Xenos Audio

オーディオと音楽について

月刊「stereo」 12月号

2010年11月24日 22時31分03秒 | オーディオ
月刊「stereo」12月号 の年間ベストバイコンポ記事を立ち読みしてビックリ!

デノンとマランツとアキュだらけ。今に始まったことではないけれど、今年は特に酷い。

このランキングに一体何の意味があるのだろう?

いっそのこと、個々の要素に特化したランキングはどうだろう?

スピーカーでは、
・20Hz再生部門
・広指向性部門
・ダイナミックレンジ部門
・低歪み部門
アンプでは、
・残留ノイズ部門
・発熱部門
ディスクプレイヤーでは
・動作音部門
・アクセススピード部門
・傷に対する強さ部門

などなど。

評論家の仕事がなくなるというのなら、定量でなくたって構わない。

音場の深さランキング
音像が前に出るランキング
ボリューム操作性ランキング
トランジェントランキング

なんかでもいい。とにかく雑誌を買いたくなるような貴重なデータが欲しい。

サブウーハーやルームチューングッズなんて測定データなしで売ってはいけないと思う(実際、嘘だらけ)。測定がそんなに難しいわけでもないし。

インターナショナルオーディオショウ2010(最終回)

2010年11月23日 21時07分45秒 | オーディオ
G2GIYA はG1とデザインが酷似した弟機。音もよく似ている。実用的にはこちらで十分だろう。

さて、今回のショウのベスト3を挙げてみたい。

①最先端を感じたMAGICO Q5
②サイズを超越したAUDIO MACHINA CRM+CRS
③とにかく余裕のThe Sonus Fabel

スピーカーの正統的進化にはキャビネットの剛性向上と無共振化が欠かせない。“脱木材”にいかに取り組めるかが今後のスピーカーのテーマになってくると思う。

あとネットワークオーディオ。音質における優位性をアピールできるほどの実力はまだないと思う。ただこれは時間の問題だろう。
音楽配信に対しては、衰退してしまったマルチチャンネルへの対応を是非望みたい。どんなに素晴らしいシステムを聴いても“ステレオで十分”とは全く思わないからだ。

インターナショナルオーディオショウ2010(その18)

2010年11月23日 07時36分00秒 | オーディオ
scanspeakの15W(18Wではない)を使ったスピーカーは沢山あるが、不思議と殆んど音がいい。力感と解像度が高く、なんといっても音色に品位がある。そういう意味ではある意味奇跡的なユニットではないかと思う。
輸入元が変わったパウエルアコースティックのこのスピーカーも、CPはともかくサイズを超えた気持ちの良い音がする。


インターナショナルオーディオショウ2010(その17)

2010年11月23日 07時17分20秒 | オーディオ
ハーマンのブースは珍しく殆んど人がいなくてS9900を良い位置で聴くことができた。間近で見るとこのスピーカーの“薄さ”に驚いた。でもここまで内容積を減らす必要があるのだろうか。
音は帯域間のまとまりがよく、音場も深さまで表現できている。個人的にはデザインも含めてDD66000より好みだ。

インターナショナルオーディオショウ2010(その14)

2010年11月17日 07時41分21秒 | オーディオ
これまで10回以上インターナショナルオーディオショウに訪れたが、LUXMANのブースに好印象を持った記憶がない。でも今年は良かった。
コンセンサスオーディオのMagmaは初めて聴いたが空間がよく出て癖も少ない。ルーメンホワイトの技術者が作ったらしいが自分としては(価格の安い)こちらで十分と思う。
ただルーメンもコンセンサスもダイヤフラムの背圧を減らすと謳うなら中高域にも採用して欲しい。まぁ無理だろうけれど。