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オーディオと音楽について

「スターウオーズ/ フォースの覚醒」

2016年03月25日 23時50分06秒 | 映画
昼休みになんとなく、「あれ?スターウォーズっていつまでやってるんだっけ?」と調べてみたら…

なに?今日までだって!

というわけで1930に仕事を切り上げ、久々の1人映画を楽しんできました。

映画館に着いてみると、私と同類の、駆け込みの1人オヤジサラリーマンが一杯💧

この映画、賛否両論あるみたいですね。

私みたいに、“特にファンではないから、ストーリーと登場人物は朧げに憶えている程度”の観客は勝ち組でしょう。

逆にコテコテのファンには、発想のリピート感が半端ないと思ったことでしょう。

あと、登場人物が歳とったなぁと感じている自分自身が子供からオッさんに変わっているという悲しい自覚に覚醒しました。

1300円で2時間続くノンストップアトラクションだと思えば、これはとってもお得であり、安い酒や、つまらないギャンブルに費やすより、ずっと有意義と感じました。




『踊る大捜査線 THE FINAL』

2012年09月21日 00時01分06秒 | 映画
私はSFもファンタジーもホラーもジャンルとしては平気なので、“リアリティーがない”のは全く気にならないですし、寧ろそういう部分がある方が映画は面白いとは思っているのですが…

論理的におかしいのはちょっと勘弁して欲しいのです。

例えば『SPEED』における“バス大ジャンプ”とか、『ダイハード3』における“ジェット機爆破”とかって、もう物理的にあり得ないですよね。

クライマックスにおける重要なシーンで、あり得ないラッキーが起きてしまうと、それまで許していた全てが台無しになる気がします。

で、私にはこの映画における“倉庫のシーン”がどうしても許せないのです。

このシリーズがお気に入りだっただけに最終作でモヤモヤしてしまうのはとても残念です。

久々に大笑いした映画「少年メリケンサック」

2012年09月17日 00時38分23秒 | 映画
最近、映画はポツポツと観ているのですが、どうも面白いものがなくて…
今回は久々のヒットでした。

「少年メリケンサック」

まぁ、リアリティなんか気にしないで、とにかく「パンク・ロック・コメディー」という特異な
ジャンルをこころゆくまで楽しんで欲しいと思います。


宮崎あおいさんが、こんなアンビバレントな魅力のある女性だとは知りませんでした。
実は凄い女優さんかも。

宮藤官九郎らしさ全開の、細かい演出と伏線には脱帽です。
映画でこれだけ笑ったのは久しぶりですね。

もしかしたら初めてかもしれません。

仕事にちょっと疲れたオヤジ達に、そして、パンクを知らない若者達に、是非おすすめしたいです。

そうそう、挿入歌「ニューヨークマラソン」


何言ってんのかわからないのが、またおかしいです(まぁ、これも伏線)

********


そうそう、パンクと言えば一時期、ジョン・ライドンがピストルズ以降に結成した、
パブリックイメージリミテッド(PIL)にはまったことがあります。

ファーストアルバムの1曲目を車で大音量で聴くのが大好きでした。



『Flowers Of Romance』の緊張感には、初めて聴いたとき鳥肌が立ちました。


『ディア・ドクター』

2010年08月29日 17時45分16秒 | 映画
医療とは何かを問う内容であると同時に、本来の自己を超えた存在と周りに認識されることの苦しみを描いた作品だと思う。
主人公の鶴瓶はもちろん、登場人物の演技の巧さが印象的。

基本的には地味な映画だがじわじわと染みてくる面白さがあった。ラストは現実的でなくて好きではないけれど。

それにしても八千草薫さんて可愛いなぁ。

『踊る大捜査線 THE MOVIE 3』

2010年08月22日 19時50分47秒 | 映画
息子を母に預け、妻と映画館に行くことにした。二人で映画館なんて4年振りだ。

踊る大捜査線シリーズは何だかんだで3作とも映画館で観ることになった。

結論から言うと大団円になりきれない大団円といった印象。
“最終回”というよりも“総集編”の色が濃く、ドラマや特別編全てを観たわけではない自分にとっては楽しみきれなかった。

織田裕二さんは今日、結婚を発表したそうだ。お相手は30歳の一般女性ということでなんだか好感が持てる。おめでとうございます。

大沢たかお、江口洋介、織田裕二、福山雅治は自分にとって誕生日が1年も離れていない。

鏡を見ると惨めになるなぁ。

とりあえず、
“1967~1969年生まれはイイ男率が高い”ということにしておこう。



『さまよう刃』

2010年08月17日 20時52分08秒 | 映画
愛娘を殺された父親の復讐の物語。少年法とは?警察とは何か?について考えさせられる映画だった。原作が東野圭吾であったため捻りがあるかと思ったが、あっさり最後までストーリーが流れたのが少し不満。
寺尾聡の演技が迫真力あって良かった。

娘があの殺され方をした父親ならば、多分誰しも復讐を考えてしまうだろう。けれど世の中に類似の事件は不思議なほど少なく、皆無ともいえるほどだ。
何故なんだろう…。

『ニューシネマパラダイス』における挿話の謎を解く(その1)

2010年07月05日 21時36分45秒 | 映画
イタリア映画『ニューシネマパラダイス』。古典的名作という評価が確立されているといって良いだろう。

家族、恋人、夢、故郷、人生に対する愛とは何かを考えさせられる深い映画だ。おまけにモリコーネによる奇跡的なまでに美しい音楽が情感を引き立てている。

ただ、この作品のイメージは時代背景や映像効果のせいで実際よりも古く持たれている気がする。

この映画が発表されたのは1989年。たかが21年前だ。監督のジュゼッペ・トルナトーレは当時33歳だった。つまり、映画の核となる部分において、トルナトーレはアルフレードよりトトに近い年齢だったのだ。

有名な話だが、この映画の完全版は観ない方が良い。短縮版にある“想いの永遠性”が完全版では損なわれてしまっている。
短縮版は巨匠の作品。完全版は33歳の青年の作品。
それくらいの違いがあるのだ。

完全版での興行成績が悪かったから短縮したということである。短縮版の出来の良さは偶然の産物に近いものだったのではないだろうか。

(もちろん続く)
(200〈70〉×10 68.0)

「空飛ぶタイヤ」

2010年06月03日 06時32分01秒 | 映画
あまりに熱心に勧められたので「空飛ぶタイヤ」を観た。昨年WOWOWにて60分5回シリーズで放映された連続ドラマだ。

大手自動車メーカーのリコール隠しを題材にしているため、CMのないWOWOWでしか作れない内容だったそうだ。
当然視聴率など望むべくもないが、にもかかわらずかなり気合いが入っていて内容・構成・演技とも素晴らしかった。特に小企業の社長である主人公(仲村トオル)の正義感、優しさ、部下への思い遣り、仕事への熱さに感動してしまった。
経営者かくあるべし。

ドラマとしてではなく5時間の映画として観たい作品(レンタルもされてます)。
「アバター」で3時間使うより「空飛ぶタイヤ」で5時間使う方が満足度は高いと思う。

ドラマの最後に「テネシーワルツ」(ホリーコール盤)が流れる。テネシーワルツは“彼氏に友達を紹介したら、その友達に彼氏を奪われてしまった”という哀しい曲なので少し違和感を感じた。曲調は合っていると思うけれど。

ちなみにこのドラマ…
「2009年日本民間放送連盟賞において番組部門テレビドラマ番組最優秀賞、第26回ATP賞テレビグランプリ2009においてグランプリおよびドラマ部門最優秀賞受賞」
だそうだ。

(200*12、69.2)

「AVATAR」

2010年06月02日 07時32分18秒 | 映画
“AVATAR”という単語はかのアバロンアコースティックから発売された中型スピーカーの名前として最初に覚えた。それからもう10年は経っていると思う。このスピーカーの大きく面取りした細身で美しいデザインと異様なまでに離れたユニット配置が衝撃的だったのを覚えている。
ちなみにアバターとは“精霊の化身”という意味らしい。映画においては“分身”かな。

“侵略者側の主人公が侵略される側の人々に魅了され、いつしか彼らを守る立場につく”という展開はもはや使い古されたものかもしれない。全体の流れや結末も十分に予測できるベタなものだ。

けれど、この映画で凄いのは映像美と世界観。
自宅の42インチディスプレイでは全くの迫力不足だった。

大画面スクリーンを通して美しい惑星パンドラに没入し、主人公達と一緒に森を駆け、空を飛ぶ。三時間、非日常的世界に浸り、俗世を忘れることができたとしたら、最高。

そんな映画だった。
3Dは観たことがないけれど、それが良質ならば適した映画と思う。


「きみに読む物語」観ました

2006年07月22日 00時38分44秒 | 映画
妻とは一月に一本は必ず一緒に映画を観ることにしています。今回は「きみに読む物語」。原題は「The Notebook」らしいです(詳細はここ)。
何を書いても軽いネタバレになりそうなのでストーリーは控えますが、とにかく私は”時を経ても色あせない想い”というテーマが大好きなのです。従ってしわくちゃの爺さん(あるいは婆さん)が出てきて今も変わらぬ若かりし日の想いなんて語られるとそれだけでほろっときてしまいます。※「タイタニック」なんかもそれなんで私は好きです。
ここに描かれるのは、主人公の静かではあるけれど、ひたむきで強い想い。感動しました。
お気に入り度:★★★★★