「中年の星」としてテレビなどで度々取り上げられ、ボクシングファン以外にも
その名を知られる41歳の西澤だったが、大差の判定(117-113、118-111、
118-110)で初防衛戦に敗れ、王座を失った。
この両者は過去にも2度対戦経験がある。いずれも東洋太平洋スーパー・
ミドル級の王座決定戦で、一度は引き分け、2度目は西澤が2-1の判定で
際どく勝利している。それはもう6年近く前の話で、現在31歳のステントンと
41歳の西澤の体力の差を考えると、長丁場の勝負では分が悪いだろうとは思っていた。
そして西澤はタイトルを失っただけではなく、引退の危機にも直面している。
日本ではボクサーの「定年」は37歳と決められているが、タイトル保持者や
世界挑戦経験のある選手などは、特例として37歳を過ぎても現役であることが
許されている。しかし、西澤の場合は2004年から05年にかけて3連敗を
喫した時に一度JBCから引退勧告の話があり、それ以降は「試合内容が悪ければ
引退」というのがほぼ決定事項のように言われていた。
当然、今回の敗戦もそれに当たるだろう。JBCは、週明けにも引退勧告をする
可能性があるという。果たして西澤の今後はどうなるのだろうか。
その名を知られる41歳の西澤だったが、大差の判定(117-113、118-111、
118-110)で初防衛戦に敗れ、王座を失った。
この両者は過去にも2度対戦経験がある。いずれも東洋太平洋スーパー・
ミドル級の王座決定戦で、一度は引き分け、2度目は西澤が2-1の判定で
際どく勝利している。それはもう6年近く前の話で、現在31歳のステントンと
41歳の西澤の体力の差を考えると、長丁場の勝負では分が悪いだろうとは思っていた。
そして西澤はタイトルを失っただけではなく、引退の危機にも直面している。
日本ではボクサーの「定年」は37歳と決められているが、タイトル保持者や
世界挑戦経験のある選手などは、特例として37歳を過ぎても現役であることが
許されている。しかし、西澤の場合は2004年から05年にかけて3連敗を
喫した時に一度JBCから引退勧告の話があり、それ以降は「試合内容が悪ければ
引退」というのがほぼ決定事項のように言われていた。
当然、今回の敗戦もそれに当たるだろう。JBCは、週明けにも引退勧告をする
可能性があるという。果たして西澤の今後はどうなるのだろうか。