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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「寒い朝」(再)

2024年01月16日 18時27分09秒 | 懐かしいあの曲

西高東低の冬型気圧配置が強まり、今冬最強クラスの寒波が日本列島に覆い被さり、昨日あたりから、北海道や東北、北陸等では、大雪、猛吹雪になっているが、当地も、今日は1日中、強風が吹き荒れ、寒さに震え上がっている。
能登半島の地震被災者の方々、避難生活を余儀なくされている方々、救援復旧に当たっておられる方々には、容赦ない冬将軍とも戦わなければならず、心身二重の苦痛とご苦労、察するばかりで、なにも出来ない類であるが、なんとか、この冬を越し、春を迎えていただきたい一心である。
相互フォロワー登録している方のブログを拝見して、数年前に書き込んでいた「寒い朝」を、リメイクする気分になってしまった。


「寒い朝」(再)

幼少期、北陸の山村で育った爺さん、毎年、厳冬を迎える頃には、深い雪の中で暮らした日々を思い出したり、雪国の人々の春を待つ心情に思いを馳せている。
春を待つ心情を歌った童謡や唱歌、抒情歌、歌謡曲等も数多有り、これまでも書き留めてきたが、
吉永小百合とマヒナスターズの「寒い朝」も、そのひとつだと思っている。
   北風の中に聞こうよ春を♫
   北風の中に待とうよ春を♫
   北風の中に呼ぼうよ春を♫
逆境に有っても、明るく明日を信じて生きよう・・・
というメッセージが込められている青春歌謡ではあるが、
雪国で育った者には、文字通リ、春を待ちのぞんでいる歌にも聞こえ、
若い頃、よく口ずさんだりした気がする。

今更になってネットで調べてみると、
佐伯孝夫 作詞、吉田正 作曲、吉永小百合とマヒナスターズ 唄の「寒い朝」は、1962年(昭和37年)に公開された、西河克己 監督、吉永小百合、浜田光夫、金子信雄、高峰三枝子、北村谷栄、武智豊子、等々 出演の日活映画「赤い蕾と白い花」の主題歌だった。
「赤い蕾と白い花」は、石原洋次郎の小説「寒い朝」を原作として映画化された作品なのだそうだ。残念ながら、映画の方は観ていなかったが、主題歌「寒い朝」の方は、当時から、よく聴いており、脳裏に焼き付いた歌謡曲の一つと言える。
「寒い朝」は、吉永小百合のデビュー・シングルで、それが大ヒットし、同年の「NHK紅白歌合戦」初出場を果たしている。正直、当時の吉永小百合の歌い方は、どうも素人っぽくて、歌手という感じがしなかったように思ったものだが、それがかえって、ひたむき、けなげ、せいけつ、という少女イメージになったのかも知れない。作曲者 吉田正が、後に、2,400曲にも及ぶ自分の作品の中で、敢えて最も好きな曲を挙げよと言われたら「寒い朝」だと言ったという話が有り、青春時代に、この曲を聴いた多く人も共感するような気がする。人生の応援歌のひとつ・・かな。

「寒い朝」 (YouTubeから共有)


当地、今日は、早朝の気温、ー5℃、最高気温も、8℃前後、風が強かった分、体感的には、今冬一番の寒い日になっている。
図書館の本の返却期限日、午後になって、やおら重い腰を上げ、出掛け、
出掛けたついでに、ちょこっと近くを歩いてきた。
スマホの歩数計で、約5,900歩。

カワセミ

   アオサギ              コガモ

 

ツグミ

君の名は?

 

コメント (1)

昨年2023年1年間に読んだ本は? (まとめ)

2024年01月16日 11時44分29秒 | 読書記

つい数年前までは、まるで読書の習慣等は無くて、図書館通いする暮らしになるなんて、全く想像もしていなかった爺さんだったが、ある時、相互フォロワー登録しているある方から、「藤沢周平の時代小説」をすすめられたことが有り、それがきっかけになり、少-しずつ読書の習慣が身に付いてきたような気がしている。これも、やっぱり、ブログをやっていたからこそ起こった「自分の大きな変化」の一つだと思っている。ただ、何分、読書に不慣れ、作家や作品情報にも疎く、視力、記憶力、減退、根気力無し、気まぐれなの爺さんのこと、これまでのところは、主に、読破し易い、肩が凝らない、「時代小説」を中心に読んできた気がしている。
さらに、読んでも読んでも、そのそばから、表題名も、作者も、内容も忘れてしまう爺さん、読んだことの有る本を、うっかりまた図書館から借りてくるような失態を繰り返さないためにも、その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー「読書記」に、書き留め置くことにしてきた。

さーて、昨年2023年1年間、どんな本を読んだっけ?・・・
「ブログ内検索」してみた。
「塵も積もれば山となる」、
我ながらビックリ、「へー!、こんなに読んだっけ?」。
物心ついてから八十路過ぎの今日に至るまで、こんなに読書したのは、もちろん初めてのことであり、人間、変われば変わるものだと思ってしまう。ここ数年、新型コロナウイルス感染拡大で家籠もりが多かったことも大いに関係有るのかも知れないが、古希を過ぎてから、どうやら、「読書」も生活の一部になってきたような気もしている。

■著者名  ■表題名                    ■ブログ記事
安住洋子  「夜半の綺羅星」               ⇨  2023.12.14
安住洋子  「日無坂 」                 ⇨  2023.12.17
安住洋子  「いさご波」                 ⇨  2023.12.22
池波正太郎 「雲ながれゆく」               ⇨  2023.01.15
池波正太郎 「まんぞく まんぞく」            ⇨  2023.01.20
池波正太郎 「あいびきー江戸の女たち」          ⇨  2023.01.26
内舘牧子  「終わった人」                ⇨  2023.07.26
内舘牧子  「今度生まれたら」              ⇨  2023.06.02
内舘牧子  「すぐ死ぬんだから」             ⇨  2023.08.03
柴田錬三郎 「徳川三国志」                ⇨  2023.02.02
柴田錬三郎 「忍者からす」                ⇨  2023.02.05
畠山健二  「本所おけら長屋(十八)」          ⇨  2023.02.16
畠山健二  「本所おけら長屋(十九)」          ⇨  2023.07.13
畠山健二  「本所おけら長屋(二十)」          ⇨  2023.12.09
畠中恵   「しゃばけ(一)」              ⇨  2023.04.05
葉室麟   「いのちなりけり 」             ⇨  2023.10.02
葉室麟   「花や散るらん」               ⇨  2023.10.09
葉室麟   「影ぞ恋しき」                ⇨  2023.10.16
葉室麟   「秋月記」                  ⇨  2023.10.30
葉室麟   「蒼天見ゆ」                 ⇨  2023.11.16
葉室麟   「恋しぐれ」                 ⇨  2023.11.25
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用帳(一)大奥の恋人」    ⇨  2023.01.30
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用帳(二)江戸の海賊」    ⇨  2023.02.13
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用帳(三)又右衛門の女房」  ⇨  2023.03.06
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用帳(四)鬼勘の娘」     ⇨  2023.04.12
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用帳(五)御守殿おたき」   ⇨  2023.04.18
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用帳(六)春月の雛」     ⇨  2023.04.23
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用帳(七)寒椿の寺」     ⇨  2023.04.29
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用帳(八)春怨 根津権現」  ⇨  2023.05.07
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用帳(九)王子稲荷の女」   ⇨  2023.05.15
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用帳(十)幽霊屋敷の女」   ⇨  2023.05.25
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用旅(一)東海道五十三次」  ⇨  2023.06.16
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用旅(二)中仙道六十九次」  ⇨  2023.06.25
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用旅(三)日光例幣使道の殺人」⇨  2023.06.30
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用旅(四)北前船の事件」   ⇨  2023.07.11
平岩弓枝  「はやぶさ新八御用旅(五)諏訪の妖狐」    ⇨  2023.07.19
平岩弓枝  「五人女捕物くらべ(上)(下) 」        ⇨  2023.12.04
平山弓枝  「火宅の女・春日局」             ⇨  2023.06.14
藤沢周平  「潮田伝五郎置文」              ⇨  2023.02.21
藤沢周平  「闇の傀儡師(上)(下) 」           ⇨  2023.02.26
藤沢周平  「喜多川歌麿女絵草紙(連作短編6篇) 」    ⇨  2023.03.20
藤沢周平  「一茶」                   ⇨  2023.03.29
藤沢周平  「春秋山伏記」                ⇨  2023.03.31
宮部みゆき 「本所深川ふしぎ草紙」            ⇨  2023.01.13
諸田玲子  「仇花(あだばな)」             ⇨  2023.01.04
諸田玲子  「氷葬(ひょうそう)」            ⇨  2023.01.07
諸田玲子  「しのぶ恋(短編7篇)」             ⇨  2023.04.07
諸田玲子  「花見ぬひまの 」              ⇨  2023.08.10
諸田玲子  「山流し、さればこそ 」           ⇨  2023.08.13
諸田玲子  「風聞き草墓標 」                 ⇨  2023.08.26
諸田玲子  「恋縫(短編4篇)」               ⇨  2023.08.29
諸田玲子  「めおと(短編6篇)」              ⇨  2023.09.02
諸田玲子  「美女いくさ」                ⇨  2023.09.23

今年2024年、果たして、どんな本に手を伸ばすのやら、自分でも分からず、だが、
どうも、昨年のようには読めそうにない感じがしている。