内藤大助に王座を奪われた前WBC世界フライ級王者ポンサクレック・
ウォンジョンカムが、タイでフィリピン人選手を相手に再起戦を行い、
8ラウンド判定勝ちを収めた。
内藤の次戦は相変わらず未定だが、現在のところ、来年2月に
タイでポンサクレックの挑戦を受ける可能性が高いようだ。
そのため、内藤のことを思い浮かべながらタイのテレビ中継を
観戦した。
まずは無難に勝利したという印象だが、時折相手の右をもらっており、
右パンチに対する反応が若干鈍いような気もした。また、基本的には
的確にパンチを当てていたものの、ラフなフックを空振りする場面もあった。
相手はなかなかの好選手ではあったが、攻め口に工夫がなく、
格下であることには変わりない。その選手の右をもらっていた
ことから、内藤ならもっと当てられるのでは、とも思った。
しかしこれは格下相手に油断があったため、とも考えられる。
内藤と戦う時はもっと気を引き締めてくるはずだ。
敵地での試合だということや、これまでの実績などを考え併せれば、
やはり内藤不利という予想は変わらないだろう。年齢的な不安もある。
ただ、内藤は他の日本人ボクサーに比べれば、まだ「敵地慣れ」
している方だとも言える。最初のポンサクレック挑戦を始め、
日本タイトル挑戦や東洋太平洋タイトルの初防衛戦も敵地だった。
その内藤が敵地開催も厭わないと言っているのだ。ジムにお金が
ないから、という理由だけではないのではないだろうか。あるいは
前回の対戦でポンサクレック攻略の「コツ」のようなものを
見つけたのかもしれない。そもそも、内藤は以前から「不利」を
予想された方が戦いやすいと発言している。
人によっては「奇跡」とさえ形容した王座奪取劇。敵地防衛という
大仕事を果たし、またも世間を驚かせることが出来るだろうか。
ウォンジョンカムが、タイでフィリピン人選手を相手に再起戦を行い、
8ラウンド判定勝ちを収めた。
内藤の次戦は相変わらず未定だが、現在のところ、来年2月に
タイでポンサクレックの挑戦を受ける可能性が高いようだ。
そのため、内藤のことを思い浮かべながらタイのテレビ中継を
観戦した。
まずは無難に勝利したという印象だが、時折相手の右をもらっており、
右パンチに対する反応が若干鈍いような気もした。また、基本的には
的確にパンチを当てていたものの、ラフなフックを空振りする場面もあった。
相手はなかなかの好選手ではあったが、攻め口に工夫がなく、
格下であることには変わりない。その選手の右をもらっていた
ことから、内藤ならもっと当てられるのでは、とも思った。
しかしこれは格下相手に油断があったため、とも考えられる。
内藤と戦う時はもっと気を引き締めてくるはずだ。
敵地での試合だということや、これまでの実績などを考え併せれば、
やはり内藤不利という予想は変わらないだろう。年齢的な不安もある。
ただ、内藤は他の日本人ボクサーに比べれば、まだ「敵地慣れ」
している方だとも言える。最初のポンサクレック挑戦を始め、
日本タイトル挑戦や東洋太平洋タイトルの初防衛戦も敵地だった。
その内藤が敵地開催も厭わないと言っているのだ。ジムにお金が
ないから、という理由だけではないのではないだろうか。あるいは
前回の対戦でポンサクレック攻略の「コツ」のようなものを
見つけたのかもしれない。そもそも、内藤は以前から「不利」を
予想された方が戦いやすいと発言している。
人によっては「奇跡」とさえ形容した王座奪取劇。敵地防衛という
大仕事を果たし、またも世間を驚かせることが出来るだろうか。