インクルーシブな社会のために

障害の有無程度に関わらず支え合う社会へ ~ハマジョブネットワーク~

「いっしょに学び、ともに生きる」発表会に出席!

2005年03月06日 | 記事
3月5日、東京学芸大学で、知的障害のある人と一般市民を対象にした公開講座「いっしょに学び、ともに生きる」の発表会がありました。

この講座は、1995年に、知的障害のある人を対象に始まったのですが、今回は初めて、一般市民を同じ参加者として加えたんだそうです。
僕は97年ごろ、ある青年学級にボランティアとして参加していたのですが、健常者=スタッフ、障害者=受講者という図式に違和感を感じていました。(とはいえそれを指摘する情熱はなかったのですが…)
今回の講座内容は、書道/天気/詐欺への対処で、最後のはプロの劇団員を迎えてロールプレイをしたということで、面白いだけでなくとても実践的でした。

とにかく感動することだらけだったのですが、ベスト3を言うと、
①学芸大教授の菅野さんが、発表会の最後に行った、知的障害者の生涯発達についての講義。年をとっても発達し続けるのは知的障害者であっても同じ。仕事があるだけじゃダメで、生きがいが大事なんだ。深くうなずき続けました。
②そんな難しい内容の話を知的障害のある受講者が、とても熱心に聴いていたこと。メモを取る方もいたそうです。
③公開講座を作り続けた、大学や養護学校教員その他大勢の方々の個性的で意欲的な面々。講座の後の打ち上げでも、刺激的な話がポンポン出るんです。

あと、愛知県立大学の先生がゲストでいらっしゃっていましたが、
その方の愛知での取り組みもまたすごい!
いつかここでも取り上げたいですが、生涯学習のテーマとして
受講生自身の要望で、性同一障害、拉致、憲法9条などを学んだんだとか。

ほんとにいろんなものをもらいました。僕もやるぞ!!

横浜市役所の就職セミナーに参加!

2005年03月06日 | 記事
3月4日、横浜市役所が主催した就職セミナーに参加しました!
僕は、「障害者の就労・雇用支援の担当者」として仕事のこと、福祉や役所のありかたについて話をしました。
その後、個別ブースで志望者と1対1で向き合い、質問を受けました。
不安と戸惑いを漂わせている彼らですが、目は輝いています。僕の話がほんの少しでもヒントになればいいのですが…。
皆さんがんばってください!

ちなみに「始動。」というフレーズは3年ほど前に僕が考案したものです。