goo blog サービス終了のお知らせ 

たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ジイチャとバアチャ その5(再)

2024年01月02日 14時46分17秒 | M男のあの日あの頃(the good old days)

その5
「鋸(のこぎり)の目立て」

昭和20年代、M男が小学生だった頃の話である。
M男は、一緒に住んでいた祖父のことを、「ジイチャ」と呼んでいたが、その「ジイチャ」が、天気の良い日等、やはり 玄関先に莚(むしろ)を敷いて、どっかと腰を下ろし、自作の固定治具に、いろいろな形の鋸(のこぎり)を挟み込んで、その歯を、1本、1本、何種類もの鑢(やすり)で、ギー、ギー、嫌ーな音を立てながら、「鋸の目立て」に精を出している姿を見ていた。
当時は、電動工具等というものは、一般家庭には普及していなかった時代、山林の伐採、下刈り、薪作り、樹木の剪定、小屋作り等には、鋸は、欠かせない道具の一つだった。用途によって、何種類かの形の鋸を保有し、大事に扱っていたものだが、極めて、使用頻度が高く、刃こぼれしてしまったり、切れ味が悪くなってしまうことも多々有ったはずで、現在のように、簡単に、ホームセンターで代替品を買う等ということ等、考えられない時代、どこの家でも、目立てをしながら、長年、大事に使用するというのが常識だった。
「ジイチャ」が、本当に、鋸の目立ての技術を習得していたのかどうかは定かではなかったが、出来栄えが良かったのか、親戚や近所隣りから、次々と依頼されていたように思う。何らかのお礼の金品を受取っていたのかも知れないが、人を寄せ付けない雰囲気で、黙々と作業している姿が妙に脳裏に焼き付いている。記憶は曖昧になっており、もしかしたら、そんな「鋸の目立て」をしていたのも、ほんの1~2年間だったかも知れないのだが・・・。

YouTubeで、「ジイチャ」がやっていたような、「鋸の目立て」の動画を見付け、参考までに共有させていただくことにした。

池田目の のこぎり大将実演 (YouTubeから共有)

(つづく)

コメント (1)

正月気分を吹き飛ばした、元旦大地震

2024年01月02日 12時29分00秒 | 暮らしの記録

(日本気象協会・地震情報・2024年1月1日16時10分頃)

昨日は、穏やかに晴れた、2024年元日、
毎年のこと、元日には、届いた年賀状数枚に対して、形ばかりの年賀状を印刷し、
郵便局まで、散歩・ウオーキングを兼ねて投函に出掛けることにしているが、
今年も、同様で、午後になり出掛け、戻ってきて炬燵に入り
妻が録画している映画、ドラマのひとつでも見ようか等としていたところ、
かなり、ひどい揺れが来て、慌ててテレビを点けてみると、
突然、「早く逃げて下さい!」、
女性アナウンサーの絶叫、
矢継ぎ早に、「緊急地震情報」、「大津波警報」、
正月気分が一転、地震情報一色に・・・。
以後、普段あまり見ないテレビも、点け放しに・・・・、
能登半島で、M7.6、最大震度7の大地震発生のニュース、
絶叫だけが聞こえ、詳しい被害の状況は、伝わってこないものの、
目が離せなくなってしまった。
一夜明けて、今日、1月2日、
石川県、富山県、新潟県、福井県等、各地の被害状況が、
少しずつ明らかになってきて、
甚大な地震だったことが分かってきた。
津波、家屋倒壊、家財商品破損、火災、土砂崩れ、地割れ、液状化、死傷者、交通混乱、避難所、・・・・、
2024年は、大変な幕開けとなってしまった。
厳寒の季節、被災地の方々の健康が思いやられる。
相互フォロワー登録している方々の中にも、実際に、大小、被害に遭われてる方も、
おられる様子で、まだまだ、余震が続いていて、津波警報も解除になっていない状況、
大変な正月になってしまわれましたが、心からお見舞い申し上げます。