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オーディオと音楽について

国際福祉機器展2012

2012年09月27日 12時05分24秒 | その他
お台場の国際展示場で行われた国際福祉機器展を観に行ってきました。
先日、“65歳以上の高齢者が3000万人を超えた”というニュースがありました。少子高齢化を反映してかこのフェアも(ゲームショウほどではないにしても)賑わっていました。

寝たきりの人にストレスをかけないための車椅子やベッドに設置する衝撃吸収材なんかが数多く出回っていたりします。

実はこれをオーディオ用インシュレータの素材として活用しているメーカーがあったりするんですよね。

オーディオ業界、まさに恐るべしです。

(16Kmjog)

現用ケーブル(その2)ピンケーブル

2012年09月26日 01時05分37秒 | オーディオ

○CDP→イコライザ
どこのメーカーかもわからない50cmくらいのピンケーブルです。左右一体構造です。価格は1000円くらいでしょうか?貰い物なのでよくわかりません。

○イコライザ→プリ
SAECのSL-1903です。70cmです。確か2万円くらいでした。ある日突然片chの音が小さくなり、原因を調べたらコネクタの接触不良と判明しました。で、すべてのコネクタを切断し、WBTのコネクタに換装しています。

○プリ→パワー
トランスペアレントのMusic Link Ultraという高級品です。長さは1m。15万円くらいするらしいです。なんとこれも貰い物です。
正直、普通の音です。


そう、ピンケーブルに関しては、単線は苦手です。安物fケーブルも高級PCOCCも、解放感が損なわれる方向に聴こえました。
(つづく)

現用ケーブル(その1)

2012年09月25日 23時57分14秒 | オーディオ
私がオーディオを始めたのはもう30年も前になります。経過した時間だけはもうベテランなのかもしれません。

ただ、アクセサリーのメインストリートを走る「ケーブル」に関しては、私は比較的早い時期に(確か25年前くらいに)凝ることをやめてしまいました。

ケーブルによる音の変化が、単に「普通の音」と「酷い音」の2つの間を往復しているようにしか聴こえず、ロマンを感じなかったのです。

加えて、これまで“良い音だなぁ”と感じたシステムには、ケーブルにお金をかけていないものも結構ありました。

よって“ケーブルに対する多くの投資は良い音の必要条件ではない”というのが私の考えになりました。

ケーブルといえば“変わる派”と“変わらない派”というのがあって毎日のように熱い議論が交わされているようです。

私の立場は“構造や素材が極端に異なるものは変わる”というものです。
従って無難な製品(付属品レベルより明らかに上等だが構造自体はシンプル)は皆同じ音に聴こえます。例えば7Nと8Nの聴き分けなんて絶対に不可能です(できる人いるんですか?)。クライオなんかも無理ですね。

構造が奇抜なものは音も個性的で、かつ高価です。音が個性的なほど面白いのは当然で故に高価なものでなければ面白くないと感じています。

そんなわけで次回からは全く凝っていない現用ケーブルを紹介していきます。

東京ゲームショウ2012

2012年09月23日 15時10分22秒 | その他
幕張メッセのゲームショウを訪れました。初めての経験です。

ハタチくらいの学生に「趣味は何?」と訪ねるとゲームと音楽と読書(コミック)の3種でクラスの9割を満たしてしまいます。中でも男子のゲーム好きはかなり多いのです。
予想はしていたつもりですが、それより遥かにゲームショウは凄まじい人ごみと熱気でした。


ただ、思ったのです。


闘わずして闘う。
口説かずして口説く。


「我が国の草食男子生産の源泉はここか」と。


でも、止められないでしょうね。スポーツや戦争ゲームのリアリティーは素晴らしいですから。
自らが持ち得ない力を自在に操る万能感は、男子なら当たり前のように嵌まってしまうでしょう。

ちなみに私は、ゲーム機は何一つ持っていません。
“嫌い“だからではなく、“嵌まるのが怖い”からです。

オーディオの方が趣味としては健全だと心から思います。


『踊る大捜査線 THE FINAL』

2012年09月21日 00時01分06秒 | 映画
私はSFもファンタジーもホラーもジャンルとしては平気なので、“リアリティーがない”のは全く気にならないですし、寧ろそういう部分がある方が映画は面白いとは思っているのですが…

論理的におかしいのはちょっと勘弁して欲しいのです。

例えば『SPEED』における“バス大ジャンプ”とか、『ダイハード3』における“ジェット機爆破”とかって、もう物理的にあり得ないですよね。

クライマックスにおける重要なシーンで、あり得ないラッキーが起きてしまうと、それまで許していた全てが台無しになる気がします。

で、私にはこの映画における“倉庫のシーン”がどうしても許せないのです。

このシリーズがお気に入りだっただけに最終作でモヤモヤしてしまうのはとても残念です。

XRTのヒューズ(続き)

2012年09月20日 01時41分39秒 | オーディオ
XRTのヒューズ交換の続きです。
スピーカーに保護回路は不要。ならばただの銅線にしてしまおうということで、要はヒューズホルダにヒューズと同サイズの銅の棒を換装しようという考えです。

近所のホームセンターでφ6mmの銅の棒を買ってきました。



長さ31mmで4片を切り出しました。

結果は上々だと思います。月並みな表現ですが、鮮度感とエネルギー感が向上しました。低域の解像度も上がったように思います。
特に感じたのは音量を上げたときのボーカルの力感の向上です。私はボーカルの口が小さいのはあまり好きではないので、少し大きくなったのがまた好印象でした。
反面、良質な”甘さ”のようなものがなくなった気もします。
その辺を重要視するかどうかは難しいところですが、総合力によりヒューズなしを当面は使い続けたいと思います。
(10kmLSD)


XRTのヒューズ

2012年09月19日 18時56分43秒 | オーディオ
XRT18の使いこなし記事はパワーアンプの故障により少し気合い抜け中です。ぼちぼち書こうとは思います。

今回は使いこなしの番外編としてXRTシリーズに突っ込まれている保護用のヒューズを扱いたいと思います。
XRT18の場合、スピーカー端子直後とTWへの分岐点でヒューズがかまされています。大入力によるネットワークおよびユニットの破損を防ぐのが目的です。

ヒューズというものはある電流値を超えると切れるようになっているわけで、中身はまぁすべからく細い線なわけです。

XRT18のヒューズも例外ではありません。
直径5mm長さ30mmのよくあるタイプです。2本のヒューズは同じ規格が使われているようです。

で、あまりに細い線が不安だったので直流抵抗を図ってみました。

約200mmΩでした。

ちょっとした太いスピーカーケーブルならメートルあたりの抵抗は10mmΩ程度です。そうすると、なんとヒューズによりケーブル20m分の抵抗がかまされていることになります。TWに関しては2箇所のヒューズを経由するので40m分になります。

40mのスピーカーケーブルなんて精神衛生的に良くないです。第一スピーカーにヒューズなんて文字通り“過保護”では?

というわけで、ここに手を入れてみることにしました。
極めて簡単な方法です。
(続く)
(210<70>*12)

久々に大笑いした映画「少年メリケンサック」

2012年09月17日 00時38分23秒 | 映画
最近、映画はポツポツと観ているのですが、どうも面白いものがなくて…
今回は久々のヒットでした。

「少年メリケンサック」

まぁ、リアリティなんか気にしないで、とにかく「パンク・ロック・コメディー」という特異な
ジャンルをこころゆくまで楽しんで欲しいと思います。


宮崎あおいさんが、こんなアンビバレントな魅力のある女性だとは知りませんでした。
実は凄い女優さんかも。

宮藤官九郎らしさ全開の、細かい演出と伏線には脱帽です。
映画でこれだけ笑ったのは久しぶりですね。

もしかしたら初めてかもしれません。

仕事にちょっと疲れたオヤジ達に、そして、パンクを知らない若者達に、是非おすすめしたいです。

そうそう、挿入歌「ニューヨークマラソン」


何言ってんのかわからないのが、またおかしいです(まぁ、これも伏線)

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そうそう、パンクと言えば一時期、ジョン・ライドンがピストルズ以降に結成した、
パブリックイメージリミテッド(PIL)にはまったことがあります。

ファーストアルバムの1曲目を車で大音量で聴くのが大好きでした。



『Flowers Of Romance』の緊張感には、初めて聴いたとき鳥肌が立ちました。


ADSLを卒業

2012年09月13日 00時31分34秒 | オーディオ
笑われるかもしれませんが、もう覚えていないくらいずっと前から、インターネットはADSL接続です。
この10年くらいで私は住まいを4箇所変えていますが、たまたまどこも中継地から近く、ADSLのスピードに不満がなかったのです。

けれど、ついに重い腰をあげ、光ケーブルを導入することにしました。
きっかけは家庭内LANの構築でしょうか。
家にあるPCとTV、オーディオシステムを全て有線のLANでつなげたい。となるとADSLでは少しこころもとない気がしたのです。
(数字的根拠はありませんが)

オーディオの方向性については、

1、PC⇒USBDAC経由とする
2、ネットワークプレーヤーを使う
3、PCもネットワークも繋げず、メモリ再生とする

上記の3つで迷っています。
1は簡単だが、操作性に難あり
2は便利だが、ハードの性能が不足
3は高音質だが、製品が少なすぎる

多角的な視点でみて、真にバランスがとれているのは現状ではLINNしかないように思います。完全に予算オーバーです。
個人的には多機能メモリプレーヤーに期待をしているのですが、現状ではHDP-R10くらいしか選択肢がないですね。

そういえば、先日寄った吉祥寺ヨドバシカメラで、HDP-R10は売り切れになっていました。
あの、昔の携帯のようなずんぐりしたルックスでも、爆発的に売れるということは、このタイプの製品にニーズがあるということです。
大手メーカーも本腰を入れて欲しいものです。

(11kmLSD)