西高東低の冬型気圧配置が強まり、今冬最強クラスの寒波が日本列島に覆い被さり、昨日あたりから、北海道や東北、北陸等では、大雪、猛吹雪になっているが、当地も、今日は1日中、強風が吹き荒れ、寒さに震え上がっている。
能登半島の地震被災者の方々、避難生活を余儀なくされている方々、救援復旧に当たっておられる方々には、容赦ない冬将軍とも戦わなければならず、心身二重の苦痛とご苦労、察するばかりで、なにも出来ない類であるが、なんとか、この冬を越し、春を迎えていただきたい一心である。
相互フォロワー登録している方のブログを拝見して、数年前に書き込んでいた「寒い朝」を、リメイクする気分になってしまった。
「寒い朝」(再)
幼少期、北陸の山村で育った爺さん、毎年、厳冬を迎える頃には、深い雪の中で暮らした日々を思い出したり、雪国の人々の春を待つ心情に思いを馳せている。
春を待つ心情を歌った童謡や唱歌、抒情歌、歌謡曲等も数多有り、これまでも書き留めてきたが、
吉永小百合とマヒナスターズの「寒い朝」も、そのひとつだと思っている。
北風の中に聞こうよ春を♫
北風の中に待とうよ春を♫
北風の中に呼ぼうよ春を♫
逆境に有っても、明るく明日を信じて生きよう・・・
というメッセージが込められている青春歌謡ではあるが、
雪国で育った者には、文字通リ、春を待ちのぞんでいる歌にも聞こえ、
若い頃、よく口ずさんだりした気がする。
今更になってネットで調べてみると、
佐伯孝夫 作詞、吉田正 作曲、吉永小百合とマヒナスターズ 唄の「寒い朝」は、1962年(昭和37年)に公開された、西河克己 監督、吉永小百合、浜田光夫、金子信雄、高峰三枝子、北村谷栄、武智豊子、等々 出演の日活映画「赤い蕾と白い花」の主題歌だった。
「赤い蕾と白い花」は、石原洋次郎の小説「寒い朝」を原作として映画化された作品なのだそうだ。残念ながら、映画の方は観ていなかったが、主題歌「寒い朝」の方は、当時から、よく聴いており、脳裏に焼き付いた歌謡曲の一つと言える。
「寒い朝」は、吉永小百合のデビュー・シングルで、それが大ヒットし、同年の「NHK紅白歌合戦」初出場を果たしている。正直、当時の吉永小百合の歌い方は、どうも素人っぽくて、歌手という感じがしなかったように思ったものだが、それがかえって、ひたむき、けなげ、せいけつ、という少女イメージになったのかも知れない。作曲者 吉田正が、後に、2,400曲にも及ぶ自分の作品の中で、敢えて最も好きな曲を挙げよと言われたら「寒い朝」だと言ったという話が有り、青春時代に、この曲を聴いた多く人も共感するような気がする。人生の応援歌のひとつ・・かな。
「寒い朝」 (YouTubeから共有)
当地、今日は、早朝の気温、ー5℃、最高気温も、8℃前後、風が強かった分、体感的には、今冬一番の寒い日になっている。
図書館の本の返却期限日、午後になって、やおら重い腰を上げ、出掛け、
出掛けたついでに、ちょこっと近くを歩いてきた。
スマホの歩数計で、約5,900歩。
カワセミ
アオサギ コガモ
ツグミ
君の名は?