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DYNAUDIO T-330D

2004年11月19日 01時40分07秒 | オーディオ
有名といえばあまりに有名なこのトゥイーター。現在ではDYNAUDIOがユニットの単売をやめてしまったので、一般ユーザーが購入できるのは車載用と中古だけです(かのFOCALが同じ道を辿っているのは残念な限り。ベリリウム逆ドームを単品入手する夢は絶たれてしまいました)。

市販スピーカーや自作スピーカーに330Dを載せているユーザーは結構多く、この機種の人気の程がうかがえます。
14cmのフランジというドーム型TWとしては最大級の大きさだけでも凄みを感じます。

市販製品の中でT-330Dを搭載していたもの、かつ私の聴いたことのあるスピーカーといえば、アンドラやガルネリオマージュ、最近のTAOCのスピーカーを思い出します。どれも素晴らしい音。柔らかく、繊細で、かつ力もある美音は330Dの特徴であるともいえると思います。

10何年前だったか忘れました。私はワディアの新製品発表会か何かでこのスピーカーの音を聴き、あまりの衝撃に当時使用していた国産スピーカーを手放す決心をしたものです。



この時の発表会のメインであるソニーとワディアのDACの音の違いは正直ちっとも分かりませんでした。しかし、スピーカーを途中で交換したこともあり、それ故にこのELECTA AMATORの良さが浮き彫りになったのです。
(ちなみにアンプはカウンターポイントの5000+220)

奥行きすげー。立体感すげー。音離れすげー。柔らかいけど解像度もあるし…
と、とにかく呆然としてしまいました。

私はそれ以来あの音を超えることを夢見ては、的外れな買い物をしては後悔の繰り返し。たまーに中古の出物があるといまだにドキッとしたりします。

考えてみれば、330Dは今も尚現役ユニット。こんなに昔からあるのにヴィンテージ扱いされてないことがこのユニットの一番の特徴かもしれません。




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