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「ラ・トラヴィアータ~椿姫~/吉田直矢・APO」

2005年07月11日 23時51分48秒 | オーディオ
CDショップの再生機(例のチェンジャーのやつ)の再生音はお世辞にも良いとは言えないのですが、録音の質に関してはかなり高い確率で判断できるものです。
今日訪れたショップに設置してあったジャズ、クラシック部門のチェンジャー8台位をハシゴして、最も良質、かつ面白い録音だったのがこのCDです。


(詳細はこちら

正確にはSACDハイブリッド(DSD録音)ですね。ピアノ・バイオリン・パーカッションの3人トリオでヴェルディの椿姫を演奏しています。音場が深く広く、バイオリンは艶やかながら煩くなく、パーカッションの音も実在感があり面白い。例えば鈴やカスタネットの音像はビシッと小さくしかも強い実在感をもって定位します。

我が家では低域における打楽器のトランジェントや伸びにおいてこのディスクの良さを出し切れていない気がします。そのような意味でもオーディオチェックとしても使える1枚と思います。

お気に入り度:★★★★

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます (mana)
2005-08-21 12:53:23
エンジニアの長廣です

直矢さんから聴いてアクセスしました



ありがとうございます

これからも精進し頑張りますので宜しくお願いします



ちなみに3枚出ているのですが

少しのマイキングの違いはありますが同じスタジオで同じセッティングで録りました

mixの違いとAPOの素晴らしい演奏の違いをお楽しみ下さい

ご意見も頂きたいと思います

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こちらこそありがとうございます (taket)
2005-08-22 18:54:41
長廣さん、はじめまして。プロのレコーディングエンジニアさんがしがない一オーディオマニアのBlogに書き込んで下さるなんて、いやぁもう畏れ多いものです。ありがとうございます。

折角の機会ですのでうかがいたいのですが、私の再生環境では簡単に表現すると左からper、vln、pと並び、vlnが若干前のようです。曲によっても定位の違いは感じます。特にperの音は6曲目のカスタネットや4曲目の鈴は左奥から聞こえるのですが、1曲目等のドラム?は中央奥のようです。あと、vlnの音像はperやpと比べて(主役であるためか)若干大きめに収録されているように聞こえます。

実際のセッティングはどのようになっているのでしょうか。録音コンセプトなどもお聞かせ頂けると非常に嬉しいです。

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