワクだったりが出てくると思う。雰囲気はいい。自然体でチームは臨めている。決勝は中継ぎの準備はしたい。体調との相談。球団にもわがままを聞いてもらっている。最後の最後、体と相談しながら決めたい。厳しい日程だが、やれることをしっかりやる」
【WBC決勝ラウンド日程と結果】
準々決勝(15日19:00~東京)キューバ4ー3豪州
準々決勝(16日19:00~東京)日本9ー3イタリア
準々決勝(18日8:00~マイアミキシコ5-4プエルトリコ
準々決勝(19日8:00~マイアミ)米国9-7ベネズエラ
準決勝(20日8:00~マイアミ米国14-キューバ
準決勝(21日8:00~マイアミ)日本ーメキシコ
決 勝(22日8:00~マイアミ)米国日本VSメキシコ

“角界のアルテューベ”翠富士9連勝無敗の単独トップ

2023-03-20 | 日記
171センチの小兵が、看板不在の春場所で春風を吹かせている。
幕内最小兵の西前頭5枚目の翠富士(26)だ。
まだ三役と当たっていないとはいえ、9連勝無敗で単独トップ。
優勝争いが2敗か3敗のラインなので、あわよくばという夢を持たせる。
重量力士の多い中で117キロは最軽量でもある。

取り口も切れとスピード感があって楽しい。
一昔前でいえば舞の海か。
角界のアルテューベだ。
168センチの小兵でMLB首位打者3度の小さな大選手。
WBCベネズエラ代表だったが、死球で右手親指骨折は悲劇だった。
さて、十両V争いが面白い。
幕内V経験者の朝乃山、逸ノ城と初土俵から2場所目の、落合の3人が8勝1敗で並んでいる。
◆翠富士一成(みどりふじ・かずなり=本名・庵原一成)1996年8月30日、静岡・焼津市生まれ。焼津中ー飛龍高ー近大中退ー伊勢ヶ濱部屋。16年9月場所、初土俵。最高位は西前頭筆頭。十両優勝、技能賞1回。171センチ、117キロ。血液型O。