Xenos Audio

オーディオと音楽について

戦う核医学検査

2017年01月18日 15時51分44秒 | 心筋梗塞のちサブ4挑戦
今日は核医学検査を行ないました。この検査は運動状態の体に放射線を発する液体を注射して、その放射線量を測定することで特定の部位の血流を測定するというものです。

心筋梗塞後では2回目の検査になります。
前回は擬似的な運動状態を引き起こす何かの液体を注射しましたが、今回は本格的に運動を行いました。

かかりつけ医から“MAXまで運動やっちゃって下さい”と指令が来たとのこと。
どうやらマラソンにダメ出ししたいらしい。

こちらも望むところです。負けてたまるか。

右腕に点滴を刺し、左腕に血圧測定機を巻き、ランニングマシーンに乗りました。

ゆるゆるの平地から急斜面のランニングまで、スピードと傾斜が7段階まで上昇するという予想以上にハードなプログラム。

一般的なランニングと決定的に違っていたのは腕を振ることが許されないこと。バーに掴まった状態で足だけを動かします。登り坂を腕振りなしで走り続けるのはなかなかしんどかったです。

6段階目(傾斜20度)で心が折れそうになりました。もうやめてもいいですよといわれましたが、ここはプライドと意地で最後まで頑張ることを決意しました。

最後の7段階目は22度の傾斜でした。

ところで22度の傾斜ってなかなか想像しにくいと思います。

というわけで計算してみました。



sin22=0.375

1キロ走って振り返ってみたら375m登りきっていたということになります。



言い換えると、1.8キロ走ったらスカイツリーのてっぺんに届くような斜面。
いやちょっと惨すぎるでしょ。

汗だくになって走り終え、その後暫く休んでから撮影を行いました。

検査医の方からは「最後までできる人滅多にいませんよ」と言われました。そりゃ、この検査が必要な人はお年を召した方ばかりだろうし。

でも、妙な達成感がありました。

心臓には明らかな不具合はないでしょう。
ただ、1分間につき、脈が10回近くは飛んでいた筈。検査医の方の途中の「あれ?」という声は多分それではないかと。
まぁ、この現象(期外収縮)は特に気にする必要はないみたいなので、多分大丈夫でしょう。

2週後の受診で結果が出るのが楽しみです。

近況

2017年01月17日 11時04分18秒 | 心筋梗塞のちサブ4挑戦
お久しぶりです。
近況報告です。

11月13日のさいたま国際マラソンの肉体的ダメージは予想以上に深く、一時期は“もう自分は走れない体になったのでは?”と思うくらいの状態になりました。

けれど12月からは徐々に体力が復調。約23年振りに月間走行距離200キロを走破することができました。

ただ、大晦日に謎のギックリ腰発症。

以後トレーニングを2週間休み、おかげで折角培った200キロ分の体力がほぼリセットされてしまいました。

一昨日、無理して走った30kmLSDであまりのスタミナ不足に愕然としているのが今日の状態です。

今月は残りの半月でなんとか100キロ走りたい。

そして、2月と3月で計400キロ走れれば、4月のかすみがうらマラソンで3時間45分位は行けるんじゃない?
という皮算用です。

明日は久々の核医学検査です。素人の自分にとっては、高額な割には得られるものの少ない低コスパ検査にしか思えないけれど、かかりつけ医からの正式なマラソン許可を貰うためには仕方ないです。

故郷の富山は大雪のようです。故郷で暮らしていた若い頃は、冬の間は毎日が雨や雪で、外を走ることが難しかった。

東京はどんなに寒くても、毎日が晴れていて、走るには天国のような環境です。

この有り難みを忘れないようにランニングに励みたいと思います。