Xenos Audio

オーディオと音楽について

100Hzのディップ

2010年02月12日 12時18分20秒 | オーディオ
今の家に住み始めてから三年になります。オーディオはリビングに置いています。面積は16畳。容積は一部吹き抜けになっていたりしてよくわかりません。とにかく今のリビングは、それまで使っていた部屋と比べて圧倒的に音が良いので問題があるとは思っていませんでした。特性も80Hz以下しか測っていませんでした。ところがこんな大きなディップが100Hzにあるとは…
低音の空気感の不足はこれが原因かも?私はウーハーの口径のせいだと思いこみつつありました。
ただピークだったら良かったのです。イコライザで潰せば良いだけなので。
ディップの場合、イコライザはあまり役にたちません。

さて、どうしたものか…
とにかくこれから色々やってみることにします。

VT-6.5(その6)※最終回

2010年02月09日 01時56分36秒 | オーディオ
Artemis EOSのETON7-380/32HEXをVenture AudioのVT-6.5に換装する試みは結果として投資を上回る大成功でした。
VT-6.5がどのようなユニットかは判断が難しいです。同じウーハーとトゥイーターを使用したとしても、ネットワークの調整により音場、質感、バランス、解像度等の印象に大きな違いが出てくるからです。このユニットは特にそれを強く感じました。
やろうとしたことにリニアについてくるような柔軟性があり、調整にはそれ程難航しませんでした。使いやすい方のユニットだと思います。
いずれにせよ、低域の伸びは圧倒的。かといって低域重視のもっさりした音かというとそうでもなく、中域の解像度も7-380を上回っています。
全域で力感も向上しており、かといって硬質感があまりないので耳に心地よいです。
ACCUTONのセラミックTWとの相性は悪くはないですが、ベストでもないと感じました。メーカーはAMTと繋げていますが一度聴いてみたいものです。
C2-12はメーカーの奨励するクロスより低い周波数で使っていますが、何故か変な癖を出すこともなく頑張っています。蛇口全開的に性能を限界まで使っているような鳴り方です。ただこれは好みが分かれるかもしれません。
いずれにせよ現状は満足しましたので、あとはパーツの高級化と低域のディップの解消にテーマを移していきたいと思います。




VT-6.5(その5)

2010年02月04日 01時33分33秒 | オーディオ
VT-6.5(その3)で公開したクロスオーバーネットワークの続きです。
TWのC2-12に並列に接続されているネットワークにはEOSオリジナルのものを拝借しました。
以前、LCRメータを使ってオリジナルのネットワークの定数を探っていたとき、TWに何かが接続されているらしいことがわかりました。更にそれは、
・コイルのみではない
・抵抗のみではない
・コンデンサのみではない
・コンデンサ+抵抗ではない
ということもわかりました。

これ以上は推測の域を出ないのですが、これはF0を潰しているか、あるいは音色の調整だろうという結論に達したのです。
となると自作ネットワークに並列に繋いでも面白いのではないかと閃いたのです。

で、遊び半分に繋げてみたら、音場に深みが増し、音色にも品が出て驚いてしまいました。これはもう一聴歴然レベルであり、元に戻せるものではありませんでした。

以下に比較のグラフを示します。



ほとんど同じに見えますが、よく見ると1.5kHzから4kHzのスムーズさに違いがあります。
上が並列のネットワークを繋いだもの、下がはずしたものです。
f特がほとんど同じでも、ほんの少しの回路変更で音色や音場に差が出るという好例と感じました。
次回はVT-6.5編のとりあえず最終回(インプレ)です。



ACCUTONの新ホームページ

2010年02月03日 02時05分48秒 | オーディオ
ACCUTONの新ホームページが開設されたことに一ヶ月半も気づきませんでした。
全くやる気のなかった旧ホームページから大きく前進しましたね。
FOSTEXもこの位、気品と知性の感じられるデザインのサイト作れたらいいのになぁ…



恐らく非常に高価でしょうけど、サンドイッチコーン採用のS280、欲しいです。
(3D-pdfで遊んでみました)