ボクシングレヴュー

「TM」はタイトルマッチ、階級名につく「S」はスーパー、「L」はライトの略です。

来月4日、坂田V2戦

2007年10月27日 | その他
来月4日、WBA世界フライ級チャンピオン坂田健史の
2度目の防衛戦が行われる。しかし、もともと地味なボクサーで
ある上に、「亀田騒動」の煽りを食ったこともあってか、あまり
大きく報道されていない。

協栄ジムで行われた会見でも、亀田に関する質問が相次いだという。
記者の数は多かったようだが、ジム内の不祥事の直後だけに
例えば会長が満面の笑顔で宣伝したとしたら、どこか不謹慎な
印象を持たれてしまうかもしれない。

実際、この騒動に関して何の責任もないはずの坂田が、
「協栄ジムの信頼を失った状況なので、ジムの代表として
自分がしっかりした形で勝ってアピールしたい」などと
発言してしまう状況というのも気の毒だ。


それはともかく、坂田にはぜひ勝ってもらいたい。
数々の苦闘を経て、地味ながら着実に力をつけてきた坂田。
一見単調なファイターのようにも見えるが、ファイターとしての
細かい技術はたくさん持っているのではないだろうか。
案外長期政権を築き、気付いたらフライ級の中心人物に
なっていた、ということもあるかもしれない。


肝心のテレビ放送だが・・・今僕が住んでいる宮城県では
地上波の放送はないようだ。坂田の試合前には、いつも
テレビ中継があるのかどうかでやきもきしてしまう。
CS(TBSチャンネル)での放送予定も今のところないが、
過去に急遽放送されることになった例もあるので、マメに
チェックしておこうと思う。