Xenos Audio

オーディオと音楽について

蟷螂

2011年09月30日 12時28分32秒 | その他
鴻巣の田舎道を急いで歩いていた。ふと道端に大きな蟷螂を見つけた。

子供の頃よく捕まえたっけ。今は東京に住んでいることもあって滅多に見かけない。

折角だから写真を撮ろうと思い立った。しかし、約束の時間が過ぎていたので諦め、そのまま立ち去ることにした。

2時間後…

同じ道を帰ってきた。ふと体に何かが飛んできた。

蟷螂だった。すっかり忘れていたので驚いた。
蟷螂が体に飛んできたのも初めての経験だった。
きっと写真を撮って欲しかったに違いない。

Eさん宅オフ会(その2)

2011年09月27日 12時49分56秒 | オーディオ
メインシステムでうまく鳴らない録音の悪いソースが、ある時ラジカセや車、ショップなどで思いの外良い音で鳴っていて、少し悔しい思いをするという経験をした人はわりと多いのではないでしょうか。
CRMの良さはそんな悔しさを感じさせないこと。良い録音は良く、悪い録音もそれなりに聴かせてしまうところと感じました。近距離で聴いても音離れが良く、全帯域において刺激音や癖が少ないので音楽に入りやすい。バランスも不足を感じない程度に両端を丸め、中域に密度感を持たせているのでボーカルが楽しいし、古いソースにも相性は悪くありません。
かといってワンポイント系録音の空間情報の再現も得意で相性が良いと部屋中が音で満たされます。
フルオーケストラのスケール感を求めさえしないならば、CRMは現代最高峰のスピーカーの1つと思います。

で、あくまで予想ですが機器の相性やセッティングにも神経質ではないです。ポン置きで簡単に良い音が出るタイプ(勿論追い込みにも追従する)だと思います。

Eさん、台風の中、楽しい時間を有難うございました。

Eさん宅オフ会(その1)

2011年09月27日 08時51分56秒 | オーディオ
よくメールで情報交換させて頂いているEさんが、あのCRMを購入されたとのこと。半分押しかけで音を聴かせて頂きました。
考えてみればオフ会自体、3年ぶりくらい。なかなか良いものですね。

PC→(USB→SPDIF変換)→SD05→CRMという非常にシンプルなシステムです。部屋は天井高2.6mの専用6畳。PCはノート型で、アルバム500枚以上あるデータはLAN経由で2TBのNASに収納されています。

さて、お目当てのオーディオマシーナ CRM。土台にはサンシャインの薄型ボードに吉田苑のCRM専用スタンドが組み合わされています。このスタンド、色といいデザインといい滅法格好良かったです。
Eさんは音楽の好みが近くて、私が普段オフ会で聴きたくても聴けないような曲を沢山聴けました。

言うまでもなく、オーディオの音というものは部屋を含んだシステム全体からなる結果です。よって、ある特定のコンポーネントの影響を初めて聴いたシステムで判断することは簡単ではありません。

だからこれは経験から来る勘でしか言えないのですが…

CRM、やはり素晴らしいです。一言で言うと、音楽が楽しい。
(続く)

お気に入りスピーカー5機種

2011年09月16日 11時38分23秒 | オーディオ
ステレオサウンド誌の最新号に倣って、自分にとって魅力的なスピーカーを現行製品の中から5つ挙げてみた。悲しいことにこれらの製品を購入することは自分には不可能だけれど。

・THIEL AUDIO CS3.7
・SONUS FABER Stradivari Homage
・MBL 101E
・MAGICO Q5
・B&W 800Diamond

節操がないように思われるかもしれないが、実は共通点がある。

3WAYであることもそうだけれど、このスピーカー達、ユニットが全て正相で接続されているのだ。3WAY以上でこのような特徴を持っているのはどちらかといえば少数派(増えつつはあるかも)。B&Wなどは昔から拘りがあった。
結構重要なポイントだと思う。※StereoPhileを参考されたし

ところでSONUSのガルネリ最新作には驚いた。デザインの劣化が半端でない。品位がごっそり抜け落ちている。
もちろん音はわからないが。

『ジェノサイド』高野和明

2011年09月11日 07時57分47秒 | 
ハードカバーを購入するにもかなりの勇気が要る生活を送っている。けれどこの本が放つ“買ってくれ”というオーラは強烈だった。
ジャンルはSFなのかな?薬学、人類学、宗教、政治、IT、家族愛他様々なジャンルが盛り込まれるため、一言では表現が難しい。
ただ読了してみて言えるのは、頭の中でひたすら面白いハリウッド映画を見終わったような感触。(アメリカおよび大統領批判が強いので映画化は実現不能だろうけど)
分厚い本ではあるが、ストーリーが気になり結局2日で読み終えてしまった。
兎に角面白い小説を読みたいなら絶対オススメです。

余談。
“日本人による虐殺”の挿話に強く反応している人がいるけれど、本書のテーマが持つスケールからすると的外れだと思う。戦争において日本人だけが無慈悲な殺戮を行わないなんて信じられないからだ。
第一、南京で多くの乳児を刺し殺したことを自慢気に話した男性を自分は知っている。日本人とは、ではなく、ヒトとは、そんな性質を抱える種なのだろう。

気になる超小型スピーカー

2011年09月06日 00時20分40秒 | オーディオ
勿論メインに据えるというわけではないけれど、ちょっと試聴意欲を掻き立てられる超小型スピーカーがある。

それはケンブリッジオーディオのMINX。5.6cm円形平面振動板をネオジウムで駆動、加えてピストンとベンディングウェーブのハイブリッド動作。一体どんな音がするんだろう?

ベンディングウェーブといえばマンガーとジャーマンフィジックスを思い出す。両者は全く違う音がする(マンガーは苦手、ジャーマンは大好き)のでMINXも予測不能だ。

自宅でPC用に使用しているBOSEのCompanion3は意表を突くほど良い音がするが、これを明らかに凌駕するなら買ってしまうかもしれない。価格も安いし。

残留ノイズ

2011年09月05日 23時36分49秒 | オーディオ
残留ノイズが許せる人と許せない人がいると思う。ちなみに自分は許せないタイプ。
リスニングポジションで聴こえなきゃいいんじゃない?という考え方もあるんだろうけれど、なんとなく“性能が悪い”気がしてしまうのだ。

同じ意味でアナログレコードを愛好する気持ちには一切ならない。スクラッチノイズは音楽と全く関係のない音であり、それは決して無視できない音圧で鳴るのだから。

残留ノイズの少なさだけなら我が家のオーディオは完璧だ。“耳を近づけても殆ど聴こえない”なんていう緩いレベルではない。C25-6-12のネットに耳をピタリとくっつけてもあらゆるノイズが聴こえない状態になっている。

まぁ、出てくる音は課題満載なのだけれど。
ちなみに金田式プリの爆音問題はCD入力に固定抵抗を入れる形で対処しようと思っている。それにしてもリモコンがないプリアンプは致命的に使いにくい。早めに片付けたいテーマだ。