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オーディオと音楽について

「りんごのにおいと風の国」

2010年10月29日 12時02分28秒 | オーディオ
季節柄ハロウィンを扱った曲を。
松任谷由実の「OLIVE」という比較的地味なアルバムの最後に「りんごのにおいと風の国」という六分あまりの長い曲がある。

内容はタイトルの柔らかな雰囲気とは異なる。この季節特有の寂しさを別れの気配に重ねた静かで悲しい曲だ。

特に“猪の小槌”を小道具に使い、情景を映像的なまでに浮かび上がらせる後半の歌詞はさすが。

個人的には松任谷由実で10指に入る佳曲です。

DIATONEの新ダイアフラム

2010年10月26日 22時53分32秒 | オーディオ
三菱がカーボンナノチューブを使ったスピーカー振動板を開発したそうだ。ウーハーとトゥイーター両方が作れるとのこと。
そういえばDIATONEにはその昔DS500というスピーカーがあった。ウーハーとトゥイーターに液晶ポリマーという同一の素材を使い、「等音速」と謳っていた。
これから出てくるスピーカーシステムは、“21世紀のDS500”として、20年の進歩を感じさせるレベルであって欲しい。

また、全帯域同一素材化はaccutonが実用化させたため、テーマとしてはそれほど斬新ではない。
トータルとしての出来に期待したいと思う。

2010グリーンリボンランニングフェスティバル(レース後)

2010年10月24日 12時38分41秒 | その他

10kmを完走した。実測タイムは46分28秒。今までで一番遅いタイムだった。
順位は男子1988人中で348位。参加者数のほぼ6分の1だった。
全く大したことのない成績だけれど、今の自分の実力と練習量を考えると、予想を遥かに超えるタイムを出すことができた。大満足である。

2ヶ月後のロードレースではタイムを二分短縮したい。

臓器移植の登録も決意した。自分の死と同時に誰かを救えるなんて素晴らしいではないか。
さて、周りが納得してくれるかな?

2010グリーンリボンランニングフェスティバル(レース前)

2010年10月24日 08時32分07秒 | その他
あと2時間でレース開始。無風で涼しくて曇り空。天候としては完璧だ。
グリーンリボンランニングフェスティバルは臓器移植を考えることをテーマにしたロードレース大会。
ジョギングブームのおかげか若い女性が沢山いて驚いている。陸上競技を始めて28年。ロードレースの参加も十数回になるが、こんなに明るく華やかなのは初めてだ。
自分の参加する10km男子は参加者が2000人もいる。これならゆっくり走れるかな?

NP-S2000 と OLIVE 3HD

2010年10月21日 23時27分53秒 | オーディオ
ヤマハNP-S2000は多分力作だし、音も良いのだろうけれど、デザインが大失敗している。スタイリッシュにしようとして、ただ薄いだけに終わっている。薄くすることにより本体の使用感も制限されている。個人的には本体ディスプレイにジャケット画像を映したい。
比べてOLIVE 3HDは操作性や使いやすさ、そしてデザインが相当に魅力的。価格もこなれた。ただ、デジタル出力を省くのはやりすぎだと思う。これだけ外付けDACが充実しているのに勿体無い。3HD相当の機能と価格、そしてデジタル出力が付いていたら買うと思う。
まぁ1、2年のうちにどこかのメーカーが発表するだろう。

東京マラソン当落

2010年10月21日 07時24分07秒 | その他
9倍の申し込みに、2年連続でエントリしたとして、実質4・5倍。だったら受かるっしょ。きっと…

と楽天的に考えてたら、落ちた。一度参加できさえしたら成仏するんだけどなぁ。

気をとりなおして、12月19日の「大田区ロードレース」にエントリした。
大切なのは目標設定。また2ヶ月頑張ろう。


レースまで、あと5日

2010年10月19日 23時27分48秒 | その他
グリーンリボンランニングフェスティバルまであと5日となった。事務局から案内も届き、気合いが…


って全く湧かない。

献血作用から復活できず、少し走っただけですぐ息が切れる。情けない。

今夜は5日前だがレース前最後のトレーニングとして少しスピードを上げたペース走とした。
やはりしんどい。肉離れが本当に完治したっぽいのがわずかながらの救い。

あとは野となれ…だな。

金田式アンプ試聴会(その3)

2010年10月19日 19時53分34秒 | オーディオ
ONKENとJBLはいずれも似たような特徴がある。最低域が出ていないし、キャビネットの強度不足や構造からくる箱鳴りが音色に乗っている。またホーン特有のメガホン的な癖もある。恐らく音場の奥行きもそれほどないだろう。
が、それを補って余りある鮮度感や迫力がある。この世界も楽しいと感じた。

試聴会はアナログとCDが半々くらいで使用された。アナログはソースの古いものが殆どであったため、ノイズや歪みが目立ち聴きづらいものが多かった。CDになると当然余計な音が少なくなるが、今度はスケール感が小さくなり迫力も減退する。

アナログとデジタル、高能率スピーカーと低能率スピーカーにはいずれも長所と短所があり、リスナーが何に拘るかによって評価が異なる。今回の試聴会で鳴った音は自分の嗜好とは違うけれど、これはこれで素晴らしかった。

肝心のアンプだがトータルとしての音にどれだけ貢献していたかは判断できない。ただ、乾電池を電源にしたアンプが高能率スピーカーを使用すれば大空間を音で埋め尽くせることには驚いた。
また、私が感じたネガティブな要素は全てプレイヤーとスピーカーから来るものだったと思う。アンプは一切足を引っ張ってはいない。少なくともそれだけはわかった。恐らく極めて優秀なアンプだと思う。

金田式アンプ試聴会(その2)

2010年10月18日 08時00分23秒 | オーディオ
ただし、これはハイエンドショウやインターナショナルオーディオショウとは全く異なる、いわばレコードコンサート形式の試聴会である。

4部構成の会ならば…
・各部の概要
・使用機材
・使用ソフト
この3つを紙1枚で良いから予め明示してあると参加者の満足度は飛躍的に向上したと思う。

さて、音。
結果的に出てくる音は普段聴いているオーディオのそれとあまりに違った。

・ホールを使用している
・オールホーンシステム
・3ウェイマルチアンプ

この3つのファクターはあまりに大きいので、本試聴会の主役であるアンプの実力がよくわからなかった。例えば30畳程度でB&Wなんかが使われていれば判断できていたと思うけれど。

画像(暗くてすいません)の2つのスピーカーが切り替えて使われた。右がONKEN、左側がジムラン。どちらもオールホーンシステムである。一聴してONKENの方が明らかに良い。スケール感、鮮度感、瞬発力等でJBLを凌駕している。JBLの方はこじんまりと慎ましい感じだ。

(続く)

金田式アンプ試聴会(その1)

2010年10月18日 07時57分11秒 | オーディオ
これまで25年以上オーディオを趣味としてきたけれど、アンプの自作に興味を持ったことは一度もなかった。
理由は幾つかある。
・わけがわからない
・細かい作業は苦手
・見栄えが悪い
どれも回避不能の大きな問題である。

でも、音は聴いておきたい。果たしてメーカー品に比べて良いのだろうか?音が良くないならば、作る意味は全くないわけだし。

というわけで、かの有名な金田氏のアンプの試聴会に出かけることにした。会場のコール田無は自宅から30分と近いこともあった。

“多分会場は会議室のようなところで、参加は30人くらいだろう”と読んで時間ぎりぎりで到着すると…

失敗した。会場は小ホールで、しかも参加者数は150~200人くらいだった。左右スピーカー間に座ることは当然できなかった。音場の判断は極めて難しい。

あまりに人が多くて休憩時間にはアンプやスピーカーの周りに人だかりができ、まともな写真は撮れなかった。残念。

会は13時から始まり4時間を超える長大なものだった。無料だったこともあり、企画自体は良かったと思う。遠方から遥々やってきた人もそれなりに満足できたのではないだろうか。
(続く)