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オーディオと音楽について

阪神優勝おめでとう

2005年09月30日 23時14分17秒 | その他
胴上げのシーンが観たくて、今日(30日)の神宮球場における阪神VSヤクルト戦のチケットを入手していたのですが…
昨日甲子園で決まっちゃったんですよね。ま、嬉しいです。阪神の優勝が2年ぶりだなんて何だか夢のようであります。ただ、冷静に分析してみると投打のバランスの良さが傑出しており、当然の優勝のようにも見えます。



さて、今日の試合はそんなわけで胴上げを見ようとチケットを買った多くの阪神ファンで埋め尽くされ、あたかも祝勝会の様相。神宮球場にもかかわらずヤクルトファンは4分の1程度しかいませんでした。
選手が二日酔いのせいかプレイが今ひとつピリッとせず、試合には負けてしまったけれど、ファンの顔はどれもすがすがしい…。爽やかな帰り道でした。



いいなぁ…

2005年09月28日 09時40分48秒 | オーディオ
受験英語しか出来ない私はまともな英語の文章など書けるわけもなく、従ってネットで外人さんとコミュニケーションをとるときは翻訳ソフトに多くの判断を委ねます(オーディオ単語は変な訳され方をするのでかなり編集が必要ですけど)。

Acoustic RealityのWHAT'S NEWのコーナーにeAR1001に対する日本からのレビュー記事がしかも英語で載っていて…。「いいなぁ。こんなのが書けると。」と素直に羨ましくなりました。
私も自分の音を聴いていて「パワーアンプの色付けが全然ない。」と感じており、似たような感想に嬉しくなりました。色付けがないといっても、決して物足りなくはないんですよね。「パワーアンプはこれでいいや。他をグレードアップさせよう。」と思わせる音であります。
ところで、さりげなく三角柱パワーアンプがMK3化されていて、しかもわりとリーズナブル。予算のある方は是非。

それにしてもeAR Master Oneの手続きが進みません。忙しいのかな?”Please have patience”なんて言われたけどいつまで??

サウンドスフィア

2005年09月24日 21時55分37秒 | オーディオ


音響パネルといえば真っ先に思い浮かぶのがQRD。ちょっと高級なオーディオルームによく採用してあるので見たことのある人が多い筈です。イミテーションを作る人も多いですね。
少しマイナーになるとエコーバスター。リーズナブルで効果もありそう。ASCも使用者が多いですね。パネルだけで製品を挙げてみると、アコースティックリヴァイヴ、サーロジック、クリプトンなどなど結構製品が挙げられます。私もこの中の幾つかを使用したことがあります。
さて、今回注目したのはAV REVIEW誌にも取り上げられているサウンドスフィアです。理論的説明を見てみるとなかなか良さそう。
ルックスは最悪に近いかな?さて、お値段はというと…

サウンドモノリスC(布仕上げタイプ)2台1組 1,037,000円(税込み)
サウンドモノリスF(家具調仕上げタイプ)2台1組 1,352,000円(税込み)
コーナーモノリスC(布仕上げタイプ) 2台1組 583,000円(税込み)
コーナーモノリスF(家具調仕上げタイプ)2台1組  772,000円(税込み)
サウンドスフィアパネル  W750XH2000 1枚 123,000円(税込み)

高すぎですってば。

でも、是非1度体験してみたいものです。本当にこんな効果があるならば革命的であると思います。

AVフェスタ(2)

2005年09月23日 20時12分27秒 | オーディオ
【フォステクス】
ホーントゥイーターT-500の改良版(マグネットがなんと2倍近くになっている)とこれも強力そうなマグネシウムトゥイーターが展示されていました。どちらも来年には販売されそうです。フォステクスにはこのような愚直なまでの物量路線で突っ走って欲しいものです。
【マランツ】
オプソディスシステムを僅かながら聴くことができました。案の定位相が気持ち悪くて長時間聴くのは辛かったです。B&Wのダイアモンドシリーズは初めて聴きましたが確かに金属とは思えない高域の穏やかさ。ただし、前シリーズからの圧倒的グレードアップとは感じませんでした。私はもともとB&Wの高域の癖についてはそんなに気になる方ではありません。
【D5パネル液晶プロジェクター】
Panasonic,EPSON,SANYOなどの製品の画を観てきました。多分そんなに詰められてないからなんでしょうが、従来機に比べて圧倒的というほどの向上とは感じませんでした。場所を改めて再度DLPと比較してみたいと思います。
【立体音響のデモ】
48ch録音を大きなホールで24ch再生するという企画に参加しました。これは最大の期待外れ。”立体音響”なんかではなくて”マルチモノ”ですね。ずらっと並べられたExclusiveの2404が可哀想でした。

【MBL】
今年度から正式輸入となったMBLです。プレイヤーがdcsのVerdiとElgar(G-0S付き)、アンプとスピーカーがmblでした。このブースの音は他を遥かに上回る圧倒的な音。総額1500万円を超えるシステムですから当然と言えるかもしれませんが、トランジェントや高音楽器の質感の表現を聴くと、スピーカーの構造の勝利としか思えない素晴らしさでした。

この画像にあるような小型版も聴かせてもらいましたが、中高域の美しさはフラッグシップ機と同レベルで、ペア120万円程度という価格も安いと感じるほどでした。この121という小型機は14cmウーハーが両サイドでバスレフポートがリスナーを向いているちょっと珍しい構造なのですが、低域も驚くような量感で再生します。
正直なところ、同じ水平指向性360度を誇るならばジャーマンフィジックスのユニットを買って、高域に満足できずにエラックのスーパートゥイーターを付加するなんてことよりも(もちろんウーハーも欲しいだろうし)、このMBLの小型スピーカーを買ったほうが幸せになれると思います。あと、DiamondやStradivariやLATを買えるような裕福な方は是非101Eも候補に入れて欲しいと思います。
とにかく衝撃的でした。

AVフェスタ(1)

2005年09月22日 14時27分17秒 | オーディオ
※デジカメ行方不明で携帯写真です。すいません。


【シャープ】
61型液晶ディスプレイにSX10デジタルアンプ、開発中のサラウンドプロセッサ、DYNAUDIOコンフィデンスの5.1chシステムで聴いてきました。コンフィデンスは比較的まともな環境で聴いたのは初めてだったのですが、中低域に若干重さを感じさせる癖がある感じ。昔聴いたコンセクエンスは素晴らしかったのでこれはアンプに力が不足していたのでしょうか。音離れは良かったです。液晶ディスプレイは暗部の再現性などはまだまだと思いますが進歩は随分早いと感じました。
デモの段取りに戸惑っていてプレゼンテーターである評論家の小原氏が若干不機嫌だったのが印象的でした。


【パイオニア】
最新AVアンプとユニバーサルプレイヤーのデモを観て来ました。低域の位相制御技術や自動音場制御技術の比較視聴をやっていましたが、効果に明らかな誇張が感じられました。それから例のDTSデモディスクが使われていたのですが、映画「イノセンス」を「イノセント」と思いっきり間違えて表示していたのには笑いました。
新作スピーカーは画像にある通り質実剛健な造り。ただ、なんとなくソナースとティールを混ぜたようなデザインは少し残念。あとダクトはやはり後ろか下に持っていった方がデザイン的にもすっきりすると思います。音は聴けませんでした。

【ソニー】
TA-DR1の新型が約20万円UPで登場。また9000ESも9100ESになっていました。両者とも価格UPでしたが、特にDR1の20万円UPの理由が見つかりません。むしろ下げるべきだったのではと思います。
そういう意味では、DR1の設計者さんが立ち上げたサウンドデザインのほうが潔いデザインと価格(50万円)で好感が持てます。音もスピードと繊細さが両立して良い印象でした。

eAR Master One 注文しました

2005年09月21日 00時19分00秒 | オーディオ


あまり芸のない選択かもしれませんが、オークションで得た収益を使ってAcoustic RealityのeAR Master Oneを注文する事にしました。
製品のカテゴリーとしてはマルチチャンネル対応DACプリになります。

・8つのDAC、1つのADCを内蔵。
・IEEE1394(iLINK、FireWire)とUSB2.0入力つき。アナログ入力やSPDIF入力もある。
・PCと接続する事でチャンネルディバイダとルームコレクションの機能を持つことが可能
などの特徴があります。

同一カテゴリの他の製品を私は知りませんが、パイオニアのC-AX10やTACTのTCSがわりと近いかもしれませんね。

ただ、発表したての製品でスペックもまだ定かではなく、PCを常時接続する必要があるのかとか、ディバイダやルームコレクションは何チャンネルまで可能かとか、PC接続しない状態でリモートコントロール可能かとか、大切な仕様が分かっていません。単なる外付けサウンドカードである可能性も大だし…というちょっと危ない買い物になります。

この機器の性能を十全に発揮するために新たなPCが必要ということであれば、HTPC化に向けて一気に加速するなんてこともありそうです。

例えばiLINK付きユニバーサルプレイヤーをこの機器にダイレクトに接続してマルチチャンネル再生が可能であればそのような方向もあるでしょう。とにかく到着してからの楽しみですね。

多分、あと1、2ヶ月はかかりそうですけれど。

秋のオーディオフェア

2005年09月19日 23時15分29秒 | オーディオ
毎年恒例の秋のオーディオショー。今年も横浜のフェスタと有楽町のインターナショナルに顔を出そうと思います。前者ではD5パネル液晶プロジェクター、次世代ユニバーサルプレイヤーが目当て。去年感心したmblはもう一回聴きたいです。
インターナショナルの方は去年聴けなかった小型ハイエンドスピーカーに興味津々です。



オークション

2005年09月19日 07時49分57秒 | オーディオ
最近使っていなかった機器をオークションに出品することにしました。置いとくだけなのは無駄だから…なんて理由ではなく、次の機器の資金集めが目的の結構真剣なやつです。
一応中古ショップに見積もってもらったのですが買取額の低さにガックリ。マイナー機器は二束三文になっちゃいますね。
そこで見積もり額を目安に高すぎず安すぎずの設定でオークションに出品すると、最初の回転で落札してもらいました。
さて、これで中堅SACDプレイヤーがキャッシュで買えたりするのですが、そんな無難な買い物はするまい。
マルチアンプかマルチチャンネルか、はたまたその複合型に行くかで今は悩んでいます。
オーディオは買い物を妄想しているときが一番楽しい…

ステレオサウンド156号

2005年09月17日 23時26分02秒 | オーディオ
大抵のオーディオ雑誌は立ち読みですが、ステレオサウンドだけは律儀に買ってしまいます。95号以来だから60冊15年。一冊が2000円とすると12万円。えらく投資したものです。
私のシステムはそんなステレオサウンドファンが絶対買わないような組み合わせですがそんなことはどうでも良くって…この雑誌ってなんだか魅惑的なんですよね。
趣味としてのオーディオの奥深さと愉しさが高いレベルで表現されているからだと思います。

今号のスピーカーの測定記事は非常に参考になりますが記事にもあるように時間(位相)特性を略したのは残念。たとえ公平性を欠いたとしても何らかの意味は掴めたでしょうにね。

ちなみに私は現代型のスピーカーが大好きですが、実はそれは理屈で好きなだけであって、実際聴いてみるとスケール感の乏しさに不満を感じることが多いです。
評論家でいえば聴感でビシッと好みが合うのは昔から柳沢氏なんですよねぇ。なんだか複雑な気分です。
スピーカーで気になるのはフォステクス。キャビさえなんとかしたらシステム7あたりは蹴散らせそうなのに。まぁそれを具現化したのがベルテックになるのかな?



自作スピーカー(2)

2005年09月16日 21時18分22秒 | オーディオ
挑戦するのは13cmコンパクト2Wayスピーカーです。
自作スピーカーのエンクロージャーは、簡単に言うと板をどこかで切ってもらって組み立てるだけで良いのですが、生憎私にはその技術も設備も根性もありません。
やったことのある人はわかると思いますが、設備投資も意外にかかったりするので、私は出来合いのものを使用することにしました。

手持ちのウーハーユニットが6,7リットルのバスレフでうまく動作しそうということで、最近発表された六本木工学研究所の箱に白羽の矢を立てました。

実物がしょぼいといけないので秋葉原の直販ショップに見に行くことに。
エンクロージャーには7、10、15リットルの3種がありました。板厚はそれほどないですが補強がしっかりされており、仕上げも良いので信頼感があります。それに加えて7リットルバージョンは12800円と造りにしては驚異的な安さ。

かなり気に入ったので近いうち購入すると思います。

ところで、この箱の材質がMDFだということに私はほっとしました。パーチクルボードって音が最悪ですからね。

そういえば、最近発表されたクリプトンのスピーカーがパーチクルボード採用らしくってがっくり。いや購入する気なんてさらさらないんですけどね。日本人ですから日本のスピーカーはちゃんとして欲しいと思うわけです。これではユニットが良くて箱が駄目という80年代の日本のスピーカーの汚点をひきずっているようにしか思えないのです。国内で25万円で売るならば805Sあたりを少なくとも物量で凌駕できるようでないと…と日本贔屓の私は思います。