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オーディオと音楽について

サッカーワールドカップ日本代表予想

2014年05月31日 07時16分59秒 | その他
サッカーはプレイするのはド下手だけれど観るのは大好きです。

どの位好きか?
サッカーに全く興味のない同僚にウソをついて、ワールドカップの主要な試合の日を休みにしたくらい好きです。

そう、スポーツと言えば、
普段愛国心など全く感じていないのに、スポーツ観戦を通すと「あぁ、自分は日本人なんだなぁ」って感じることはありませんか?

私は、日本が勝つと純粋な嬉しさを感じます。

で、今回のワールドカップでの日本の成績の是非を予想してみると…

残念なことに個性的な意見は全く出てきません。

とにかく「本田」ですよね。

日本が勝つためのパターンは2つです。

•本田が活躍する
•本田の代わりに出た選手が活躍する

“調子の悪い本田を周りがフォローして勝つ”というパターンは厳しいでしょう。

だから言い換えると、“あと二週間で本田のコンディションが戻るか”と、“調子の戻らない本田をザッケローニが切ることができるか”がポイントになると思います。

因みに私は本田のファンです。彼が今、単なるコンディション不良であることを切に願います。

もしかしたら、戻ることが出来ない位絶望的に、本田の実力と体力が落ちてしまったのではないかという恐れを私は払拭することができません。

噂があるように、彼は本当にあの病気なのでしょうか。だとすると彼の葛藤は非常に大きなものだと思われます。

真相は大会後、ですかね。

PCオーディオの導入計画(その2)

2014年05月30日 23時03分16秒 | オーディオ
私が選択した方式は、

『PC上のプレイヤーソフトをiPad/iPhoneで操作する』

というやり方です。
「そんなものとっくの昔から知ってるよ。」なんて笑う人もいるかもしれません。ただ、私はつい最近知りました。

まぁ、オーディオ誌には紹介されていないようなので、知っている人は少数派でしょう。
ネットワークプレイヤーのPCオーディオに対する機能的優位性がほぼなくなってしまうので、敢えて紹介していないのかもしれませんが。

で、操作画面ですがiPadだとこんな感じです。



iPhoneだとこうなります。



この画面を見ただけで、「機能的にネットワークプレイヤーに劣るところは何もない」ことがわかると思います。

ギャップレス再生当たり前。USB-DACによってはソフト側で音量だって変えられます。

次回から詳細です。

PCオーディオの導入計画(その1)

2014年05月29日 09時12分59秒 | オーディオ
1年近くBlogを休んでいる間、PCオーディオの導入はずっと頭の中にありました。
ただ幾つか存在する再生方式の中で何を選ぶかなかなか定まりません。

限られた予算の中で、機能的で、かつ高品質であること。

たったこれだけなのですが、満たされないのです。
以降私の個人的葛藤です…

•NAS
購入に気が進まない。オーディオが置いてある部屋でだけしか音楽を聴かないのにネットワークプレイヤーとNASを設置するのは滑稽。SDカードやUSBメモリの直再生に対しての音質的不利がある気がする。手持ちの外付けHDDとノートPCの容量がそれぞれ1TBあるので尚更。

•データ
FLACがメイン。ジャケット画像は大切で、かつ少しは容量を稼ぎたい。またリッピングで少しでも圧縮できれば。

•ハイレゾ、DSD対応
良い音を出すための必要条件ではないけれど、出来ないよりは出来るほうがまし。

•ギャップレス再生
必須。

•選曲
リスニングポジションには椅子しか置けないため、マウスやPC本体での選曲は不可。

•音量調整
手持ちのプリは本体でしか音量が変えられず、極めて不便。PCオーディオではなんとかソース側で音量調整したい。

•端末
iPhoneユーザーなので何とか活用したい。

•ハードの大きさ、デザイン
目立たないようにしたい。

以上の条件があり悩みに悩んでいたのですが、自分なりの答えをつい最近漸く出すことが出来ました。

(続く)

春のヘッドフォン祭(その3)

2014年05月14日 01時21分06秒 | オーディオ


ヘッドフォンの音質の素晴らしさを初めて教えてくれたのはGRACE DESIGNの901でした。ソニーのMDR-CD900STが余りにも素晴らしい音で鳴っていて、ぶったまげたのをよく覚えています。901の頃は20万もする高級ヘッドフォンアンプは稀だったので特異な製品に思えたのですが、ライバル製品が増えた今ではそれ程高価には見えません。

このm920は901の数世代新しいバージョンですから悪いはずはありません。相変わらずの力感と解像度。

リモコン付きプリとしても使える多機能性もあり、まぁ完璧に近い製品だと思います。



LINDEMANNの100万もするネットワークプレイヤーがイマひとつパッとせず、同じヘッドフォンで試しに繋いでもらったMYTEK DIGITALが価格4分の1にも関わらず素晴らしかったです。無骨なルックスもどことなく品があって好感が持てます。



百花繚乱の25万円付近のヘッドフォンアンプにあって、最もCPが高く思えたのはこのpure DACです。3倍くらいの価格には見えますね。音はバランスよく穏やかに聴こえました。mytekやgraceの後で聴いたので刺激が足りないと感じたのかもしれません。プリとしての使用方法にも魅力があります。



iPadから直接バスパワーで繋がる超小型USBヘッドフォンアンプのHERUS。こんな小さな筐体でも素晴らしい情報量。代理店のお姉さんに無理を言って直の接続と比べましたが勝負になりませんでした。iPadに接続したときのクリティカルなボリューム問題が解決すれば完璧かも。まさに魔法の小箱です。
ヘッドフォンオーディオはHERUSとiPadで十分では?と感じました。



さて、最後の締めくくりです。

自分が、予算無制限で一番欲しいのはGRACEのm920です。

しかし…

誰かにこう問われたとします。

「価格無制限、デザイン不問、とにかく最高に音が良いヘッドフォンシステムを教えて欲しい。」



私は一瞬の迷いもなく、
ゼンハイザーのヘッドフォンHD800(700)と、同じくヘッドフォンアンプHDVD800の組み合わせを挙げます。

ヘッドフォン祭に訪れて、2ブース目でこのシステムの音を聴いたのですが、その後の試聴は単に“ゼンハイザーシステムとの落差がいかに小さいか”を比べるものでしかありませんでした。

クラシックにおける楽器の質感が快感でいつまでも聴いていたい気持ちにさせてくれたのはこのペアだけでした。音場の開放感もヘッドフォンオーディオへの認識を改めさせるレベルです。

40万円は確かに高いですが、でもホームオーディオに比べたら大したことはありません。

興味ある方は是非一聴して頂きたいと思います。

(了)





春のヘッドフォン祭(その2)

2014年05月13日 07時25分49秒 | オーディオ
春のヘッドフォン祭の会場は中野サンプラザ。会場には四つのフロアが使用されていました。適当に聴いた中で、わりと気に入ったものをピックアップします。


エレベータを適当に下りたフロアで最初に入った部屋がタイムロードのブース。



いきなりハイエンド。CHORDのHUGOとご対面でした(代理店の方と対面で音楽を聴く緊張で写真撮り忘れました)。
ボリュームの操作感に特別感があって、奇を衒ってはいるけれど不満はありません。音は瞬発力と質感が高く好感が持てましたが、価格なりのものかは判断できず。純粋なDACとして家庭のシステムで聴くと真価が発揮できるかもしれません。



iFi audioのiDSDはハイレゾ、DSDも聴けて、バスパワーで作動という便利設計。PC、iPadで聴いてみました。自分には音量不足気味でしたがクオリティは十分。筐体の質感も高いのに驚くほどの低価格。私が予想した価格の半分程度でした。入門用にはこれを買っておけば間違いないでしょう。



TEACのヘッドフォンアンプは若干腰高のバランスに感じましたが、それが気にならなくなるくらいの高解像度が快感でした。ダンピングコントロールという妙なモノがついていましたが、若干音色が変わる程度です。
試聴に使ったのはBeyerdynamicのヘッドフォンで、でも相性が最高の筈の同メーカーのヘッドフォンアンプよりも私はTEACの方が好きでした。

そうそう、私はカナル型が生理的にきついので試聴は全てオーバーヘッド型のヘッドフォンを使用しています。

(続く)

Media Desk 2.1(その3)

2014年05月12日 23時06分09秒 | オーディオ





Media Desk 2.1のネットワークはスピーカー端子にくっついているタイプです。廉価版のスピーカーによくありますね。
パーツは抵抗2、コイル2、コンデンサ4です。
手持ちのLCRメーターでネットワーク解析を試みたのですが、要所が接着剤やパーツでガードされていて測定ができませんでした。
4つある青いコンデンサは無極性の電解型です。一つだけ定数が読み取れたのですがなんと32μFもあり、他のコンデンサも同じ定数だとしたら尚更よくわからない回路です。直列で16μFにしているとしても、それでもまだ大きいですし。

とにかくお手上げのネットワークでした。

音を聴いてみようということで、しかし
適当なスタンドが見つからず、XRT-18のウーハー部に乗せて聴いてみることにしました。
高さは約75cm。個人的にはもう少し欲しかったです。

110Hz以下をサブウーハーに任せる仕様のスピーカーですから、重低音は出ませんが、それ以上の帯域は本格派です。

強固なキャビネットが効いているのか音離れが非常によく、スピーカーから出た音は空間に立体的に浮かびます。ボーカルはスピーカーとスピーカーを結ぶ中間点の50cmほど高い位置にピシッと定位しました。音色はクールな解像度系でボーカルも厚みがもう少し欲しい感じですが、ウーハーの追加でなんとかなるかも
しれません。高域も明るいけれど変な癖もなく、とても3000円程度のトゥイーターの音とは思えません。

私はこのスピーカーをリアスピーカーとしてリスニングルーム後方の壁のかなり高い位置に配置することに決めました。



逆さまにしたのは下から見上げたときに底面の固定用ボルトの見映えが悪かったからです。
ただ逆さまにしただけでは違和感があったのでBLUESKYのシールを剥がして貼り直しました。

固定はウーハーを外してウーハーの真後ろの位置に太めの木ネジ一本で留めています。

で、まるでコンフィデンスC1もどきみたいになりました。
そうそう、この画像でわかるように、フロントバッフルのウーハー側面はなだらかに削られています。この辺の繊細さも素晴らしいです。

あと2ヶ月くらいかけてシステムに組み込みたいと考えてます。

(了)


春のヘッドフォン祭(その1)

2014年05月11日 12時39分44秒 | オーディオ
自宅から45分位の場所でオーディオイベント“春のヘッドホン祭”が開催されていたのでふらっと覗いてきました。

若者だらけだと予想していたのですが、蓋を開けてみるとオッさんだらけでした(人のこと言えませんが)。

音楽を楽しむためには音の追求が効果的、と知っているのはやはりオッさんだけなのですね。

インターナショナルオーディオショーに比べて、もちろん扱う製品の価格ランクが大幅に下がりますが、ヘッドホンの性質上、質は十分高いので、いい音が聴けました。

多様な製品を店員の買って欲しい目線を気にすることなく聴けるのもこの手のイベントの良いところです。

そうそう、一般的なオーディオイベントを明らかに上回る点があります。
それは、自分のシステムとの比較が簡単に行える点です。

本来、製品の判断は自分のシステムの1部のみを変更することで行いたいですよね。
このイベントは自分が使用しているプレイヤーやヘッドホンアンプやヘッドホンを自由に持ち込んで構わないのです。寧ろそれを歓迎している雰囲気もあったりします。

室内音響特性という強烈な変数も関係しませんから、まぁここで試聴して気に入って購入したものは、あとで落胆することも殆どないでしょう。少なくとも音質に関しては。

というわけで幾つか紹介したいと思います。ちなみに私はこの分野、ド素人ですので適当に読み流して頂けると助かります。


(1回だけ続く)


Media Desk 2.1(その2)

2014年05月10日 01時36分17秒 | オーディオ
分解したのでそれぞれのパーツについて簡単に述べます。



10cmウーハーは超軽量ですが本格的。自社製でマグネットはネオジウムです。フレームは薄いけれども剛性十分です。



2.5cmトゥイーターはvifaのBC25SC15です。ネオジウムの磁気回路の裏に放熱用のフィンが接着されているのが特徴です。価格的には最廉価クラスです。

両ユニットともフランジの裏にメーカー独自のパッキンが貼り付けられています。この辺の細かい拘りもなかなか。



圧巻はエンクロージャー。横幅、奥行きともに15cm.高さ20cmに満たない外形に対して、フロントバッフル以外は20mm,
フロントバッフルには32mmのMDFが奢られています。しかもコーナーに隅木までしてある徹底ぶりです。

おかげで密閉型のこのエンクロージャーの内容積はたったの2リットル程度しかありません。
で、足りない内容積を補うかのように、これでもかという量の吸音材(流石にウールではない)が放り込まれていました。

“見えないところに物量を”

このような奥ゆかしさは大好きです。

(まだ続く)

Media Desk 2.1(その1)

2014年05月09日 11時43分53秒 | オーディオ
お久しぶりです。多忙に加え、悲しいほどのネタ切れでお休みを頂いてました。申し訳ありません。

この1年3ヶ月ほどの休止の間にオーディオ業界では、ラステームが潰れたり、輸入製品が激しく値上げしたり(円高と消費税に便乗しすぎ)、ポータブルオーディオが台頭したりしていました。

私個人にとってはscanspeakの物凄い値上げがショックでした。折角ヘソクリ貯めていたのに。

金が動かないオーディオBlogが面白くないのは理解しているつもりですが、無い袖は振れないので方向性を思案中です。

まぁ今回はこの1年で購入した唯一のオーディオ製品について語りたいと思います。


半年前に、近所のHARDOFFを興味本位でぶらついていたときのこと。

このスピーカーを見つけました。




BLUESKYのmediadesk2.1です。パワードサブウーハー込みで10万の定価の製品なのですが、売られていたのはサテライトのみでした。

それにしても安かったのです。
ペア4500円!
値札を何度も確認して、他の人に奪われる前に速攻で購入しました。

HARDOFFはこのスピーカーをどこかの国のわけのわからないオモチャのような製品だと思ったのでしょうか。未だに不思議です。
まぁ、これだからHARDOFFは面白いのですが。


というわけでいつものように分解しました。



ユニット用のザクリの精度が完璧過ぎて、ユニットを外すのに苦労しました。ハイエンドでも微妙な隙間が空いていたりするので、これだけでかなりの好印象です。

(続きは次回)