Xenos Audio

オーディオと音楽について

ノートPC購入・光ファイバー導入・音楽再生ソフト

2012年10月23日 23時23分48秒 | オーディオ
8年間活躍したデスクトップPCがお亡くなりになったので
新たにPCを購入することにしました。
我が家は3階建てで2階がリビングになっています。
これまでずっと1Fの書斎(?)兼物置にPCを置いていたのですが、
リビングに格上げとなりました。

で、ついでに光ファイバーを漸く導入。
1F,2F(リビング)、3Fに2か所それぞれ有線LANを配置しています。
現在ノートPCはダイニングテーブルの上に設置中。
この記事もテーブルの上で書いています。

PCは個人的にはMACを購入したかったのですが、価格と汎用性の面で
またもWINDOWSマシンを選択しました。

家計の事情から贅沢は言えず、ヨドバシの店頭で安かったTOSHIBAのT552/58FWDという機種にしています。




価格はそれほど高くはないのですが、下に示すように

CPU Core i7
メモリ 4GB*2
HDD 1TB
ドライブ ブルーレイディスクドライブ
Office2010インストール済み

と、同価格帯としてはこれ以上を探すのが困難なほどハイスペックです。

色々使ってみてわかったことは、時代が大きく進歩しているということ。
とても早く、静かですね。十分満足しています。

ただ、どうでもよいアプリが満載なのが気になって結構削除はしてしまいました。
これって価格に還元できないのかなといつも思います。

ちなみに光ファイバーの速度は下りが148Mでした。ADSLでも特に不便は感じていなかったのですが比べてみるととても快適です。

YAHOO BBのADSLを解約するとき、担当の方に言われました。
「10年もご使用頂きましてありがとうございます。」

そう、10年!この10年間、YAHOO BB ADSLには只の1度もトラブルはありませんでした。
感謝しています。

さて、オーディオです。PCオーディオにするかネットワークオーディオにするかあるいはSDカードプレイヤーにするか、現時点では決めていません。
総合的にみるとネットワークオーディオかなと思いますが、機能的にはまだ実用レベルに達していないようです。

ただ現時点で決めたことは、曲名とアルバムタイトル、それからアートワークを表示したいということです。
かといって音質も当然妥協はしたくないですし。

というわけでロスレスかつタグも書き込めるFLAC形式にて、手持ちのCDをリッピングしている最中です。

ソフトとしては、リッピングにはインストール済みだったROXIOを、タグの書き込みにはMp3tagというフリーソフトを使っています。

再生ソフトは、foobar2000とPlayPcmWinを使い分けています。

どちらも当然WASAPIを使用しています。WASAPIがもっと昔からあったなら、eAR Master Oneを手放していなかったかもしれませんね。

ちなみに流して聴くときにはfoobar、音に拘りたいときにはPPWという感じで使い分けています。

まだオーディオに接続しておらず、PC内蔵ヘッドフォンアンプ利用なので偉そうなことは言えませんが、foobarはスッキリハッキリした音。PPWは柔らかく品位の高い音で密度も濃く、両者には結構な違いがあります。foobarでだけ聴いていても特に不満は感じないのですが、PPWで聴いてしまうと戻れない感じです。

再生ソフトなんかで音が変わるのかと半信半疑でしたが、ブラインドテストされてもわかる自信がある程の差です。PPWの音でfoobarの操作性があれば文句なしなのですが。

PCオーディオ分野に関しては、私は完全にビギナーです。
これから徐々に知識を蓄えていきたいと思います。



音展2012と驚きのスピーカー

2012年10月21日 11時27分03秒 | オーディオ
秋葉原で開催されたプチオーディオショウ“音展2012”に、まぁ2時間ほどでしょうか、足を運んできました。
やはりPCオーディオとヘッドフォンが現在のトレンドですね。ただ私はヘッドフォンというものが生理的に苦手なのでスルーし、その他のブースを回ってきました。

アコリバのアクセサリーデモではスペックのアンプでN802を鳴らしていました。ただ、ケーブルやLAN端末の効果云々よりも、音が割れていて評価以前でした。これを放置したのは何故でしょう?

その他ゴールドムントで鳴らす802DiaやTADのフルシステムなども聴きました。この辺はまぁ予想通りの音でした。
クボテックやカイザーのフルレンジはダイナミックレンジ、解像度、スケール感にどうしても限界があります。

で、この音展での出色はなんとSONY。DR1とNR1の組み合わせでした。

このブースだけが他より頭ひとつ抜け出した音を出していました。

SS-AR1については以前このBlogで批判したことがあります。
SCANSPEAKそのもののユニットを自社開発と謳う不誠実さ。地味で面白味のないデザイン。キャビネット素材と組み立てが国産であることの必要以上の誇り。かけられた物量からは信じられない高価格。
と全く魅力を感じないスピーカーだったのです。
初めて聴きましたが、音の方は素晴らしかったです。バランス、解像度、質感、音場等、ほぼ文句なし。ソースへの対応力も広いです。

まぁ、私にとってはSCANSPEAK Revelatorの15cmは正に魔法のユニットで、このユニットを使っている市販品は大抵素晴らしい音に聴こえるのですが…

とても良い経験になりました。“音さえ良ければ”という方には、802DiaやG2000を購入する前に、一応NR1を聴いておくことをおすすめしたいです。

インシュレータと電源極性

2012年10月04日 00時43分24秒 | オーディオ
先日、”メインアンプのeAR501を壊してしまい、ピンチヒッターのeAR202の実力が
低くてモチベーションが下がる”なんて記事を書きました。
人間、窮地に立たされるといろいろやる気が出てくるもので、(そもそも私自身が窮地に立たされてからでないと
動かないようなダメ人間)この状況を解決するために色々やってます。

○スピーカーの3点支持
XRT18の純正スタンドCS-18は、まぁ機能的にもデザイン的にも必須とも言えるものなのですが、このスタンドと
ベースモジュールの間にインシュレータの山本音響工芸PB-10を入れることにしました。



理由は説明するのが面倒なので省略させて頂きますが、両面テープで一旦PB-10をスタンド側に固定してからXRT18の
ベースモジュールを上に置く形にしています。
このPB-10、価格が安い(4個で\3000)割に丁寧に加工してあって好感が持てます。

4点支持か3点支持かの選択ですが、私は随分昔から『前が1点の3点支持派』です。力感の向上が特徴的と思います。
ちなみに、私はアンプやCDPの下のインシュレータに関しては音の差の感知ができません。精神衛生上、それなりには
対策していますが。

○電源の極性コントロール
テスターを使った機器の極性合わせは、3ピンプラグが主流になってから弄りようがなくなり気にしていませんでした。
おかげで極性に関しては認識が薄くなっていた面は否めません。
で、先日チェックしてみたら根本のテーブルタップがひっくり返っていたりエンバイロンメンタルイコライザが結構電源極性に
シビアだったりと恥ずかしい事実を発見しました。
というわけであらためて、全機器の極性を揃えてみたら、なんだか音離れが非常によくなりました。

というわけで、3点支持効果なのか極性揃え効果なのかあるいは両方なのかはよくわかりませんが、トータルとして
力感と実在感が非常に向上しました。実は先日書いたヒューズの削除の相乗効果な気もします。

XRTシリーズを定価7万円以下のパワーアンプで鳴らしている日本人は自分以外にいるのでしょうか。
でも、今の音はそんなには酷くないですよ。多分。


エッジ張替え(その2)

2012年10月03日 00時48分02秒 | オーディオ


右がBefore、左がAfter。


フランジ側の古いエッジを削ぎ落とします。気を抜くとフランジに傷がつくので慎重に。



ダイアフラム側のエッジはカッターで慎重に落とします。勿論ここは集中します。

で、接着剤でエッジをくっつけるだけ…


と、文字で表すのは簡単なのです。
しかし、接着剤の選定から始まり、接着剤の量も多すぎず少なすぎず、ダイアフラムを汚さないように気をつけなければならないし、センターをピシッと決めなければならないし、まぁ大変な作業でした。

こんな作業を毎日やっている中国とかデンマークとかの工場のおばちゃんて心から尊敬します。

辻井伸行君のドキュメント

2012年10月02日 00時44分24秒 | 音楽ソフト
アシタスイッチという深夜番組で辻井伸行君が平原綾香さんと対談している番組を観ました。

私はこれまで辻井君のことをよく知らなかったのですが、番組を観て彼の純粋さとポジティブさに心を打たれました。

演奏シーンを観てふと気付きました。

盲目でピアノを奏でることは、他の楽器より遥かに困難ではないかと。

管楽器も弦楽器も絶えず指先の位置を確認しながら演奏できます。

でもピアノは違います。まともに演奏するためには中空にある立体的かつ細かな鍵盤の位置を完璧に把握する必要があるのです。

もう演奏できるだけで神の領域だと私は思います。


彼のショパンが、彼のモーツァルトがどうだこうだと言える音楽的素養が自分にはありません。

ただ、自作曲は素晴らしいと感じます。浮かび上がる情景が極めて美しいのです。

「それでも、生きてゆく」


というわけで、私としては辻井君にサウンドトラックの作曲家として大成してもらい、“日本のモリコーネ”と呼ばれるまでになって欲しいと期待しています。